ゲーマーとは、世界で開催されるゲームの大会で常に入賞するようなプロのことです。
ゲーマーを目指したいと考えつつも、どうすればゲームを極められるのか?どうすれば生計が立てられるのか?分からないことが多いですね。
今回はゲーマーの仕事、さらにプロを目指すなら知っておきたいことを紹介します。
ゲーマーって何?
ゲーマーとは、世界各国で開かれるコンピューター型対戦ゲームの試合に参加し、そこで得られた賞金で生計を立てている人たちのことです。
国内ではまだ馴染みがありませんが、コンピュータ型対戦ゲームであるeSportsの競技人口は世界中で増えつつあります。
世界で一億人、日本で390万人の競技人口がいると言われています。
今後もITインフラが充実してくると、さらに日本でも拡大する見込みがあります。
ゲーマーそのものも日本でも知名度が高くなってくるでしょうし、今後ゲーマーを目指したいと考える若者も増えてくると考えられます。
自宅で過ごすことがメインとなりつつある昨今、ゲーマーに関心を持たれている人も少なからずいるはずです。
ゲームを愛する人のこと
ゲーマーはゲームを愛する人のことでもあります。
ゲーマーの一日はほとんどゲームで始まりゲームで終わると言っても過言ではありません。
大会に出場している期間は別として、それ以外の日の大半はゲームをして過ごします。
個人練習や練習試合を繰り返し、時には新しい知識を得るために専門学校へ通う人もいます。
ゲームは常に新しいものが出るため、いつも情報を得ていないといけません。
ゲームをよほど愛していない限り、ゲーマーとして長年続けるのはハードルが高いでしょう。
プロゲーマーとは?
プロゲーマーとは、プロチームに所属したり、ゲーム関連の企業と契約をしたりして、海外のゲームの試合に参加する人たちのことを言います。
プロゲーマーは副業ではなく、それを本業としていて、個人事業主です。
日常は自宅でのゲームの練習に取り組み、レベルを上げるために所属しているプロチームのメンバーと対戦試合にも取り組みます。
ゲームの試合の賞金には浮き沈みがあり、いつも受け取ることができるとは限りません。
プロゲーマーの別の収入源として、動画配信による広告収入、テレビや雑誌に出演する出演料といった収入も必要です。
そのため、四六時中ゲームに向き合っていればいいというわけではありません。
新しいゲームの情報をその都度仕入れたり、スポンサーから目に留まるような話題をいつも持っていたり、プロゲーマーとしての努力も求められます。
ゲームで生計を立てているゲーマー
プロゲーマーとは、ゲームで生計を立てているゲーマーのことを言います。
プロゲーマーの主な収入源はゲームに参加して得られる賞金、スポンサー契約を結んでいる企業からの協賛金、動画配信への出演料、CMやWEBへの出演料などが挙げられます。
スケジュール管理から会計管理までを一通り自分ですることになります。
ゲームで生計を立てることで収入の浮き沈みがあったり、ゲームの環境が変化することでスランプに陥ったりといったことも考えられます。
強いメンタルが必要ですし、色々な人とやり取りするためのコミュニケーション能力も求められます。
ゲームで生計を立てると聞くと、好きなゲームを好きなだけプレイできて、さらにゲームの試合の賞金で生活できる夢のような生活を想像されるかもしれません。
しかし実際はゲームで生計を立てるのはとてもむずかしく、現在プロゲーマーとして活躍中の方も色々な経験をしていることを理解しておきましょう。
eスポーツ選手として活躍している
プロゲーマーはeスポーツ選手として活躍しています。
eスポーツはコンピュータ型対戦ゲームで行われる試合のことで、シューティングゲーム、格闘技、スポーツ、レーシングゲーム、パズルゲーム、トレーディングカードゲーム、オンラインストラテジーゲームなど多岐にわたります。
eスポーツにはコンピュータ機器を扱うような技術面に強い企業が協賛しており、優勝賞金は軽く億の単位を超えます。
世界の市場規模はとても大きく、今後もその成長には期待できます。
日本国内では法律などの都合上、高額な賞金を出すことがむずかしいのが現状です。