それがいわゆるカリスマ性と言われる部分で、これに関しては無難に生きている人が圧倒的に劣勢と言えるでしょう。
ただし、それを「いい悪い」という尺度で見れば、別次元の話になります。
カリスマ性があるからいい、平凡が悪いという話には決してなりません。
平凡で些細でも、幸せが常に側にある安定した人生を無難に送ることは、とても幸せなことなのではないでしょうか。
無難こそが自分らしさという人も
こういう使い方をする人は、かなりメンタルがタフな人でしょう。
さっき書いた「自分らしく生きる」というやや甘ったるい幻想ではなく、しっかりと地に足をつけて歩いている人の言葉ですから、信用できますし、何よりとてつもない説得力を持っています。
「些細でも平凡でもいい!俺は無難こそを愛す!」
もしかしたら女性はこういう人と恋愛した方が幸せになれるかもしれませんね。
もはやちょっとかっこよく見えます。
ここまで割り切ると、それこそカリスマ性すら感じますね笑。
そうなんです、結局はイメージや偏見に負けず、自分の信念を持っている人が素晴らしいということですよね。
たとえその信念が一般的には笑われるような信念でも強く持っていれば、尊敬に値する美点ともなります。
️無難な人生を求める人の特徴とは?
それでは、無難な人生を求める人にはどのような特徴があるのでしょうか。
現実主義
無難な人生には、夢は夢、現実は現実と、完全に一線を引いてることが大前提です。
シビアに現実を見つめ、生活内での取捨選択を決して間違えないように心がけています。
人生とは選択の連続ですが、ここで大きく性格がものを言います。
良い選択を望むか?悪い選択をしないようにするか?これだけでその後の人生は大きく変動します。
現実主義とはまさに後者です。
「マイナス」にさえならなければその選択は正しいという認識をしているのでしょう。
一方前者は「プラス」がなければその選択は間違っていたという認識をします。
もちろん「マイナス」は完全敗北です。
つまりギャンブラーのようなものですね。
勝たなければ意味がない、勝つための選択をするのが前者です。
現実主義の人はこの時考えるでしょう。
「じゃあ勝ちって何??何を指して勝ちなの??」と。
何をもって人生の勝者と定義するのか?地位?名声?お金?
「いえいえ、毎日が平和であればそれでいいのです。地位も名声もお金も必要以上にはいりませんよ。くれるならもらいますが。」というのが、現実主義の根本ですね。
変化を嫌う
変化とは、まさしくハイリスクハイリターンを意味していますから、無難に生きたいと願っている人は、とにかく変化を嫌います。
変化すると、必ず初めは「不安定」になります。
その波に乗るのは、かなり不本意でしょう。
その結果、もしかしたら、今より状況が良くなるかもしれませんが、彼らにとっては、そんな曖昧な未来のことよりも、今目の前にある安定こそが全てです。
きっと職場の環境改善などが行われた場合は、誰よりもストレスを感じていることでしょう。
安定が一番
無難こそ安定、安定こそ無難です。
とにもかくにもこれを世界中の何よりも愛しているでしょうね。
余計な夢は見ず、現実をきちんと見据えて、それを変化させずに日々を安定させる。