介入という言葉は日常生活の中でそこまで頻繁に出てくるような言葉ではありません。
しかし、ニュースやビジネス、時には日常会話などに出てくる可能性もある言葉です。
そこで今回は「介入」とはどういう意味なのか、使い方や例文などをわかりやすくご紹介していきます。
️介入の意味とは?
介入とは「当事者以外の者が入り込むこと。争いやもめごとなどの間に入って干渉すること。」という意味があります。
「介」という漢字には「間にはさまる。間でとりもつ。」という意味があり、「入」という漢字には「ある範囲の中に、はいる。」という意味があります。
つまり、様々な物事や場面の間に入り込むことです。
当事者以外の者が入り込むこと
当事者以外の者が入り込むということは、まったく関係のない人がその問題に入り込むことを言います。
どちらかに協力的な場合もあれば、公平な立場として入り込んでくることもあるでしょう。
争いやもめごとなどの間に入って干渉すること
争いが起こるということは双方の主張が相違している、お互いの考え方を認めることができないという状況で起こり得るものです。
それを踏まえて考えた時に、当然ながら二人の間で解決する事は難しいでしょう。
そのため、当事者以外の人が一般的に考えてどちらの言い分が正しいのか、どちらの行動が本来あるべき行動をしているのか、ということを考えるのです。
つまり、「第三者が争いの間に入って干渉する」ということです。
これを介入と言います。
強いてかかわること
「強いてかかわること」も介入という言葉で表すことができます。
強いて関わるということは、無理やりだったり、他人の意志に逆らってまで関わってくるということです。
つまり「頼んでもないのに無理やり関わってくる」ことを介入ということができるでしょう。
️介入はどういう時に使う?
では介入とはどういう時に使う言葉なのでしょうか?
これを知っておけば間違った使い方をして恥をかくこともありません。
どういう時に使えるのかを覚えておきましょう。
友達が喧嘩をしているとき
友達が喧嘩をしている時に介入という言葉を使うことができます。
喧嘩をしている2人をなだめるために、第三者が間に入って話を聞いたり、解決の糸口に導いたりしますよね。
お互いに冷静さを取り戻させるように行動すると思います。
このように2人の問題の間に入って関わること、つまり「友達同士の喧嘩にあなたが介入する」ということです。
電車やお店で揉め事が起きたとき
日常生活の場面で、揉め事が起きている場面に遭遇することもあるでしょう。
他人が言い争っている場合や、たまたま自分の知り合いが言い争っていた姿を見かけたりするかもしれません。
その様な時には争っている二人の間に入って物事の解決に導いたり、これ以上ヒートアップさせないように行動するべきです。
これもまさに争っている人の間に「介入」すると表現することが出来ます。
横から意見を言うとき
知り合いでも他人でも関係なく、言い争っている場面を見たとき。
あからさまに片方の人間が悪い、もしくは正当な文句を言っていると判断したり、個人的な感情で相手に対してもの申したい時があるはずです。
そのような時にもしも争いの間に入り横から自分の意見を言ってしまった場合は、まさにあなたが両者の問題に「介入」したと表現することが出来ます。
️介入の使い方・例文
ここからは、介入という言葉を使った例文をいくつかご紹介していきたいと思います。
問題に介入する
「問題に介入する」とは、「当事者以外の者が問題に割り込むこと」という意味です。
例えば、夫婦同士の問題がなかなか解決しない場合、それを見かねた当事者以外の誰かがその問題に割り込んで解決しようとする時に使います。
それは友達や親、弁護士など問題がある夫婦以外の誰かということになります。
分からないので介入してもらう
この例文は、「分からないので間に入ってもらう」という意味として捉えることができます。
争いが事件が起こりうる場面は様々な状況が想定できます。