卒園・卒業祝いと、入学祝いを兼ねることもできます。
でも、来年度に入学はもう決まっているのだからと言って、正月などに渡すのはちょっと失礼かもしれません。
その時が年に数回の顔を合わせる機会なので、ちょっと早いけど今のうちに・・・なんて思いたくなるのですが、正月では入学までにおよそ4か月もありますので、ちょっと手間を省いた感が否めませんね。
でも、渡す時期というのは渡す側と受け取る側で話し合って決めることができることなので、受け取る側もお祝いする側も一番うれしい時に贈れるといいですよね。
3. 相場はどれくらい?
これが一番気になることかもしれませんが、入園・入学のお祝いをするときはどのくらいの金額を贈ればいいのでしょうか?
あまりに高価な金額を贈ってしまうと、受け取った側が負担に感じてしまうことがありますので、相手が困らない程度の金額にするのが大事です。
相手に気を遣わせず、喜んでもらえるような金額を選びたいですね。
地域や家庭によって、その気を遣わせない程度の金額の相場はバラツキがあるようですが、日本の一般家庭の相場はどのくらいなのかをご紹介します。
1. 祖父母から孫へ
祖父母から孫への入学祝いの金額の相場は3万円~30万円位のようです。
あまりにも差がありますが、そこにはお孫さんの年齢が関係しています。
もし、お孫さんが小学校への入学時なら、相場はだいたい3万円~5万円といったところのようです。
もし、ランドセルとか学習机などの小学校に上がるときに必要な品をすでに準備してあげているなら、1万円~3万円程度を贈ることもあるようです。
お孫さんが中学校への入学ということなら、学習机などは必要な今でも学生服や新しいカバンなどが必要となります。
その分のお金としても含めて、だいたい3万円~5万円位が相場になっているようです。
でも、お孫さんが小学校に入学するときと、中学校に入学するときの親の収入は変わっていることも多く、中学校に入学するころには親たちの収入もある程度安定していたり増えていたりします。
それで、小学校に上がるときよりも中学校に入学するときのほうが、贈る金額は抑えられることが多いようです。
高校への入学時に贈る金額も同じく相場は3万円~5万円位のようですが、高校に入ると制服やカバンのほかに通学のための自転車や定期券などが必要だったりして、それをお祝いのプレゼントとして贈るとなると、かなりの金額になるようです。
そして大学入学になると、その機会に一人暮らしを始める子も多くなります。
その場合、引っ越しや新しい生活のための援助もかねて、お祝い金の額が跳ね上がり、相場は10万円~30万円ほどになるようです。
入学金を負担してあげたり、学費の足しとしての金額を贈る祖父母もいますが、その場合100万円単位がお祝いとなることもあります。
2. 親から子へ
親から子へと小学校の入学祝いは、だいたい5000円~1万円位のようです。
そして、中学校に入るときには1万円~2万円。
高校入学祝いは、1万円~3万円。
大学入学時は、相場がありません。
というのも、大学に入るということ自体に今までの高校生活とは違って学費がかなりかかります。
それで親は学費の支払いがあるので、お祝いのお金を送る必要がないと考える人も少なくありません。
それで、どんな大学に入るのか、家庭の経済状況はどうか、といったことにも関係してくるので、お祝い金としての相場というのははっきりしません。
3. 叔父、叔母から甥、姪へ
甥っ子や姪っ子の小学校の入学祝いなら、3000円~1万円位が相場のようです。
中学校も変わりなくそのくらいが相場です。
何か学校で使えるものなどをプレゼントとして添えることも多いですね。
高校入学になると、叔父さん叔母さんも結構いい年齢になってきて、お祝い金の額もあがります。