シミュレーションする場面10選
シミュレーションは非常に効果的な行動ですが、だからといって日常生活の全てのことをシミュレーションするわけにはいきません。
場合によっては、シミュレーションをせずにぶっつけ本番で行動するしかないこともありますし、シミュレーションをする時間が無駄になってしまいシミュレーションをせずに習慣で動く方が適している場合もあるでしょう。
しかしながら、中にはシミュレーションをした方が明らかに効率が上がり自分の実力を平常心で発揮できる場合もあります。
では、どんな場面はシミュレーションをするのが好ましいのでしょうか。
代表的な10個の場面を紹介していきます。
試験
学生の頃、模擬試験を何度も受けた経験を持つ人もいるでしょう。
そのような模試を受けることでも分かる通り、試験はできる限りシミュレーションをする方が平常心で実力を発揮することができるようになります。
過去問を解くこともシミュレーションの一つになるでしょう。
問題の傾向を掴み、どのような雰囲気で問題を解くか知っておくことで当日の緊張感を減らすことが可能です。
また、試験の前に下見をして会場への行き方や会場の雰囲気を知っておくことも重要なシミュレーションになります。
また、試験に直接的に関わることではありませんが、前日よりもさらに事前に当日必要な受験票や筆記用具といった持ち物を考えておくこともシミュレーションの一つとなります。
実力を発揮して自分の望む進路に行くためにも、シミュレーションが重要であることが分かるでしょう。
自己紹介
年度が変わってクラスが新しくなったり、あるいは異動して知らない人たちと仕事をする際には自己紹介をする慣例があります。
その自己紹介も、緊張してしまいがちな人はシミュレーションをしておくと良いでしょう。
自己紹介はそもそも自分の名前と顔を一致させてもらうのが目的ですので、無難に名前だけを告げて終わりでは目的が達成されません。
もちろん自己紹介の場面の雰囲気によってはあまりくだけすぎる自己紹介も難しいでしょうが、最低でもまっすぐ前を見てハキハキと喋り、相手に好印象を与えられるようにシミュレーションしておくのがおすすめです。
会社の面接
先ほどからも例として紹介していますが、会社の面接もシミュレーションが非常に重要です。
特に面接の際の基本的なマナーや質問事項はしっかりシミュレーションしておくようにしましょう。
どこの会社を受ける場合でも、名前や志望動機などは聞かれます。
その時にしどろもどろな受け答えをしてしまうと、練習が不十分である、すなわち志望度が低いと認識されて面接結果に悪影響を及ぼす可能性もあります。
会社の面接は、相手に対して自分の能力だけではなくやる気をプレゼンする場でもあります。
どんなに能力が高い人でも、基本的なマナーが不十分だったり志望度が高くないことが明らかだったりすると面接で落とされてしまう恐れがあります。
良い結果を残せるようにしっかりシミュレーションしましょう。
今日1日の仕事内容
家事など、ルーティンで行える作業の場合はぶっつけ本番で挑む人が多いでしょう。
しかしながら、ルーティンではない仕事がある場合にはしっかりそれを含めたシミュレーションが必要になる場合もあります。
会社であれば珍しい会議の予定があれば、その前後に仕事が入らないような働き方のシミュレーションが必要になる場合もあるでしょう。
いつもとは違う作業をするのであれば、朝からそれに向けたシミュレーションをして成功度を高める必要もあります。
家事であっても、いつもとは違う家事をしたり市役所などに行ったりする予定がある場合にはシミュレーションをしておかないと忘れてしまう恐れがあるので注意が必要です。
会議で行うプレゼン
仕事をしていく中で会議で大勢の前でプレゼンをすることもあるでしょう。
そういったプレゼンは前に立って喋る場数を踏んでいないとしっかりできません。
資料などの準備をしっかりしていても、肝心のプレゼンができずに上司から叱られてしまう恐れがあります。
重要な会議であればあるほど、しっかりプレゼンのシミュレーションをしておく必要があります。
プレゼンのシミュレーションの場合は、頭の中でシミュレーションするだけではなく実際に声に出して練習をすると良いでしょう。
できればその様子を誰かに見てもらったり、あるいは録画して自分の目で客観的に見ることで分かりづらい表現や聞き取りづらい部分などを事前に改善することができます。