例えば、高級車に乗っていたり、頻繁に海外旅行に行っていたり。
身につけるものがブランド品ばかりだったりすれば、単に自由になるお金が多い独身者ということにはとどまりません。
そんな風に、存分に自分のことに使えるお金を持っていることは、とても羨ましく思われますよね。
つまり独身貴族と呼ばれる人達は、仕事が生きがいで、それだけ稼ぎ出す能力がある人とも言えるのだと思います。
それに、家庭を築き、子供を一人前になるまで育て上げる費用って、相当なものなんですよね。
結婚している人からすれば、そのお金が浮いたら何が出来るだろう。
何が買えるだろう。
そのお金があれば、独身貴族の人と同じような優雅な暮らしが出来るのに…。
なんて考えてしまうこともあるのでしょうね。
だけど、自分が一人前になるまでには、親がそれだけのお金を自分に費やしてくれたということでもあります。
それを自分の子供に還元していくのが、世の仲の成り立ちでもありますよね。
それを全て自分のものにしたいというのは、ちょっとおこがましい話…。
だからこそ、独身者は独身貴族と揶揄されるんですよね。
自分の時間が充実している
独身貴族の特徴としては、“自分の時間が充実している”ことも挙げられますよね。
この辺りも、既婚者から羨ましく思われるところなのかもしれません。
だけどこれも、結婚生活で家族と居る時間は、自分の時間じゃないの?って、筆者は思ってしまいます。
確かに、ひとりでいられる時間は少なく、時にひとりになりたい時もあるのでしょう。
だけど結婚は、ひとりじゃないってところが醍醐味ですよね。
そこに幸せを感じられなかったら、結婚も苦痛でしかなくなってしまいそう。
そもそも、何のために結婚したのかって、疑問に思ってしまいます。
ひとりじゃないからいい!家族と居るからこそ得られる、独身貴族には分からない幸せがあるのが結婚なのではないでしょうか。
家族と居られる時間こそが自分の時間で、それはとても充実した時間なんじゃないかなって思うんです。
それとは対照的に、ひとりの時間が充実しているのが独身貴族。
結婚して得る充実感とは別の充実感を見つけているのが、独身貴族とも言えるのだと思います。
ですので、どっちが良いとか悪いとかじゃないですよね。
それぞれが、それぞれの生活スタイルの中で充実感を得られていれば、それでいいわけです。
ひとりの時間が充実しているのは、確かに独身貴族の特徴ですが…ひとりなんですから、当たり前の話。
独身なのに、家族との時間を充実させるわけにもいきません。
ひとりの時間をどう充実させるかが、独身貴族の生活のテーマなんです。
結婚している人は、家族と一緒に居る自分をどう充実させるかがテーマですよね。
神経質
独身貴族の、“神経質”という特徴…これは、独身貴族になりたくないなら改善すべき点かもしれませんね。
神経質な人って、人と暮らすことに苦痛を伴うことが多いはずです。
細かいことまで気に病んでしまう人にとって、結婚生活は、神経をすり減らす生活になってしまいがち。
結婚相手や、子供の言動や行動が気になったり…と、自分の思い通りに行動してくれない人と生活するのは、ストレスも溜まりやすいでしょう。
一人じゃないことによる幸せを得られるはずの結婚生活が、一人じゃないことによって苦痛に感じてしまうわけです。
独身貴族の中には、そんな自分の神経質さを自覚して、結婚は向いていないと判断した人もいるでしょうね。
ただ、神経質だからと言って、結婚をあっさりと諦められる人ばかりじゃないと思います。
そういった人にとっては、独身貴族と言われるのも苦痛なのかもしれないですよね。