人生は一度きりしかありません。
その人生をどのように展開するかは自分次第ですよね。
ですが、何かを失敗した時に「自分の人生をやり直したい」と思ってしまうのも、自分の自由なのでしょうか。
何かを失敗してしまい、人生をやり直したいと思ってしまったときに思い返してほしいことについてご紹介します。
今まさに落ち込んでいる人は、ぜひ見てみてくださいね。
人生やり直したいと思った時に思い返して欲しい8個のこと
人生をやり直したいと思っても、それが正しい方法であるとは限りません。
そこで人生を終わらせなければという思考になってしまう人もいますが、実際に終わらせてしまってはいけないですよね。
人生をやり直したいと思たときには、思い返してほしいことがあります。
本当にやり直さなければいけないほどの人生でったのかなどは考え直してみると、それほどではない気分になるかもしれませんよね。
人生をやり直したい時には、まずは以下に挙げるようなことを思い出してみてください。
1. 両親の愛情
どうしても人生をやり直したいと思ってしまったときには、まずは両親の愛情を思い出してみると良いですね。
両親の愛情というのは大抵はとても深いものであり、自分の子どもが何をしていようとも、愛情が消えることはありません。
どうしても自分の人生をドロップアウトしてしまいたくなったときには、両親がどれだけ自分を愛していたのかを思い返して見てください。
2. 失敗したほうが強くなれる
失敗した方が強くなれるという人もたくさんいますよね。
失敗しなければ、プライドは折れることがないかもしれませんが、精神的に強くなることはできませんよね。
失敗した経験をしたことがある人の方が、何かあった時にとても強いのです。
トラブルに強いのは、失敗や挫折の経験がある人の方なのです。
失敗や後悔をせずに生きてきた人間はいません。
少しくらいは失敗している方が良いのです。
人生をやり直したいと思う前に、人生をより寄りものにするために失敗して良かったと思った方が良いでしょう。
3. 失敗したほうが人の気持ちが理解できる人になれる
失敗している方が、人の気持ちを理解できる人になることができます。
ほとんどの人は色々な失敗をしているので、誰かの気持ちを理解するためには、失敗した時の気持ちを分かっていた方が良いのです。
失敗した時のことが分かっていなければ、完璧な人間として、他の人と理解し合うことができないでしょう。
4. 過去を後悔する時間を未来を創造する時間に変えよう
過去のことを後悔していても、何も生まれません。
もちろん反省することは絶対に必要ですが、それが何も創造しないことは分かっていますよね。
自分の人生を後悔している暇があったら、未来を想像するようにして見ましょう。
時間を有効に使った方が良いのです。
5. 人生はやり直せる
人生はやり直すことができます。
人生をやり直したいと思っている人は、一度人生を折らわせなければいけないと思っているかもしれませんが、人生は終わらせなくてもやり直すことが可能なのです。
極端な考え方をすることなく、人生をもう一度やり直すつもりで再スタートを切った方が良いかもしれませんね。
6. 自分を好きになろう
自分の人生をやり直したいと思っている人は、そもそも自分のことが嫌いなのかもしれません。
自分のことを好きになることができれば、少し暗い失敗したくらいでは自分の人生を諦めることなどできないはずです。
自分の人生に何も楽しいことがないのだとしたら、それは確かに続けている意味もないと思うかもしれません。
ですが、自分の人生を好きになることができれば、簡単にやり直そうなど思えるはずがありませんよね。
だからこそ、自分のことを好きになれるように、人生の設計をやり直した方が良いかもしれません。
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7. 自分を許してあげよう
自分に厳しい人はとても、良い人生を歩むことができるでしょう。
自分に甘いことばかりをしていると、他の人からも嫌だと思われる人が多いからです。
厳しく生きている方が成長することもできますから、確かに自分に厳しいことは良いことです。
ですが、あまりにも自分に厳しすぎると、生きていてとてもつらくなるでしょう。
時には自分を許してあげることも必要です。
自分を許してあげられないと、自分の人生を生きていても仕方ないと思ってしまうでしょう。
8. 他人と自分を比べるのをやめよう
他人と自分を比べていると、自分のダメな部分ばかりが目についてしまいます。
ですが、他人と自分を比べていても何も得られるものはありません。
自分の悪い部分ばかりを見るのではなくて、自分の良い部分、良かった部分に目を向けてあげれば、意外と自分の人生も悪いものではないと思うことができるのではないでしょうか。
人生に挫折は付き物
人生に挫折はつきものです。
人生に失敗して、もうどうなってしまっても良いから、人生をやり直してしまいたいと思ってしまうこともあるでしょう。
それでは、人間は挫折してしまったときには、いったいどのようなことを思うのでしょうか。
同じことを思っている人がいるというだけで救われるということもあるかもしれません。
ここでは、一般的に挫折を味わったときに人がどのような状態になってしまうのかを見てみることにしましょう。
人は挫折するとどうなる?
人は挫折をするといったいどのようになってしまうのでしょうか。
一度も人生で挫折をしたことがない人にとっては、その気持ちが初めての感情で分からないということもあるでしょう。
挫折をすることがよくある人にとっては、それを簡単に乗り越えることができるかもしれませんが、挫折をしたことない人にとってはそれを乗り越えるのは大変ですよね。
まずは挫折をするとどうなるのかについて見てみることにしましょう。
1. ネガティブになる
挫折を覚えた後は、まずはネガティブになってしまう人が多くいます。
何事もポジティブに考えることができず、とにかく悪い方向に向かっていくと思い込んでしまうのです。
人生に明るいことなど何も起こるはずがないと思い込んでしまい、それ以上に自分のことを信じられなくなってしまいます。
ネガティブな状態になってしまっているので、他の人の励ましも心に届かない状態になっているといえるでしょう。
2. 未来の希望を失う
一度の失敗でそんな風になってしまうなんてと思う方もいるかもしれません。
ですが、一度も挫折したことがない人、全てを失ってしまった人にとっては、未来の希望が何もなくなってしまったように感じてしまう人もいるでしょう。
もうこれ以上自分の人生が良くなるはずがないと思い込んでしまうのです。
未来の希望が無くなったように感じてしま人は、それ以上人生を続けていてもどうしようもないという考えに至ってしまう可能性があるので、危険な状態になっている可能性も高いです。
3. 周囲が見えなくなる
挫折しているときには、自分の失敗ばかりに目が行ってしまうので、周囲が見えなくなっている可能性もあります。
自分が駄目だったときのことばかりが思い返されて、考えれば考えるほどにダメな自分のことが際立って見えてしまいます。
そうなるともう、他の人のことなど見えるはずがありません。
周囲のことなど見えず、自分のことしか見えなくなって、他の人が同じような失敗をしていても、それを自分の慰めとすることもできません。
周囲が見えなくなっている状態では、自分の立ち位置も分からなくなってしまうので、悪い方ばかりに考えてしまいますよね。
4. 殻に閉じこもる
殻に閉じこもってしまう人もいます。
失敗した自分のことを許せず、他の人にも自分のことを見てほしくないといって殻に閉じこもってしまいます。
他の人の慰めの言葉も耳に入らなくなってしまうのです。
殻に閉じこもっているのは、自分の心を守るためではありますが、それが自分の心の傷の治療をできない状態にしてしまうとも言えるかもしれませんね。
殻に閉じこもっている場合には、何を言っても無駄になってしまい、自分の失敗にこだわっている状態でしょう。
自分が思っているより傷は浅いということが他人には分かっているのに、それを分からせてくれるはずの言葉も届かない状態であり、他人にとってはとてももどかしい状態だといえるかもしれませんね。
5. 自分を責めて自信を失う
自分を責めてしまうタイプの人もいます。
自分のことが許せないのは、とてもプライドが高い人に多い現象だといえるでしょう。
他の人に責任転嫁をするよりは良いかもしれませんが、自分を責めてしまい、自信を失ってしまうので、プライドがぽきりと折れてしまった状態になり、それからなかなかプライドを取り戻すことができなくなるでしょう。
そこからプライドを取り戻せるほどに自信を持つことができると良いですが、自分の人生をやり直したいとまで思うようなタイプの人は、そう簡単に自信を取り戻すことができないで人生が停滞してしまう状態になるでしょう。
6. 自分と他人を比べて妬む
挫折をしているときには、自分を他人と比べてねたんでしまうような状態になることもありますね。
失敗してしまった自分は、失敗していない他人に比べて劣ってしまっていると思い込むのです。
その上で、失敗していない他人のことが羨まして仕方なくなります。
そして、他の人の人生だったらと思うようになるのです。
そのために、人生をもう一度やり直すことができたらと思ってしまうのですね。
7. 人生を終わりにしたくなる
究極的には、人生を終わりにしたいと思ってしまう人もいるかもしれません。
失敗した自分は生きていても仕方ないと思ってしまうのです。
人生をやり直したい、そのためには一度終わらせなければいけないというのは、とても危険であり究極的な考え方ですね。
最悪には自殺に繋がってしまうこともありますから、周囲の人は気をつけて見ていなければいけないでしょう。
8. 深刻に考え過ぎる
一度も挫折したことがない人は、深刻に考えすぎるというのが問題ですね。
そこまで深刻に思う必要もないのに、深刻に考えすぎて、思考が逃げる方向に行ってしまうのです。
最悪の逃げ方としては自分の人生を諦めるという方になりますから、そこから人生をやり直したいと思うようになるのです。
何度も失敗したことがある人にとっては、一度の失敗くらいは大したことがないと思うかもしれませんが、元々ネガティブな性格をしている人の場合には深刻に考えてしまう傾向が強いのではないでしょうか。
9. 周囲の人に馬鹿にされていると錯覚する
周囲の人にばかにされていると思ってしまう人もいるでしょう。
自分に自信がなかった人の場合には、周囲の人の視線が気になってしまって、どうしようもなく周りに嘲られていると思い込んでしまうのです。
周囲の人は実際に笑っていなかったとしても、自信がないので失敗に対して周囲が笑っていると思い込んでしまうのです。
思い込んでいると実際に笑われているように感じますから、外に出られずに自分の殻に閉じこもってしまうこともあるのではないでしょうか。
ショックが大きいのはそれだけ頑張っていた証拠
挫折をするととてもショックが大きくて、もう生きていられないというほどに嫌な気持ちになってしまうこともあるでしょう。
落ち込んでもう立ち直れないと思ってしまうかもしれませんね。
ですが、ショックが大きいのはそれまでずっと頑張っていたという証拠にもなるのです。
頑張っていたからこそ、どうしてもそれが達成されなかったときに立ち直れないほどのショックを受けるのです。
それほど頑張っていないのなら、そこまでショックを受けることもないでしょう。
挫折したことにはショックかもしれませんが、そこまで頑張ろうと思うことができたのなら、それは自分を誇りに思って良いということになりますよね。
ショックを受けた気持ちから少し落ち着いたのなら、人生をやり直したいと思うのではなく、そこまで思えるほどに頑張っていた自分を慰めてあげてください。
あなたの人生はあなたしか生きられない
いかがでしたか?
人生をやり直したい、もうやめてしまいたいと思うほどに落ち込んでしまうことは、人間なら誰でもあることでしょう。
ですが、あなたの人生はあなたしか生きることができないのです。
何か辛いことが会ったときにそう思ってしまうことがあるのは否定しませんが、それを実行に移すのはやめましょう。
そして、少し思い返してみると良いのです。
自分の人生を生きられるのは自分だけですから、そこでやめてしまうのはあまりにもったいないですよね。
そこで自分の人生をやめてしまうと、それだけで悲しむ人がいることも考えましょう。
本当に辛いことがあったとしても、その挫折はほかの人から見ると、それほどの大きなことではない可能性もあります。
挫折を覚えることがあっても、それにショックを受けるほどに頑張っていた自分のことを誇りに思って、前を向いて生きられるように頑張ってください。