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官僚の特徴10個!キャリアウーマン...(続き3)

国家公務員は福利厚生が充実しています。

民間企業は基本給プラス諸手当が企業によってばらつきがあり、交通費の支給額が一部だったり、住宅手当は一部負担だったりとまちまちです。

国家公務員の給与は俸給、諸手当として生活補助手当(扶養手当、住居手当、通勤手当、単身赴任手当)、地域給的手当(地域手当、広域異動手当、特地勤務手当)、時間外手当(超過勤務手当等、宿日直手当)があります。

さらに賞与に相当する手当として期末手当、勤勉手当もあります。

すでに民間企業に勤務されている方から見ると驚かれるくらい手厚いところが多く、勤務する地域によって支給される手当が大きくなるところに驚きです。

官僚に求められる仕事や責任は大きいものですが、それだけ福利厚生が充実しているということです。

社会的信用が高い

官僚は社会的信用がとても高く、第三者からも人目置かれる仕事です。

官僚になるためには国家公務員総合職の採用試験に合格する必要があり、その合格率は6%前後と日本の採用試験の中でも最難関と言えるものです。

さらに採用試験に合格後も官庁訪問を行い、その中から選ばれた人たちだけが官僚として活躍することができるのです。

ハードルが高い官僚になることができるのは、東京大学、京都大学、その他ほとんどの人が知っているような有名私立大学を卒業した人たちばかりです。

仕事内容からも選ばれた人たちしか勤めることができないことがよくわかります。

社会的信用が高く、今後もキャリアアップを希望する女性としては大きな希望が持てます。

退職金が多い

官僚は退職金が多く、受け取る金額もとても大きいです。

定年退職後に受け取る金額は特に大きく、数千万単位にのぼります。

官僚の退職金額は退職した日の俸給月額に基づき算出されるため、受け取る金額が大きいと退職金も大きくなります。

官僚と言えど初任給は少ないことは先ほど書きましたが、その後昇給を重ねてトップに昇り詰めると驚くような俸給月額を受け取ることになります。

もちろん退職金の金額も大きくなります。

官僚と聞くとその仕事のハードさや責任の大きさに嫌気がさして早期退職してしまう人たちも数多くいますが、退職金が多いことも心の支えとして頑張ってもらえたらいいのではないかと思います。

転勤が多い

官僚は転勤が多く、日本全国、もしくは国境を超えることだってあります。

官僚のほとんどが日本の中心である東京勤務のイメージを持たれるかもしれませんが、全国に置かれている省庁にも勤務する官僚は多くいます。

転勤サイクルも数年に一回と短く、単身赴任を求められることも多々あります。

キャリアウーマンを目指す女性としては気になるところで、転勤が多いところが気になるのであれば何を一番に優先するかを考えたほうがいいです。

国家公務員総合職なので働く女性への理解はもちろんあるでしょうが、転勤が多く人生を左右されやすいことは理解しておいたほうがいいでしょう。

仕事が激務であることが多い

官僚は仕事が激務であることが多く、時間に関係なく勤務しています。

官僚の仕事はいわば内閣の裏方的な仕事が多く、早朝や深夜であっても時間に追われて仕事をこなしています。

その内容もとてもむずかしいものが多く、それでいて早急な判断を求められます。

仕事も充実させたいけれど、プライベートもある程度自由にしたいと考える人には向かないかもしれません。

自分が持っている時間の大半を官僚としての仕事に充てると考えておいたほうがいいです。

慣れてくると自分である程度采配を決めることができますが、若手の間は特に仕事が激務で覚えていくことも多いということを理解しておきましょう。

細かい服務規程がある

官僚には細かい服務規定があります。

まず公務員は日本国憲法に定めのあるように、全体の奉仕者であって、一部の奉仕者ではありません。

さらに国家公務員法において、国民全体の奉仕者として、公共の利益のために勤務し、かつ、職務の遂行にあたっては、全力を挙げてこれに専念しなければならないとされています。

実際には人事院から、義務違反防止ハンドブックが作成されています。

官僚は日本を動かすような大きな仕事が多く、公にされる前にオープンにしてしまうと非常にまずい機密事項、家族にも話せないようなことが数多くあります。

プライベートで制限されることも多いです。