ビジネスシーンにおいて上司などから「君は仁義を切ったのかね?」だとか「一応は仁義を切っておくように」なんていわれたことがあるのではありませんか?

仁義を切る”という言葉の意味を知っていれば、すぐにでも返事を返すことが出来るでしょう。

しかし、”仁義を切る”という言葉がまさかビジネスシーンでも使われると知らないでいると「この人は私に何を求めているのだろう?」と疑問で頭がいっぱいになってしまうはず。

というのも”仁義を切る”というのは、ビジネスに関わらない人であれば”ヤクザ”だとか世間から外れている人が使う言葉だと認識していることが多いからです。

そのような言葉をどうしてこんなビジネスシーンで使うのだろうか…。

「仁義を切っておいてというのは、連絡をするな」という意味なのだろうか…なんて考えてしまっていませんか?

それでは、ビジネスにおける業務連絡を円滑にすることができず、あとあと問題になってしまいます。

そのようにならないためにも、またビジネスシーンで実は多く使われている”仁義を切る”という言葉だからこそ、この記事でその意味やどのように使えばいいのかを確認しておきましょう。

この記事では、”仁義を切る”という言葉の意味だけではなく、その言葉がどのように誕生してきたのか、どのような業界で多く使われている言葉なのかもお伝えしています。

あなたの働いている業界では関係のない言葉でも、その言葉を使う方はいることでしょう。

そんなときに悩まずに即答できるように、ぜひともこの記事で勉強していってください。

この記事を読めば、”仁義を切る”という言葉を受身で受け取るだけではなく、使いこなせること間違いなしです。

「仁義を切る」の理解を深めよう

ここで質問です。

あなたは”仁義を切る”という言葉に対してどのような印象を持っていますか?また、その言葉はどのような意味を持っていると思いますか?

よくヤクザ映画だとかそのようなたぐいのドラマや書籍などにふれる機会の多い方は、間違いなく「極道で使われる言葉」と答えることでしょう。

いいや、そうではなくて中国の儒教の教えだよ!という方もいらっしゃるかもしれないですね。

「仁義を切る」という言葉の意味は、どちらでも正解です。

しかし、今回議題にしている「ビジネスシーンにおける”仁義を切る”」という言葉は、それらの意味合いでは通じないんですね。

いや、通じることもあるのですがやはり根本的なところに”ヤクザの使う言葉”という印象を持っていたり、”儒教の教え”なんて思っているとどうしてもビジネスに繋がらないようになってしまいませんか?

それを防ぐために、またせっかく”仁義を切る”という言葉を理解しても、「その瞬間」に相手が意図している”仁義を切る”の意味合いを理解していなければ、会話も続きませんし、最悪の場合は契約や仕事の破談につながってしまうこともあるでしょう。

要するに、どんなときでも「そのとき」に使われている”仁義を切る”という言葉の意味をしっかりと理解しておくべきなんです。

なかには、”仁義を切る”という言葉の使い方だけを知ることが出来ればいい、どんなときに使えばいいのか知りたいという方もいるかもしれませんね。

そのような方は、こちらを飛ばしていただいて次の項目へ進んでください。

そのような気持ちを持っていたとしても、「”仁義を切る”という言葉が使われているときに誤解をしたくない」「間違って解釈したくない」と感じているのであれば、このままこの章の項目を読み進めてください。

なぜかといいますと、ここでは”仁義を切る”という言葉の元々の意味、そして現在使われている意味、また”仁義”とはいったいどういうものなのか・・・など”仁義を切る”という言葉の理解を深めるための説明をしているからです。

ここを読めば、どんなシチュエーションで”仁義を切る”という言葉を使われたとしても、臨機応変に対応できるようになるでしょう。

仁義を切るとは?


ビジネスシーンにおいて、またはヤクザ・極道の人々の会話のなかにおいて、そして中国の昔話のなかで”仁義を切る”という言葉が出てきたかもしれません。

それぞれちょっと意味合いが変わってきます。

というのも、由来は同じなのですが…。

由来についてはまたのちほどお伝えするとして、それぞれの”仁義を切る”という言葉の意味を学んでいきましょう。

まず、ビジネスシーンにおいて「仁義を切る」という言葉が使われている場合です。

社会人になると、学生時代やそれ以前の生活では聴いたことのなかったような言葉を耳にする機会が増えてきますよね。

ずばり”仁義を切る”という言葉は、そんな普段の生活ではあまりきくことのないビジネス用語なんです。

ずばり、ビジネス用語では「連絡をする、(何かあること・用件・現在の状態状況などを)伝える」という意味合いになります。

ビジネスシーンでは、連絡するのが基本です。

仕事が成功しても失敗しても、何があっても途中経過を伝えるのが暗黙のルールになっています。

特に他社や他の社員と連動して仕事を進めているのであれば、その連絡はとても重要な意味をなすことに。

あなたが社会人、もしくはビジネスシーンに携わるような日常を送っているのであれば、連絡の重要性については理解しているはず。

しかし、”切る”という言葉が入っているのに「連絡をする」っておかしいなぁと感じるかもしれません。

たしかにそのようにかんじてしまいますが、「切る」という言葉が使われているなかで「しらを切る」という言葉を知っていませんか?

このように「切る」という言葉は、何かを発信する、自分の抱いている気持ちを態度や声にだして相手に伝えるという意味も持っているんです。

今回の”仁義を切る”という言葉もそのように”発信する””発する”という意味合いの「切る」が使われていると思ってくださいね。

元々の意味

”仁義を切る”という言葉は、ビジネスシーンで使われているし、すでに使っている方もいらっしゃることでしょう。

しかし、ひとつ前の項目でもお伝えしましたが”仁義を切る”という言葉は、ビジネスシーンだけで使われているわけではありません。

それどころかヤクザなどのちょっと道から外れているような人が使っていたり、中国の儒教についてのべられている書籍などに登場することもあるのです。

ずばりビジネスシーンにおいて使われている”仁義を切る”という言葉が出てくる前に、もともとはヤクザなどが使っていた”仁義を切る”という言葉がありました。

その前は、なんと中国の儒教において「仁義を切る」という言葉での意味で使われていたのです。

要するに、数十年前までは現代のようにビジネスシーンにおいて「仁義を切る」という言葉があまり使われていなかったことになります(もちろん先取りして使いこなしている人がいたかもしれません)。

そのため、”仁義を切る”という言葉の元々の意味は儒教からの教えでの意味における「人が守るべき、守って当たり前な道徳」というものでした。

儒教というのは、日本の武道や武士の方たちの戦いの軸になっていたことでも有名ですよね。

それは”道徳を守る”という意味合いがとても強かったからなんです。

ビジネスシーンにおいても、どんなときでも”常識”だとか”道徳”というものが求められています。

道徳のない人間というのは、それだけで信用を得ることが出来ませんし、たとえ信用を得ることが出来たとしても”道徳がない””その気持ちがない”ということが相手に伝わってしまえば、培ってきた信頼を失うことになってしまいます。

そのような道徳を重んじるヤクザ社会においても、この”仁義”という言葉が遣われるようになりました。

特にヤクザ社会では、縦のつながりが重要視されていますよね。

上の者を敬い、そしてその世界に伝わる道徳だとかを守ることが出来なければ、破門されてしまいます。

また、ヤクザ社会であっても連絡についてはとても重要視されているんですよね。

まぁ色々ある世界なので内容ははしょりますが、ヤクザやちょっと道を外れている人たちのなかにおける”仁義を切る”という言葉は、その業界内において「挨拶をする」そして、その業界内で守られている「ルールに従うと宣言する」という意味になります。

特にヤクザ社会というのは、一般社会に比べると独特の固有のルールがあるものです。

(おつきのものがトップのお風呂を手伝うなどなど)ヤクザになったからには、それを守り”筋道を通して”ヤクザを名乗ると約束をするということになります。

このように中国からの教え…からのヤクザ社会における”仁義を切る”という言葉の意味が、現在ビジネスシーンで使われている”仁義を切る”という言葉の元々の意味になります。

転じてどういう意味?

ヤクザ社会においての”仁義を切る”という言葉の意味は理解できましたか?

その「ルールに従う」「業界内で挨拶をする」というのをよーく眺めてみると「伝える」「自分から相手に発信する」という意味が共通しているのがわかるでしょうか。

これらから、現在のビジネスシーンで使われている”仁義を切る”の意味である「連絡をする」「相手に伝える」という意味に伝わったんです。

とはいえ、なかにはこのヤクザ社会の使い方をまねして「業界内で挨拶をする」意味で使っている人もいます。

しかし、口頭で「仁義を切るように」と言われるような場合は、そちらの意味ではなく「(相手方などに)連絡をする・一言いれるように」という意味合いになるということを肝に銘じておいてください。

そもそも「仁義」とは?


これまでに「仁義を切る」という言葉の意味についてご紹介してきましたね。

そのなかで”中国の儒教からやってきている言葉”だということをお伝えしました。

覚えていますか?

ビジネスシーンにおいても、ヤクザ社会でも使われている”仁義を切る”という言葉は、その中国の儒教からの教えが派生したことは間違いありません。

とはいえ、さきほどもお伝えしましたが現在使われているような”仁義を切る”という言葉の意味とは少し似ても似つかないところがありますよね。

そもそも”仁義”とは、繰り返しになりますが「人が守るべき、守って当たり前な道徳」という意味合いになります。

また「道徳」とは、「生活を営んでいく上ですべての人が守るべき基準」のことをさしています。

要するに、社会ルールや暗黙に多くの人がしたがっているルールのことになります。

あなたは、道徳を守った生活を送ることが出来ますか?

また、反対に不道徳というのは、そのように守るべきものから逃れ、本来であればやってはいけないということをやってしまうことをさしています。

(窃盗・人殺し・不倫など)

ビジネスシーンにおいてもやっていいこととよくないことがありますよね。

まさに相手方に連絡をすること、伝えることというのは、とても重要なことであり、またできて当たり前のことであるということなのです。

仁義を切るの同義語

これまでに”仁義を切る”という言葉の意味やその由来などをご説明してきました。

繰り返します。

”仁義を切る”という言葉は、「連絡をする一言相手に伝える」ということになるということでしたね。

とはいっても、実際にあなた自身がこの言葉を使うことにならなければ、その意味を忘れてしまうかもしれません。

しかし、上司や目上の人などから「仁義を切れよ」なんていわれたときにそれをすぐに実行できなければ、あなたのビジネスの信用を失うことに繋がります。

そのようにならないように、ここでは”仁義を切る”という言葉の意味への理解を深めていきましょう。

そのためにおすすめなのが同義語を勉強するというもの。

どのような言葉にも同じような意味合いを持っている言葉というのが存在します。

今回ご紹介している”仁義を切る”という言葉も、そのような同義語があるものです。

しかも幸いにも、多くの方がどこかで聞いたことがあったり、私生活の中で既に利用なさっているということもあるでしょう。

そのため、他の言葉に比べれば”仁義を切る”という言葉は理解しやすいのかもしれません。

こんな話はさておき、”仁義を切る”という言葉の同義語をみていきましょう。

たくさんあるように見えますが、それぞれの意味が”仁義を切る”の言葉を使うさいの意味合いとして使われる可能性があるものです。

ぜひ、頭に入れておいてくださいね。

筋を通す

あなたは、日ごろから筋の通るように行動していますか?

「筋を通す」というのは、最初と最後で必ず物事が一貫していることをさしています。

また、道理にかなっているように自ら行動していくことをさしています。

例えば、あなたの恋人が「毎月10万円を貯金している」とあなたに伝えているとしましょう。

そこには確固たる意思がみえていました。

しかし、いざ結婚するとなってその恋人の貯金額をきいてみると「30万円しかない」というのです。

この場合、貯金するといい始めてから3ヶ月しか経っていないのであれば、貯金額が30万そこらであるというのは理解できますよね。

しかし、その貯金をするといい始めてから2年たっていたらどうでしょうか。

本来であれば、12ヶ月×10万円=120万円の貯金がされているはずなんです。

要するに、最初にいっていたことと結果がまったく別のものになっているということになります。

相手のことがどんなにスキかもしれないですが、このように首尾が一環していない人というのは、第3者からみれば信用に値しない人になります。

また、会話をしているときでも最初にいっていた意見と、誰かの意見を聞いた後に発表した意見がかなり違っているとそこにも一貫性が見られません。

コロコロと考えが変わっていることになります。

このように”何に関しても一本の筋が軸となっている”ということを筋を通すといいます。

あなたはどうでしょうか。

もしも今は筋が通っていないと思うのであれば、筋を通せるように今から一貫した行動をするようにしましょう。

特にヤクザ社会における”仁義を切る”という言葉は、この”筋を通す”という意味で使われていることが多いということを覚えておくといいかもしれません。

報連相

社会人になれば誰もが守るべきルールとされているのが”報連相”、通称「ホウレンソウ」ですね。

あなたは、現在の仕事においてホウレンソウができていますか?

ホウレンソウといっても食べ物のほうれん草ではないことくらいわかっているかと思います。

報告の「報」、連絡の「連」、相談の「相」の3つをあわせて報連相とよばれているんです。

仕事をしていると予期しない問題などが発生するのはよくあることです。

そんなときに一人でその問題を片付けてしまうおう考えていませんか?

たしかにあなたに任された仕事なのですから、あなたが責任を持って処理すべきです。

しかし、あなたが独断で動いたために他の社員だけではなく会社全体に迷惑をかけてしまうこともあります。

だからこそ、新入社員として入社したての頃はよく上司などから「何かあったらすぐに相談してね」「なんでもきいてね」「なんでも教えてね」「仕事が遅れそうなときも教えてね」といわれるわけです。

そのような言葉をもらってしまうと「自分は信用されていないのかもしれない」と思ってしまいがちですが、そうではないんですよね。

あなた一人の問題ではなく、会社全体の問題になりうるからこそそのように声かけしてくれているのです。

どんなにちょっとしたことでも相手に伝えておけば、その問題を大きくしなくてすむかもしれないですよね。

”仁義を切る”は、「相手に伝える」という意味をもっているとお伝えしました。

まさにこの”ホウレンソウ”は、”仁義を切る”とまったく同じ意味と考えてもいいでしょう。

顔見せする

あなたは、取引先の方と電話やメールばかりで連絡をしていませんか?

忙しかったり、ちょっと面倒くさいと感じてしまうとどうしても電話やメールで済ませてしまいがち。

しかし、ビジネスシーンにおいては、しっかりと相手の顔を見て話したり契約を勧めていったほうが有利になったり、また良い商談を結べることが多いんです。

それに現代っことして育ってきた方にとっては、バイトの休む連絡などもラインやメールで済ませていた…という方もいらっしゃるはず。

しかし、社会人になったのであればそれは通用しません。

そのため、「仁義を切ってこいよ」なんていわれるのです。

その際の意味は、連絡しろよ、でもなく「顔を見せてこいよ」という意味合いになります。

一言伝えるのはメールや電話でもいいですが、できれば相手の顔をみてしっかりとみてきましょう。

礼を尽くす

誰かになにかをしてもらったときには、感謝の気持ちを伝えるかと思います。

この”礼を尽くす”というのは、その感謝の気持ちを出し尽くす、しっかりと伝えるという意味合いになります。

これは”仁義を切る”において、なにか商談をして感謝すべきことがあったときに礼をたっぷりと伝えきるという意味合いに変化します。

ビジネスシーンにおいては、感謝の気持ちを伝えるのは基本中の基本です。

日ごろの感謝の気持ちは、あなたが話すことがなければ相手には伝わらないですよね。

それは、あなたの家族や恋人・友人でもそうでしょうし、ビジネスシーンにおける相手はもっとわかってくれません。

そのため、礼を尽くす(お礼をたっぷり伝え)ことを忘れないようにしたいですね。

仁義を切るときには、なにか悪いことを伝えるだけではなくこのような感謝の気持ちを伝えるということもあるということになります。

敬意を払う

相手に対して敬意を払わなければ、商談はうまくいきません。

敬意を払うとは、相手の存在を敬い、そしてその態度を示すことになります。

例えば、ちゃんとした敬称を使う、敬語を使う、相手がなにかをしてくれたら礼をつくす、何かをしてもらってばかりいるのではなくもちつもたれつの関係を作っていく・・・ということです。

何度も取引をしていると、ビジネスだということを忘れてどうしてもなあなあになってしまうものです。

飲みにいったり、休日は一緒にレジャ-にでかけるような人もいますね。

それが悪いということではなく、仕事では仕事の顔で相手に接するべきなんです。

相手があなたに敬意を払っているのに、あなたが敬意を払わないようになるとその関係は崩れます。

敬意を払うということは、相手を上に上にあげるということ。

それを求めているわけではないけれども、下に見下されているような気持ちにさせてしまいます。

そうなると「この人とは取引したくない」と思うようになりますよね。

そのため、仁義を切る際にもただ一言伝えるだけではなく、その一言に相手を敬っている敬意を払うことが必須とされているのです。

名乗りを上げる

あなたは、どこかのプロジェクトに参加するときにこっそりと参加していませんか。

また取引先の相手が話を進めてくれるまでじっと黙っているのではないでしょうか。

それでは、うまくいく商談もうまくいかなくなってしまいます。

そんなときにこそ”名乗りを上げる”べきなんです。

名乗りを上げるというのは、もともとは武士たちが戦いをする前に自分たちの名前を教えあうということで使われていました。

しかし、ビジネスシーンにおいてはそうではなく、「自分がそこに参加すると表明する」「その競争に参加することを意思表示する」ということになります。

要するにあなたの心の気持ちをあなたの心の中にしまっておくのではなく、相手にしっかりと伝えるという意味をもっているんです。

仁義を切るのもそれと同じこと。

自分がそれを理解している、失敗したということを理解している…そのようなことを相手に伝えるには、自分がそれをしっていると自分を認めていなければならないですよね。

ビジネスシーンで良く使われるようになった

”仁義を切る”という言葉は、もともとは中国の言葉でしかも日本で使われるといってもヤクザ社会のみでした。

しかし、現在ではあなたがこの記事をご覧になっているように一般的なビジネスシーンでも「仁義を切る」という言葉が使われているんですよね!

そのため、まだ聞きなれない・見慣れない人にとっては少し違和感を感じてしまうかもしれません。

それにこの”仁義を切る”という言葉は、すべての業界で使われているということではなく、現在では特定のジャンルの業界でしかほぼ使われていないこともわかっています。

その業界に勤めている方であれば、もう耳にタコができるくらいにこの言葉を使っているかも。

ここでは、どんな業界で主に使われているのか?

どのような意味合いなのか?

などをお伝えしいます。

どういう業界でよく使われている?

”仁義を切る”という言葉は、主に広告・出版・テレビ関係の業界で使われることが多いです。

これらの業界に共通しているのは、”まったくないものを作り出す”ということ。

要するに、これまでに存在していなかったような新しい何かを作るためには、連絡をすることがとても重要だということなんですね。

ひとつの番組を作るにしても、その番組の製作者は出演者・演出家・さらには衣装担当…まで色々な人を手配しなければなりません。

「いつもの関係だから」と連絡を怠っているといざ撮影日になったときに衣装さんがこない、メイク担当がこない…なんてなってしまいかねません。

そうするとひとつのテレビを製作することが困難に。

ゼロから作り出し、さらに色々な意見を取り入れるからこそ面白いものを作れるんですね。

関係者に一言連絡を入れること

広告・出版・テレビ関係の業界においてでも”仁義を切る”という言葉は、「連絡を入れる・一言伝える」という意味合いで使われます。

特に「関係者」に一言連絡を入れるという意味合いで使われることが多いです。

また、暗黙のルール(社内規定にしているところもありますが)で社外や関係者以外には伝えてはいけないとしていることも。

そのため、この業界で「仁義を切るように」といわれたのであれば、そのプロジェクトや仕事に関わる人にしか連絡を出来ないということになります。

問題が起こるのを事前に避ける

このようにあらかじめ仁義を切っておけば、あとあと問題が起こったとしても周囲の人が知っているので臨機応変に全体で対応できるようになりますよね。

また、なにかひとつの仕事が終わった後であっても、安心することはできません。

数日、数ヶ月たった後に問題がおきてしまうなんていうこともよくあることだからです。

その点で仁義を切るようにしておけば、「こんなこと知らなかった」「こんなこと聞いていなかった」「コレは打ち切りだ」なんて大きな問題に発展させるようなことはないです。

問題を起こさないためにも、問題がおきても臨機応変に対応するためにも仁義を切るということはとても重要なことになります。

「仁義を切る」の例文

では、実際に”仁義を切る”の例文を見ていきましょう。

A社には仁義を切ったか?

もしもこのように上司などに言われたのであれば、この場合は「連絡をとったのか」「一言伝えてあるのか」という意味合いで解釈することになります。

きっとあなたは、A社との間に何かしらの契約をもっていたり、進行中の共同の仕事があるのでしょう。

相手が連絡してくれないからといって、あなたも放置しておいていいということではありません。

相手には仁義を切るという姿勢ができていないために、あなたの知らないところで何か問題が大きくなっていることがあるかもしれないからです。

仁義を切らなかったから破談になったんだ

このようにいわれたのであれば、きっとあなたはこれまでに他社との契約をするというシーンにおいて、お礼をしっかり伝えていなかったり、そもそも連絡を怠っていたのかもしれません。

学生時代であれば、担任の先生が「提出物早く出しなさい!」なんていってくれていたかもしれません。

しかし、社会ではそのようにいちいち「○○してください」なんていってくること事態がマレなんです。

珍しいです。

だからこそ、しっかりと自分で仕事を管理していなかくちゃいけないんですよね。

この場合は、そのような連絡を怠ってしまった、重要な書類を送ることが出来なかった…なんて理由で破談になってしまったということになります。

仁義を切らないとどういうことが起こる?

あなたは、これまでに仁義を切ったことがない、そのような機会がなかったかもしれません。

今はそれでやっていけているかもしれませんが、この先はそうはいかないかもしれないですね。

では、仁義を切らない人というのは、相手からどのように見られてしまうのでしょうか?また、どんな問題が発生しやすいのでしょうか?

礼儀知らずと認識される

仁義を切る…連絡をしたり、一言伝えるというのは社会人にとっては”当たり前”のこととされています。

そのため、仁義を切ることが出来ない人は、そんなことをすると知る知らないに関わらず「常識のない人」と思われてしまうんです。

礼儀知らずだと思われてしまうと、なかなかそのレッテルをはがすことは出来ません。

以後取引してもらえなくなる

そのようなレッテルを貼られてしまったら、もうおしまいです。

なぜならば、それ以降は取引をしてもらえなくなってしまうから。

なかには、その後も取引をしてくれる会社もありますがどこかで”レッテルを貼られた目”で見られているということをお忘れなく。

裏切ったと思われる

仁義を切らないとそれまでの商談を裏切ったとか、もらうだけもらってこちらのことは何も考えていないのではないか…なんて思われてしまうことも。

要するに”裏切った”と思われてしまいます。

まとめ

今回は”仁義を切る”という言葉についてご紹介してきました。

いかがでしたか。

仁義を切るということは、主に「相手になにかを伝える・連絡する」という意味合いということを覚えておけば、間違いないでしょう。

また、仁義を切るということは良い人間関係を営むためにもとても重要なものになります。

それに自分さえ良ければそれでいいというのが通用しない社会だからこそ、仁義を切ることによって周囲への気遣いができる社会人になりましょう。

これからは自ら進んで”仁義を切る”ようにしてくださいね。