みなさんは病欠で会社を休んだことはありますか?
仕事と言えど生身の人間がやっているため、体調を崩して病欠で休んでしまうことはありますよね。
どんなに健康で滅多に風邪を引かない人であったとしても、たまに体調を崩してしまうのは仕方のないことです。
今回の記事では、病欠する際の 注意点や欠勤・有給の違い について解説していきます。
体調がどうしても悪くて病欠せざるをえない状況になると、体のしんどさも相まって段取りなども疎かになりがち。
いざという時のために、きちんと知っておきましょう。
病欠とは?
まずは病欠とは具体的にどの様なことなのかを詳しく見ていきたいと思います。
病気のために欠席、欠勤すること
病気のために欠席、欠勤することを病欠と言います。
インフルエンザやウイルス性のものというのは、他の人に感染する可能性があります。そうなれば会社を休むしかありません。
また、病気の内容によっては長期休暇をしなくてはいけない事もあるかもしれませんよね。 入院などをする場合も病欠扱い になります。
欠勤や有給との違い
そんな病欠ですが、欠勤や有給との違いがあります。
有給は、「有給休暇」を利用して休むので、基本的に給料が発生します。
病欠や欠勤の場合は、休んだ分は給料が発生しません。
ですが病欠の場合、 会社によっては有給扱いになる こともあります。
欠勤とは
欠勤とは、 給料が支払われない休みのこと を言います。
有給休暇が使えない休みです。そうなれば、その月の収入が減ってしまうでしょう。
有給休暇の範囲を超えて休む場合も欠勤扱いになり、会社の了承なく無断で休んだ場合も欠勤扱いとなります。
有給休暇とは
有給休暇は、会社を休んだとしてもその休んだ日の給料が発生する休みのことです。
有給休暇は年に取得する日数が決まっていますので、その日数分は休みを取得しても変わらずお給料がもらえます。
会社によっては何日か前には有給申請をして、上司に許可をとらなければならないこともあるので、 急な休みには使えない場合もある でしょう。
病欠の扱いは?
では病欠の扱いにはどのようなものなのでしょうか。
詳しく確認していきましょう。
病欠の有給扱い
病欠が有給扱いの対象になる場合、給料の支払い対象になります。
特に有給が余っているのであれば、その事も伝えて休むと良いでしょう。
また有給扱いにしてもらうことができれば、 ボーナスや退職金の査定に影響がない というのも利点の1つです。
ボーナスや退職金の査定に響いてしまうと、普段稼いでいる額より少なくなってしまい、同時に会社での影響というものもあるかもしれません。