たとえば、「職場での露出度が激しい服装」「結婚式で花嫁より目立つドレス」「山登りやキャンプなどのアウトドアでヒールやミニスカート」など、TPOを考えない服装は決してマナーが良いとは言えません。
女性なら誰しも「自分を良く見せたい」「オシャレでいたい」という気持ちを持っていますが、TPOをしっかり考えた範囲内で服装を決める必要があります。
職場で露出度が激しい服装をしなくてもオシャレに見せることは出来るし、結婚式にふさわしいワンピースやドレスはたくさんあります。
TPOを考えた服装でオシャレをすれば、周りの人からマナーが悪いと思われることはありません。
服装は良くも悪くも印象を大きく左右するので、TPOを考えた服装を心がけましょう。
集団で自分勝手な行動をとる
集団行動では、どれだけ周りの人に合わせて行動出来るかが重要になります。
自分の意見を伝えることも大切ですが、そのときは周りの人のことを考えた伝え方をする必要があります。
集団で自分勝手な行動を取ることによって、「自己中心的な人」「協調性がない」などと思われ、その気持ちが「あの人はマナーが悪い」という気持ちに繋がります。
自分1人であればどんな行動を取っても文句を言われることはないですが、誰かと一緒にいるときは自分勝手な行動を控えなければいけません。
細かな気配りが出来ないことによって自分勝手になってしまうので、集団で行動するときは最低限の気配りが必要です。
約束を守らない
皆さんは、約束を守らない人にどういう印象を抱くでしょうか。
少なくとも、良い印象を抱く人はほとんどいないはずです。
たとえば、休日に友人と遊ぶ約束をしていたとします。
待ち合わせ場所に着いたとき、「寝坊したから今日は行けない」「面倒くさいから今日は無しにしよう」などと言われて約束を破られたら、一気に気分が下がってしまうでしょう。
また、「もうこの人とは遊びたくない」「関わりたくない」と思う人もいるはずです。
どうしても約束を守れない理由があるのなら仕方ありませんが、大した理由もなく約束を破られてしまうと、今後関係を続けていけるか不安になるでしょう。
約束は守るためにあるので、守れなければ約束をする意味はありません。
体調不良や身内の不幸などの仕方ない理由は良いとしても、その日の気分や相手の勘違いなどで約束を破られて良い気はしないでしょう。
1度約束を破っただけでも相手によっては関係に亀裂が生じる可能性があるので、守れない約束はするべきではないのです。
物を乱暴に扱う
物を乱暴に扱う人に対して、良い印象を抱く人はほとんどいないでしょう。
たとえば、ドアを勢いよく閉めたり、お皿やコップの音を立てて乱暴に置くなどの行為は、周りの人から「怖い人」「物を大切に扱えない人」などと思われ、そういった気持ちが「マナーが悪い」と思われることに直結します。
「物を乱暴に扱うくらいでどうしてマナーが悪いと言われるの?」と思う人もいるかしれませんが、大きな物音が苦手な人や、突然の物音にビックリする人はたくさんいます。
自分では「そんなこと」と思うことでも、周りの人が自分と同じ考えを持っているとは限りません。
たとえ小さなことでも、常に周りの人のことを考えて行動する必要があります。
また、物を乱暴に扱われて自分がどう思うかを、逆の立場になって考えることも大切です。
冠婚葬祭のルールを知らない
冠婚葬祭のルールは、一般常識としてしっかり身に付けておく必要があります。
ルールを知らないことで、周りの人から「礼儀が悪い」「知識不足」などと思われてしまう可能性があります。
身だしなみはもちろん、結婚式やお葬式での行動や言動には十分注意が必要です。
特に日本はルールに厳しい国なので、「こんな細かいところまで?」と思うようなことも日本にいる以上は守らなければいけません。
冠婚葬祭は人生の中で何度か参加しなければいけないものなので、しっかりとルールを身に付け、マナーが悪くならないように心がけましょう。
特に一度も冠婚葬祭に参加したことのない人は、事前にルールやマナーを身に付けておくと良いでしょう。
上品な振る舞い術10選
ここまで、「マナーが悪い女性の行動17選」をご紹介してきましたが、ここからは「上品な振る舞い術10選」をご紹介していきます。
以下のことを参考にし、上品で素敵な女性を目指しましょう。
動作がゆっくりめで余裕のある行動をする
皆さんは、せっかちな行動やいつも慌ただしく動いている人にどんな印象を抱くでしょうか。