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「やり取り」とはどういう意味?ビジネスで使う時の敬語や使い方・例文・類語・英語表現を紹介

やり取りという言葉をビジネスで使う時、そのまま使っていいのか敬語に直すべきなのか迷ってしまいますよね。

今回この記事では「やりとり」とはどういう意味なのか、ビジネスで使う時の敬語や使い方・例文・類語・英語表現を紹介していきます。

この記事の目次

「やり取り」の意味

やり取りとは「①物をとりかわすこと。交換。」「②杯をかわすこと。」「③言葉の受け答えをすること。また、口論すること。」を意味します。

つまり「物や言葉などをお互いに受け取ったり渡したりすること」を言います。

お互いの連絡

やり取りで最も広範囲に及んで使われる意味合いです。

物事の連絡や対応・相談などを表しています。

つまり、相手と情報交換するにあたって、必要となるコミュニケーションを取っているという状態です。

聞く・話す・伝える・理解する、といった一連の行為を総括してみている漢字ですね。

お互いの応酬

やり取りには「応酬」という意味合いもあります。

応酬とは、「相手の行為にこたえ報いること。」という意味を持ちます。

物を取り交わすこと

やり取りには、実物の物を人の手から人の手へ交わす行為も当てはまります。

つまり物々交換のような形です。

よって、こういったケースには必ず何かの物品が必要になります。

物なきやり取りは商談などの形となってしまいます。

「やり取り」は活用される範囲が本当に広い言葉なのです。

杯をかわすこと

「杯をかわす」という行為もやり取りと見なされます。

この言葉は任侠の世界に限定されてきますが、つまり「杯」という物があるからこそ成り立っているのです。

そうでない場合は、違った解釈での「やり取り」となってくるでしょう。

言葉で受け答えすること

「言葉で受け答え」する様子もやり取りと言います。

こちらは「応酬」に近い解釈といえるでしょう。

また言葉の受け答えには「相談」「連絡」「対応」といった要素が含まれてきます。

私たちが日常使うコミュニケーション術を駆使して行う行為は概ね「やり取り」と見なされるということになります。

ビジネスでは「やり取り」を敬語変換

ではここからはやり取りという言葉のビジネス編を解説していきます。

「やり取り」はビジネスではNG


一般的に、ビジネスの場で顧客などとの交渉においては、この「やり取り」という言葉を直接使うことはありません。

使ってしまったら「NG」という意識を持っておきましょう。

ビジネスシーンにおいては、敬語を用いてこの言葉を使うようにしなければいけません。

「やり取り」として使える類語

まずは、やり取りとして使える類語を紹介していきましょう。

やり取りを丁寧に使えるための類語には「ご連絡」、「ご対応」、「お伝え」、「ご相談」、「ご報告」、「お問い合わせ」、「ご照会」、「ご質問」、「お便り」、「コンタクト」などがあります。

ご連絡

「ご連絡」はやり取りの丁寧語となる表現です。

「〇〇さんと今回の案件をやり取りしてください。」という表現があった場合、「〇〇さんにあの案件のご連絡、お願いします。」といった具合で用います。

ビジネスにおいて顧客にストレートに「やり取り」という言い方をするケースはまずありません。

その場に応じた言葉に置き換えていく必要があるのです。

ご対応

「〇〇さんとこの件についてやり取りしておいてください」を、「〇〇さんとこの件について、ご対応の程、お願いいたします」といった具合に置き換えられます。

自分よりも立場が上の人、目上の人、敬意を払わねばならない人、そしてお客様。

これらの人に対してぶっちゃけトークのような言い方はできません。

必ず、配慮ある言い方を模索してコミュニケーションをとりましょう。

お伝え

「お伝え」は「伝える」に「お」をつけてさらに丁寧に言う場合の表現になります。

ビジネスシーンにおいては、このような表現をとることが半ば、常識となっていますね。

ご相談

「相談したい」と言ってくるのと、「ご相談があるのですが」という言い方だったらどっちがより丁寧に聞こえるでしょうか?

無論、「ご相談」の方ですよね。

相手に対して平身低頭ぶりを発揮するならば、このように言うのがビジネスにおいては一般的といえるのです。

ご報告

「ご報告」もやり取りの類語として使える言葉です。

主に役職が上の立場の人などに対して用います。

「報告します」と言うよりも、「ご報告があります」と言った方がはるかに丁寧で尊敬に値する言い方になるからです。

お問い合わせ

「お問い合わせ」という言い方もよく耳にしたり目にしたりする言葉です。

ネットのサイト上においても、頻繁に目にする表現の一つですね。

何かに対しての問い合わせですから、「やり取り」ということになるわけですが、それをビジネス的に用いますので「お」をつけてより丁寧に表現するのです。

ご照会

「照会」とは「問い合わせて確かめる」行為をいいます。

よって、「照会」という言葉はやり取りの類語として扱われます。

そして「照会」の前に「ご」をつけることによってビジネス用語となります。

丁寧かつ敬意を込めて相手の方に問い合わせや確認作業を促しているのです。

これを「やり取りしておいてください」と言おうものなら、そのビジネスの現場のタガが緩んで仕事が成り立たなくなってしまうでしょう。

ご質問

「質問」に「ご」をつけていますから、多くの役職者が同席している場でのやり取りであるということが想像できます。

もし、「ご質問」という言葉を使わなかったら「何か聞きたいことはありませんか?」というような形になります。

学校の授業で先生が生徒に対して言うなら問題はないでしょうが、ビジネスや講演会などの場でそのような発言をしてしまったらひんしゅくものでしょう。

言うまでもなくビジネスシーンにおいて、相手(顧客)が最優先になるという鉄則がありますからね。

お便り

「お便り」は「便り」の尊敬語であり美化した言葉でもあります。

つまり「情報」「知らせ」「手紙」といった意味です。

それらを相手に伝え確認し合うのですから「やり取り」という事になるわけです。

この言葉も使うべき場面やシーンによってただの「便り」ではなくもっと丁寧な「お便り」という言い方になります。

例えばラジオ番組で視聴者から送られるハガキなどはみな「お便り」とされます。

視聴者を大切な顧客とみなしているからこその処置といえるのです。

コンタクト

「コンタクト」とは、直訳すると「接触」です。

あるいは相手と連絡をとったり合ったり、情報交換したりする行為を指していいます。

つまるところやり取りしているという訳です。

この「コンタクト」もビジネス用語の一つとして頻繁に使われる言葉なのです。

「やり取り」を敬語変換するときに使えるフレーズ

それでは次に、やり取りを敬語に変換するときに使えるフレーズを紹介していきましょう。

〇〇させていただいておりました件

こちらのフレーズは顧客などに対して過去にやり取りしていた内容を改めて顧客に伺う状況下において使えるフレーズです。

とにかく丁寧に、敬意を込めて発言しなければなりません。

間違っても「このあいだやり取りしていたあの件」などといった無礼な言い方にならないよう、気をつけましょう。

以前より〇〇させていただいている件

こちらは、顧客等に対して以前から交渉・商談している件についての切り出し文句です。

それをビジネス用語的に敬語に変換して使っています。

顧客側からの要望や宿題を処理・こなしていっている様を、丁寧に言い伝えているのが分かりますね。

この仕事を完成させようという意欲がよく伝わってきます。

〇〇の件につきまして

〇〇の件に対して「つきまして」と断っておいてから本題に入るパターンですね。

その〇〇の件は大切な顧客の発注した案件です。

顧客を最優先に持ちあげている表現ということになりますね。

伺っておりました〇〇につきまして

「伺っておりました」の部分で既に顧客とのやり取りが行われているのです。

その部分を丁寧語に変換してビジネス用語として使っているパターンです。

もしその部分を「やり取りしていました〇〇について」と言ってしまったら、相手に与える印象は大きく悪くなってしまうでしょう。

ビジネスにおいて敬語を用いることがどれほど重要であるか、理解すべきでしょう。

先日〇〇させていただきました件

「〇〇をさせていただきました」の部分がやり取りを行った部分ですね。

その箇所を丁寧語に変換して顧客と商談を展開しているパターンです。

基本的に顧客とのやり取りは、社内の会話なら砕けた表現でも構わないわけですが、相手が顧客の場合には必ず、敬語に変換して対応するという姿勢を忘れないようにしましょう。

「やり取り」を使った例文

それではここからは「やり取り」を使った例文を紹介しながらさらに解説を加えていきましょう。

その問題については既に彼とやり取りをしている

一般的に「やり取り」という言葉を使い合えるのは、立場が対等であったり同じ社内での上司と部下の会話の中、というのが定番です。

この例文に出てきます「やり取り」もまさにそのパターンを踏襲しています。

過去にその問題について、彼と対策等を話し合ったという事になります。

しかし、自身が下の立場であったなら、相手に対しては敬語を交えるのが常識となるのも忘れないようにしましょう。

丁寧にやり取りをすることで周りからの信用を得る

「丁寧なやり取り」。

つまり話し合いや対策を講じる手段を慎重かつ、きめ細かく行うさまを言っています。

話し合いにしてもぶしつけな物言いで進めては周囲からの賛同を得られないものです。

何事も丁寧に行うことが信用や評判を得られる秘訣というわけです。

仲良くなるためにはマメなやり取りをすることが大切だ

「まめなやり取り」、つまり切れ目のない交渉や話し合い、ということになりますね。

まめなやり取りが得意な人はモテます。

特に女性からみたらまめな男性はモテます。

連絡や報告などが延び延びにならないということは、自分のことを最優先に考えてくれている証拠、ということになるからでしょう。

無駄なやり取りは面倒だが仕事なので仕方がない

「無駄なやり取り」、つまり自分にとって気の進まない話や交渉などをいいます。

さらには話したくない相手との会話なども入ってきます。

仕事の達成のためならば無駄な交渉や話も仕方ないでしょう。

仕事とはそういったものすべてを含めて「仕事」と呼びます。

そういった意味では仕事に無駄なものはないともいえます。

最近は直接話すよりメールでのやり取りの方が増えた


メールでのやり取り。

つまりメールを使って話を進めたり、確認をとったりする行為です。

以前ならば電話が主流でしたが今やメールがその座を奪いつつあります。

確かに用件を要領よく要点だけをまとめて文書にして送れますので、伝達手段としては非常に優れた一品といえるでしょう。

ただ、それだけではどこか味気ないやり取りでもあります。

やはり、電話などで直接話し合うということも随時、取り入れておきたいものですね。

「やり取り」の類語

やり取りの類語は「受け答え」「対応」「交わす」「交換する」「取り交わす」などがあります。

「やり取り」の英語表現

やり取りは英語で「exchange」と表すことができます。

「exchange of letters」は手紙のやりとり、「exchange of words」は言葉のやり取り、「exchange of presents」は贈答品のやりとり、となります。

「やり取り」をビジネスで使うときは注意が必要!

今回は「やり取り」という言葉について解説しました。

立場が同じもの同士や仲のよい関係であるならば、やり取りという言葉を使っても問題は起こりません。

ただ、使うシーンがビジネスになってしまったら話は別です。

ビジネスシーンには敬語を使うという鉄則があります。

やり取りという言葉はビジネスシーンにおいて、その場に応じた敬語に変換させて使うようにしましょう。

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