音楽や料理など、世の中には様々な”音痴”がありますが……生活をしていく上で特に困ってしまう音痴といえば、やはり”方向音痴”になってくるのではないでしょうか?なんたって道が分からないわけですから毎回出かけるたびに困ってしまいますし、状況によっては周囲に迷惑をかけてしまう恐れだって出てきてしまいからね。

中には深刻に悩んでいるという人もきっといるかもしれません。

そこで今回はそんな方向音痴を克服するためのオススメの改善策についてご紹介していきたいと思います。

方向音痴というのも元々の生理的なものもあるので、すぐに直すというのはなかなか難しいかもしれませんが、ちょっとした方法を心掛けるだけで少しずつ改善できるようになっていくはずですよ。

それでは一緒に見ていきましょう。

地図があっても目的地にたどり着けない

道が分からなくなったり迷ってしまうことってきっと世の中の多くの人が1度は経験していることだと思いますが……方向音痴の人はそれが毎回のことのように起きてしまうから本当に厄介。

新しい場所だけでなく知っている場所ですら行くのがやっとですし、地図があってもなかなか目的地にたどり着くことができないわけですから。

ひどい人は5分前に通った道ですらすぐに忘れてしまって同じところをグルグル迷う、なんてこともあったりするほどなんですよね。

これでは毎回出かけるたびに困ってしまいますし、誰かと約束している時や仕事の時などには周囲に迷惑をかけてしまう恐れだって出てきてしまいます。

どうして方向音痴になるの?

では方向音痴の人というのはどうしてそうなってしまうのでしょうか?もちろん元々の生理的なものもあるとは思いますが、具体的に方向音痴の人達というのは外を歩いている時どのような状態になって、道に迷ってしまうものなのでしょうか?まずはそこから確認してみることにしましょう。

周りを見ていない


基本的に方向音痴の人というのは観察能力が低いもので、そのため周りをよく見ておらず道をなかなか覚えることができないという傾向にあったりします。

例えば普通の人だったら「ここを曲がるとお店があるな」「あの看板を目印にすればいいんだな」といった風に周囲の状況を把握して、そこから道や行き方などを覚えていくものなのですが、方向音痴の人にはそれがまったくできないわけなんですね。

そのため1度行った場所などでも周囲のことをきちんと覚えておらず、再び行くことができないという状況に陥りやすくなってしまうんですね。

地図の見方が分からない

皆さんの周囲にもよく地図を見るのが苦手という人がいるかと思いますが、実は方向音痴の人の中にも地図の見方が分からないという人が多い傾向にあるんです。

そもそも地図を読解するためには”路上からの視点と上から見た時の視点を上手く切り替える能力”と”頭の中で物体を回転させる能力”といった2つの能力が必要と言われているんですが、方向音痴の人は特にこの能力が低いとも言われているんですね。

なので地図の情報を正しく読み取ることができず、結局道に迷う羽目になってしまうということになってしまうわけなんです。

楽観的

方向音痴の人というのは基本的に楽観的なタイプが多い、とも言われています。

そのため常に「どうにかなる」という前向きな姿勢で、細かいことを気にせずどんどんどんどん直感に従って進んでいってしまうので、結局最後には道に迷ってしまうという事態になってしまうんですね。

ただ楽観的な人だと実際に迷った時でさえも前向きなので、特にそこまで落ち込んだりパニックになることもなく、ひたすら目的地を目指すというようになってくるようです。

なので帰宅後反省などをすることもなく、また同じように迷ってしまうという人が多くなってしまうのかもしれませんね。

目印にならない部分ばかりを見る


先程もお話したように方向音痴の人というのは観察能力が低い傾向にあるので、仮に周りを見ていたとしてもきちんと必要なものを見ることができない、ということも多かったりします。

例えば道を歩いている時も分かりやすい目印などを探そうとするのではなく、単に自分が気になった物や風景など、そういったところにばかり注目するようになってしまうんです。

しかも単に気になったものなので覚えようという意識も低く、結局その道や周辺の情報は何も得られないまま終わってしまうわけなんですね。

方向音痴を克服するためにやるべき9個の方法

方向音痴の人がなぜ道に迷ってしまうのか、その理由についてなんとなく分かったところで…ここからはいよいよ、その方向音痴を克服するためにやるべき改善策についてご紹介していきたいと思います。

どれも特に難しいという方法はなく、ちょっとした意識を持てば誰にでもできることのはずですよ。

きちんと頭にメモをして、外を歩く際はしっかり実践してみるようにしましょう。

1、周りを見ながら歩く

やはり道や行き方を覚えるためには周囲をよく見て必要な情報を得ていくことが大切になってきます。

ということでまずはきちんと周りを見ながら歩くよう心掛けるようにしましょう。

先程方向音痴の人は観察能力が低い、というお話はしましたが、しかし”見る”という意識を持つことは能力など関係なく誰にだってできるはずですよ。

むしろそうして繰り返していくことで、観察能力の方も養われていくようになっていくのではないでしょうか。

そして”見る”ということに慣れていったら、次は周囲の状況や目印など、見たものを情報として得るということを心掛けるようにしていくと良いと思いますよ。

2、動かないものを目印にする

道に迷わないためにはやはり目印というのが必要になってきます。

が、先程方向音痴の人というのは目印以外のものに意識がいきやすいというお話をしましたよね?ということでまずは正しく目印となるものを探し出すことが大切!道を歩いている時はなるべく分かりやすい目立つものを意識して、それを覚えていくようにしましょう。

1番良いのはやはりお店や看板など、ずっと動かずにそこにあるものでパッと見て分かりやすいものが良いですね。

また次にここに来た時に自分がこの目印を見つけられるか、これを目印としてきちんと目的地に近付けるか、というのをイメージしておけば、より良い目印を選別しやすくなりますよ。

3、スマホやナビに頼り過ぎない

道が分からない時にスマホやナビに頼るという人も多いと思いますが、方向音痴の人は敢えてそういったものには頼り過ぎないようにした方が良いでしょう。

何故ならスマホやナビに頼ってしまう習慣ができてしまうと、周囲を観察したり道を覚えようとする努力をしなくなるので、根本的な能力は変わらないままになってしまうからです。

それだとスマホなどが使えない状況の時は結局迷うことになって困ってしまいますよね?なので、せめてちょっとした買い物や近場へのお出かけなどの時はスマホ・ナビには頼らず、自分の力で目的地まで行くように。

自身の能力をちゃんと鍛えて、方向音痴を少しずつ改善していきましょう。

4、迷ったら覚えている地点まで戻る

道に迷った時勘に頼ってただ闇雲に歩きまわる人も多かったりしますが、方向音痴の人のこういう時の勘は大抵外れるものなのでやめた方が良いでしょう。

それよりも確実なのは無理に進もうとせず一旦戻ってみること。

自分が覚えている所や把握できている道まで戻って、そこからまた進む方向を考え直してみてください。

そうすれば少なくとも知らない道で迷い続けるという事態は避けることができるはずです。

またどこにいるかかがきちんと把握できていれば人に電話で道を聞くなど、色々対処できることも増えてきますよ。

「あれ?おかしいな」「この道は知らないかも」とちょっとでも怪しいと感じたら、なるべく早く引き返すようにしましょう。

5、最短ルートを選ばない

よく早く目的地に着きたいからとなるべく最短ルートで行こうとする人もいたりしますが、これも方向音痴の人には危険。

最短ルートというのは確かに時間は短縮できますが、その分複雑な道などが多くなってくるのでより迷いやすくなってしまうんです。

そうして迷ってしまったら結局時間もかかってしまい、わざわざ最短ルートを選んだ意味もなくなってしまいますよ。

だったら時間がかかってでも、最初から分かりやすいルートで行った方が絶対にベスト。

1度でも自分が通ったことのある道や、目印となりそうなものが多い道を選ぶようにしましょう。

そしてある程度自信がついたら、最短ルートを覚えることに挑戦してみても良いかもしれませんね。

6、自分がどこに居るか確認する

先程の”覚えている地点まで戻る”のところでもお話しましたが、道に迷わないようにするためにはやはり自分が覚えている道や把握している道を少しずつ進み、自分の居る場所を確実に知っておくということが大切になってくるんですね。

なので道を少し進むごとに自分が今どこに居るのかというのもしっかり確認をするようにしておくと良いですよ。

先程も言ったように分からなくなったらすぐに引き返して、自分の位置を把握できる場所まで戻るようにするのがオススメです。

とにかく長時間ただひたすら勘だけで進むというのは絶対にやめて、少しずつ状況を確認しながら進むようにしていきましょう。

7、視覚的認知能力を鍛える

先程、方向音痴の人は目印を上手く見つけられない・地図をきちんと読めないというお話もしましたが……実はそういったことは視覚的認知能力、つまり目で見たものを理解する能力を鍛えることで改善できる可能性もあります。

なので視覚的認知能力を鍛えるためのトレーニングなども日頃からやっておくと良いかもしれません。

例えばオススメなのは形を正確に捉える能力が鍛えられるパズルですね。

また集中して観察することが求められる間違い探しなんかもトレーニングにはピッタリのものになってきますよ。

そういったもので視覚的認知能力を鍛えていって、目から入る情報を正しく処理できる力を身に付けていきましょう。

8、地図をインプットしておく

先程お話した視覚的認知能力を鍛えるのも非常に効果的ですが、やはり普段から地図に慣れておくというのも大切になってきますね。

ということで普段から地図を見る習慣をつけ、地図の見方などをしっかりインプットしておくようにするのもオススメの方法ですよ。

もちろんいきなりちゃんと読めるようになるというのは難しいと思うので、とりあえずまずは地図を”見る”という意識を持つことから始めてみてはどうでしょうか?そうしていくことで段々と目が慣れ少しずつ地図上の情報を得ることができるようになってくるはずですし、余裕があったら地図を持ちながら外に出てみて、近所などを実際に歩いてみるなんてことをしてみても良いと思いますよ。

とにかくまずは地図に慣れることを目指してみてくださいね。

9、帰宅時、歩いた道を確認する

実際に出かけてみて目的地まで無事に着けたら、帰宅の際もう1度その道を確認しておくようにする習慣をつけておくのも良いかもしれません。

例えば帰りもまたその道で帰るのなら、ゆっくりと歩きながら道や目印などをしっかり確認していくようにすると良いでしょう。

そうすれば次また来る時の自信になりますし、ついでに帰り道の風景などもチェックすることができてしまいますよ。

また家に着いた後も1日通った道や風景のことを頭の中で振り返ってみたり、地図でどの道を通ったのかというのを見ながらおさらいしてみるなんていうのもオススメですね。

そうやって忘れないうちに何度も何度も確認するようにしておけば、きっと自然といろんな道を覚えていけるようになるはずですよ。

方向音痴克服にも少しずつ近付いていくのではないでしょうか。

意識しながら歩くことで方向音痴の改善が期待できる

ここまでお話してきたとおり、方向音痴の方というのは周囲や先のことを気にせず勘だけで進んでいるという人が多く、それが原因で道に迷いやすくなってしまいます。

だからもっといろんなことに意識を持って歩くことが大切。

意識を持てば今回ご紹介した改善策などにも取り組めるようになり、少しずつ方向音痴の改善が期待できるようになっていくはずですよ。

どんな道でも自信を持って歩けるようになって、いつものお出かけをもっともっと楽しいものにしていきましょう♪