「まだ遊んでいたい」という独身貴族の人が、将来の結婚や、子供を育てることの蓄えも考えている人は少ないように思えます。
将来的に子供が欲しくても出来ない事や、結婚したくても出来ない事を考えたうえで遊んでいる人…なんていないですよね。
そんな安易な考えがあるとみられるからこそ、「独身貴族だ」と揶揄されることにもなるんです。
それもこれも、個人の自由ですが…独身貴族と言われるからには、その安易さや、ワガママさも見られているのだと思います。
過去の恋愛に未練がある
また、独身貴族の人の中には、“過去の恋愛に未練がある”と言う人がいるのも特徴だったりしますよね。
過去に結婚を考えたけど、タイミングや相手との擦れ違いによって結婚出来なかった…。
そんな経験を引きずって次の恋愛に進めずに、いつの間にか独身貴族なんて言われるようになってしまうんです。
実際、筆者の姉がこのタイプ。
結婚を考えていた過去の恋愛を10年引きずり…気づけばアラフォーになっていました。
もちろん、そこからでも結婚することは出来ます。
だけど、年齢があがるほどハードルは高くなりますよね。
終わった恋をいつまでも引きずってしまうと、結婚したくても出来ずに独身貴族になってしまうこともあるんです。
しかも、結婚と言う希望が叶わずに、その思いだけを引きずり続ける10年って、とても辛いですよね。
そうならないためには、過去の恋愛に縛られないことも必要なんだと思います。
また、そんな人にとって、人から「独身貴族」なんて言われるのは、傷口に塩を塗られるようなもの。
羨ましい気持ちで言うのだとしても、相手がどうして独身貴族になっているか、その経緯も分からずに「独身貴族だ」なんて言うのは無神経ですよね。
独身貴族になった理由も思いも、人それぞれに違います。
独身者も既婚者も、それぞれの生き方を認めてあげることが大切ですよね。