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ガングロとは何?若い人は知らない昔のギャルあるある

ガングロとは何?若い人は知らない昔のギャルあるあるのイメージ写真
90年代に一世を風靡した「ガングロギャル」、真っ黒に日焼けをした女子高生が、渋谷に沢山居たのを覚えていますか。

懐かしいと感じる人もいれば、何それ?と感じる人もいるでしょう。

そんなガングロギャルの特徴や言葉の意味、どんなファッションだったのかというのをまとめてみました。

この記事の目次

ガングロとは?

ガングロとは、10代の若い日本の女子中高生の間で流行ったオルタナティブ・ファッションです。

肌を真っ黒にして、髪の毛を金髪やオレンジ色など、派手めな色を取り入れるため、かなり見た目が派手になります。

渋谷や池袋を中心に、ガングロが多くいました。

「ガングロ」言葉の意味は?

ガングロの意味を説明している
ガングロと聞いても、今の若い人たちにはピンと来ないかもしれません。

一世を風靡したガングロとは、一体どんな意味があるのでしょうか。

「ガンガン黒」という言葉に由来している

ガングロという言葉は、「ガンガン黒」から来ています。

これは、そのままの意味合いで、「顔が真っ黒い」という事です。

当時は日焼けをして、真っ黒にする事が流行っていたため、若い女性も平気で顔を真っ黒に焼いていました。

また、日焼けをしていなくても、黒いファンデーションを使って、顔を真っ黒にしている子たちも、ガングロと言われます。

ガングロよりも黒く焼いたり、顔を黒くしている子たちは「ゴングロ」、更に上にいくと「バチグロ」という言葉もあります。

ガングロは1990年代後半に流行りましたが、その後2001年に入りますと、間逆の美白ブームが訪れました。

「ガングロ」はいつ頃流行ったのか?

ガングロの由来はわかっても、いつくらいに流行っていたのかは知っていますか?今、若い子たちは、もしかしたらまだ生まれていないかもしれませんね。

ピークは2000年頃

ガングロという言葉は、1990年代の前半に流行りました。

日本の新しいファッション・スタイルとして登場したのですが、その見た目の派手さから、驚いたという人も多いのではないでしょうか。

そんな彼女達がしていたガングロ・ファッションは、濃いめのメイク、金髪やオレンジ色といった、派手な髪色、そして、黒いインクを使って、アイライナーをくっきりと入れます。

そして、白いコンシーラーを使って、唇や目の周りを塗れば、ガングロ・ファッションの出来上がりです。

当然ですが、ガングロ・ファッションはそのままの格好で学校に行ったら、校則違反になってしまうでしょう。

そのため、ガングロ・ファッションは若い世代にとっての、一種の日本社会に対する反抗心を示しているとも言われています。

そんなガングロ・ファッションをいち早く取り入れたのが「egg」や「小悪魔ageha」などのファッション雑誌です。

また、これらのファッション雑誌が、ガングロ文化に大きな影響を与えているとも言われています。

当時、ガングロ・ファッションに身を包んだ芸能人も現れたくらい、ガングロは日本にとっては大きな社会現象だったんですよ。

「ガングロファッション」とは?

ガングロファッションを説明している
見た目が派手で、かなり奇抜なメイクをするガングロ・ファッションには、一体どのような特徴があるのでしょうか。

肌を黒く、髪を金やオレンジの色にする

ガングロファッションの基本は、肌を真っ黒に日焼けする、ないしは真っ黒のファンデーションを塗って、とにかく真っ黒にします。

そして、髪の毛を金髪やオレンジ色の明るい髪色にするか、脱色をして色を抜きます。

眉毛は全部そり落として、その上から極端に細い眉毛を描いて、ミニスカートと厚底ブーツ、ロングヘアという見た目が特徴となります。

当時、安室奈美恵の格好を真似する女子達が多くおり、ガングロとアムラーが渋谷や池袋に大勢いました。

顔を真っ黒にすることで、小顔効果が得られたり、目がはっきりとなり、可愛く見えるといった説もあった為、当時の若い10代のギャルたちは、全員がガングロ・ファッションに身を包んでいたんですよ。

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