説得力がある
客観的な人が言うことはいつも説得力があります。
客観的な人は普段から物事も人の動きも落ち着いて見ています。
さらに、そこから物事の流れや人それぞれの性格や考えていることも想像しようとします。
相手が求めているものは何か?1つのグループをより良いものにするには何が求められるのか?そういったことを常に考えています。
このように普段から色々な物事を客観的に見ているので、何事も説得力があります。
さらにどの世代の人でも、特定の分野に関わりのない人でも分かりやすくかみ砕いた言葉で解説しようとしてくれます。
誰かに何かを説明したいときは、客観的な意見や説明があるのとないのとではまったく理解度が違います。
自分自身がかみ砕いた言葉でも理解して貰えるようにスキルを磨き、少しずつ説得力のある人を目指してください。
論理的な思考
客観的な人は論理的な思考の持ち主です。
論理的とは、1つの物事を説明するときに説得力のある筋道の通った説明をするといった意味を持っています。
客観的な人は普段から自分の感情のままに走らず、いつも論理的で誰もが分かってくれるように物事を話すようにしています。
誰かに向けて発信する文書やメールでも同じです。
まずは結論から話し、さらにどうしてそう考えるのかを説明します。
さらにそれを説得力のあるものとするためにデータ収集を行い、結論を説得力のあるものとしようとします。
日々こういった経験を重ねることで、さらに論理的な思考がスムーズになります。
プライベートでの友達とのお付き合いも、論理的な思考を持っていると相手とのやり取りがスムーズになります。
相手の気持ちが自然と読み取れますし、どうすれば平和にやり取りできるかがすぐに察知できるようになります。
書籍を読んで論理的な思考を培うことも大事です。
普段から色々な刺激を受け、論理的な思考を育てていきましょう。
好き嫌いで評価しない
客観的な人は好き嫌いで評価せず、きちんと第三者からの目線で評価します。
人を評価するシーン、学校だと成績表、企業だと人事考課といったものが挙げられます。
評価する人も人間なので、意識していなくてもどうしても好き嫌いという個人的な感情が影響してしまいます。
客観的な人はそれをせず、第三者からの目線で1人1人のどういったところが優秀で、今後どのようにして苦手なところを伸ばそうか考えてくれます。
人間関係に好き嫌いはつきものですが、このように個人的な好き嫌いをなしで評価してくれるトップは周りの人からも信頼されます。
どんなときも感情で走らず、落ち着いて1人1人を見るようにしてください。
結論を急がない
客観的な人は結論を急がず、時間をかけて結論を出そうとします。
1つの結論を出すには、時間をかけたほうが説得力のある良い結論を出すことができます。
日々1つ1つの物事の状況や世論は刻一刻と変化します。
急いで結論を出してしまうと、長い目で見たときに時代錯誤のような感覚になってしまうリスクがあります。
データ収集も時間をかけ、少しでも多くの具体例を集めたほうがいいです。
もちろん仕事や提出物には締め切りがあるため、時には限られた時間内での結論を求められることもあります。
プライベートでも同じで、誰しも迷うので後悔のない結論を出したほうがいいです。
客観的な人は自分の過去の経験から、時間をかけて結論を出したほうが良いことを理解しています。
自分自身も気持ちよく行動できますし、周囲の人からも信頼されるようになります。
気になることがあっても、結論を急がないようにしましょう。