そのミニファミコンを手にしたら、当時の思い出がよみがえってきた人は少なくないでしょう。
ビックリマンシール
あなたもビックリマンシールを一生懸命に集めたおひとりかもしれません。
「ビックリマン」は1977年から発売されているチョコレートのお菓子です。
このお菓子にはおまけのシールが入っていて、1985年ごろ、「悪魔VS天使」というシリーズが登場し、それが小学生の間で大ブームとなりました。
このシリーズでは、天使と悪魔のお守りのシールが3枚一組で各種12種類ずつありました。
それも2か月ごとにバージョンが変わり、その中でも40個中1枚か2枚しか入っていないレアなシールもあり、そのシールを集めようと必死におこづかいを貯めましたね。
シールはストーリー性があり、キャラクターもおもしろく、すべての種類を集めたくなるようになっていて、なんと毎月の販売数は1300万個にも上ったそうです。
なめ猫
最近でもまたCMで起用されている”なめ猫”。
1980年代の初頭に名古屋で生まれて流行した、猫のキャラクターです。
猫なのに暴走族の恰好をしていて、本物の子猫に暴走疾風の衣装を着せています。
正式名称は「全日本暴猫連盟なめんなよ」というものです。
ポスターから文具、写真集、レコード、ゲームなどかなり幅広くキャラクター商品が販売されました。
ポスターは600万枚、自動車の免許証風のプロマイドは1200万枚を売り上げたそうです。
もしかして、あなたの机の中にもなめ猫の免許証プロマイドがまだ眠っているかも!
キン消し
”キン消し”とは、キン肉マン消しゴムのことです。
漫画とアニメで大人気となった「キン肉マン」のキャラクターが消しゴムになっているものです。
消しゴムといっても、字を消すことはできなくてあくまで玩具です。
この”キン消し”には、バンダイが発売した正規品のレギュラーシリーズだけで418種類もあります。
そのほとんどは基本的にオレンジ・赤・青・黄色・緑の5色なのですが、中には黒やベージュ、クリア、ラメ入りなどのものもあります。
これを何百個も集めるのが男の子たちの目的でしたね。
段ボールいっぱいに集めて、みんなで見せ合いっこしていました。
この”キン消し”で収集癖がついた、という人もいるかもしれませんね。
1990年代
1990年代に流行った懐かしいもの
平成がスタートしたこの時代。
「東京ラブストーリー」や「101回目のプロポーズ」などのドラマの影響を受けていた人たちが大勢いましたね。
コギャルの登場やアムラーがいた時代です。
たまごっちが発売され長蛇の列を作ったり、プリクラも大流行。
1997年には消費税は5%に引き上げられ、1998年には長野オリンピックが開催されました。
1999年iオードサービスがスタートし、ガングロ女子たちがいたのもこの頃です。
スーパーファミコン
任天堂が1990年に発売したスーパーファミコン。
現代の家庭用ゲーム機の先駆け的存在でもあります。
マリオカートやドラゴンクエスト、ぷよぷよなど、社会現象にもなったソフトはたくさんありますね。
2つのコントローラーがついてきて、友達や兄弟で勝負することができました。
きっとみんなでコントローラーの取り合いをした経験があるのではないでしょうか?