2、動かないものを目印にする
道に迷わないためにはやはり目印というのが必要になってきます。
が、先程方向音痴の人というのは目印以外のものに意識がいきやすいというお話をしましたよね?ということでまずは正しく目印となるものを探し出すことが大切!道を歩いている時はなるべく分かりやすい目立つものを意識して、それを覚えていくようにしましょう。
1番良いのはやはりお店や看板など、ずっと動かずにそこにあるものでパッと見て分かりやすいものが良いですね。
また次にここに来た時に自分がこの目印を見つけられるか、これを目印としてきちんと目的地に近付けるか、というのをイメージしておけば、より良い目印を選別しやすくなりますよ。
3、スマホやナビに頼り過ぎない
道が分からない時にスマホやナビに頼るという人も多いと思いますが、方向音痴の人は敢えてそういったものには頼り過ぎないようにした方が良いでしょう。
何故ならスマホやナビに頼ってしまう習慣ができてしまうと、周囲を観察したり道を覚えようとする努力をしなくなるので、根本的な能力は変わらないままになってしまうからです。
それだとスマホなどが使えない状況の時は結局迷うことになって困ってしまいますよね?なので、せめてちょっとした買い物や近場へのお出かけなどの時はスマホ・ナビには頼らず、自分の力で目的地まで行くように。
自身の能力をちゃんと鍛えて、方向音痴を少しずつ改善していきましょう。
4、迷ったら覚えている地点まで戻る
道に迷った時勘に頼ってただ闇雲に歩きまわる人も多かったりしますが、方向音痴の人のこういう時の勘は大抵外れるものなのでやめた方が良いでしょう。
それよりも確実なのは無理に進もうとせず一旦戻ってみること。
自分が覚えている所や把握できている道まで戻って、そこからまた進む方向を考え直してみてください。
そうすれば少なくとも知らない道で迷い続けるという事態は避けることができるはずです。
またどこにいるかかがきちんと把握できていれば人に電話で道を聞くなど、色々対処できることも増えてきますよ。
「あれ?おかしいな」「この道は知らないかも」とちょっとでも怪しいと感じたら、なるべく早く引き返すようにしましょう。
5、最短ルートを選ばない
よく早く目的地に着きたいからとなるべく最短ルートで行こうとする人もいたりしますが、これも方向音痴の人には危険。
最短ルートというのは確かに時間は短縮できますが、その分複雑な道などが多くなってくるのでより迷いやすくなってしまうんです。
そうして迷ってしまったら結局時間もかかってしまい、わざわざ最短ルートを選んだ意味もなくなってしまいますよ。
だったら時間がかかってでも、最初から分かりやすいルートで行った方が絶対にベスト。
1度でも自分が通ったことのある道や、目印となりそうなものが多い道を選ぶようにしましょう。
そしてある程度自信がついたら、最短ルートを覚えることに挑戦してみても良いかもしれませんね。
6、自分がどこに居るか確認する
先程の”覚えている地点まで戻る”のところでもお話しましたが、道に迷わないようにするためにはやはり自分が覚えている道や把握している道を少しずつ進み、自分の居る場所を確実に知っておくということが大切になってくるんですね。
なので道を少し進むごとに自分が今どこに居るのかというのもしっかり確認をするようにしておくと良いですよ。
先程も言ったように分からなくなったらすぐに引き返して、自分の位置を把握できる場所まで戻るようにするのがオススメです。
とにかく長時間ただひたすら勘だけで進むというのは絶対にやめて、少しずつ状況を確認しながら進むようにしていきましょう。
7、視覚的認知能力を鍛える
先程、方向音痴の人は目印を上手く見つけられない・地図をきちんと読めないというお話もしましたが……実はそういったことは視覚的認知能力、つまり目で見たものを理解する能力を鍛えることで改善できる可能性もあります。
なので視覚的認知能力を鍛えるためのトレーニングなども日頃からやっておくと良いかもしれません。
例えばオススメなのは形を正確に捉える能力が鍛えられるパズルですね。
また集中して観察することが求められる間違い探しなんかもトレーニングにはピッタリのものになってきますよ。
そういったもので視覚的認知能力を鍛えていって、目から入る情報を正しく処理できる力を身に付けていきましょう。
8、地図をインプットしておく
先程お話した視覚的認知能力を鍛えるのも非常に効果的ですが、やはり普段から地図に慣れておくというのも大切になってきますね。
ということで普段から地図を見る習慣をつけ、地図の見方などをしっかりインプットしておくようにするのもオススメの方法ですよ。
もちろんいきなりちゃんと読めるようになるというのは難しいと思うので、とりあえずまずは地図を”見る”という意識を持つことから始めてみてはどうでしょうか?そうしていくことで段々と目が慣れ少しずつ地図上の情報を得ることができるようになってくるはずですし、余裕があったら地図を持ちながら外に出てみて、近所などを実際に歩いてみるなんてことをしてみても良いと思いますよ。
とにかくまずは地図に慣れることを目指してみてくださいね。