昔より化粧が上手くなったり、人前で自分が出せるようになったり、相手に合わせ過ぎないファッションになったり、男を見る目が出来たり。
人生経験も同じようなもの、色んな場所にいって、色んな経験をしたからこそ、おしゃべりにも深みが出てくるのです。
6.人を見る目がある
しゃべるのが上手い人は、人を見る、見抜く力があります。
「瞬時に見分ける力があるのか?」というと、そうではありません。
その逆で、人は瞬時に見分けられるものではないと分かっているから、平静を装って相手を上手く観察しています。
相手がどんな人かまだ分からないうちは、危険な冒険はしません。
どんな話が好きなタイプで、どこが地雷なのか、相手の手の内が見え始めたら、少しづつ会話の幅を広げていくのです。
話が上手な人の中には、自分の本心や心の内を話すまでに1年以上、それ以上を費やす人もいるくらいなんです。
7.聞く人によって話し方を変えられる
しゃべるのが上手い人は、聞く相手によって話し方を変えることができます。
ただでさえ、人と話をするのって難しいのに、相手によって話し方を変えられるなんて、一体どうやって変えるというのでしょうか。
それができる人は、24時間誰と話しをする時も、それが例え家族だったとしても、話し方を変えてしまう傾向があります。
つまり「相手によって話し方を変える」ということは意識してやることなのではなく、無意識の内に、自然とそうやってしまうのです。
例えば相手の頭が良くて、下手なことをいうと怒らせてしまうというケースなら、話しをするペースを緩めて、できるだけ言葉を少なくし、会話を終わらせようとします。
相手が何か情報を握っているのであれば、相手の話をよく聞いて、話のペースに合わせ、相手の話を上手く褒める方向にもっていきます。
相手があなたと話しをすることで気持ちよくなって、あなたと話をすることが「楽しい」と感じればもうこっちのもの、次第に心を許してこちらが欲しい情報を話してくれるかもしれません。
賢い人はこうして話し方を変えて、色んなころを考えながら戦略を練っているのです。
8.気遣いや思い遣りのある人
しゃべるのが上手い人は基本的に、気遣いや思い遣りのある人がほとんどです。
気遣いや思い遣りがあるからこそ、相手の気持ちが手にとるように分かる、だから話しも上手くなるのです。
こういう人は、相手と詳しく話しをしなくても、言葉のヒントから、「この人は今こんなことに困っているのかも」とか「この人は最近順調で何にも困っていない」などのおおまかな判断をすることができます。
気遣いや思い遣りがあって、かつ、しゃべるのが上手い人は、困っている人がする考え方の方向や、幸せな人が考える話の方向を読み取ることができるのです。
こういう人を数人友達に持つと、いつ会っても、何を話しても居心地が良くて、あなたが困っている時はかなり的確なアドバイスをしてくれるので、とても大切な友人になっていくはずです。
9.声のトーンを使い分けることができる
声のトーンを使い分ける=ぶりっこになる時だけすること、くらいにしか考えていない女性がいますが、賢い女性はあと5通りの声のトーンを使いわけて、相手によって声色を変えながら話をしています。
もっと正確にいえば、声のトーンだけでなく、声のテンポ・速さも変えているのです。
例えば相手が怒っている時、こちらの声のトーンまで荒げてしまえば、怒っている相手はますますヒートアップしてしまいます。
こんな時大切なのは、まず相手の気持ちを落ち着かせることです。
その為には、自分の声をできるだけゆっくりかつ、「?」「何のことかな?」ととぼけたような雰囲気をミックスさせます。
ただし間違っても「不思議ちゃん」のようにノロノロとした話し方をしないこと。
相手が余計イライラしてしまうと、状況はさらに悪化してしまう可能性があります。
相手の理解力が少なそうな場合は、要点を確認しながら、相手がわかりやすいトーンで話しをする。
相手が賢いタイプであれば、シンプルなトーンで、話の要点だけを簡潔に話す、それだけで話は伝わるはずです。
10.随所に冗談を交えて楽しく話す
賢い人たちが集まる会議では、なぜかいつも笑い声が絶えません。
賢い人たちの集まる会社は、そういう人たちが運営しているのですから、上手く行っているはず、だから笑い声が多いのか?というと、ただそれだけの理由ではないんです。
賢い人たちは、会話の中に、冗談を入れる傾向があるのです。
難しい話をしている時、あまり頭の回転が早くない人は、会話の内容を理解するのでいっぱいいっぱいになってしまい、自分が気の利いた冗談をいうなんて余裕がありません。
相手の話を上手い冗談で返すなんてことは、夢のまた夢、「そんなことができたらかっこいいよなぁ」なんて思ってはいるものの、中々実現するのは難しいところです。