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世界三大美女は誰?その美女と言われ...(続き4)

また、楊貴妃はライチを好んで食べていましたが、このライチには美肌効果があるとされています。

恐らく当時でもライチが美しさの象徴であることは知られていたのでしょう。

慎ましい性格をしながらも、やはり美を磨くことには余念がなかったと考えられます。

一方で、クレオパトラの美に対する数々の逸話は今でも有名です。

バラの香油を垂らした風呂に浸かったり、死海に入ったりして美肌を磨き、蜂蜜を肌や髪、爪などに塗ってその美しさを保つ努力をしていました。

装いや装飾品、髪型やメイクなどにもとても気を遣い、王として、為政者として、そして女として常に自分を磨き続けていたとされています。

その美へのあくなき追及には、現代の女性でも見習いたいと思う人は多いです。

行動力がある

クレオパトラはもちろんですが、楊貴妃にせよ小野小町にせよ、時代の流れにただ翻弄されることなく、常に自分自身をしっかりと保って生きていました。

自分が周囲に与える影響力をきちんと理解していながら、時に大胆な行動を取る行動力も持ち合わせていました。

彼女たちは世界三大美女と言われていますが、ただか弱く儚いだけの人生ではなく、しっかりと最期の時まで自分の信念を貫き時代を精いっぱい生きてきたのでしょう。

弱いようで強く、また儚いようで芯が強く、時に行動力のある、非常に精神的に強い女性たちだったことでしょう。

実は小野小町は三大美女ではない

日本では世界三大美女と言えば、クレオパトラと楊貴妃、そして小野小町だと言われています。

しかし実のところ、小野小町は正式な世界三大美女には数えられていないのです。

小野小町は日本国内でのみとても有名な存在ですが、海外における知名度はさほど高くはありません。

それどころ、小野小町を知らない外人も多いです。

日本で小野小町が世界三大美女に例えられているのは、日本国内での知名度の高さや人気からです。

ゆえに、世界から見た時の世界三大美女としては、小野小町は存在していないのです。

世界ではギリシャのヘレネと言われる

世界から見た時の世界三大美女は、クレオパトラと楊貴妃、そしてヘレネと言われています。

ヘレネはギリシャ神話に登場する絶世の美女で、スパルタ王の娘です。

彼女がトロイアの王子にさらわれたことがきっかけで、トロイの木馬で有名なトロイア戦争が始まったとされています。

世界三大美女の内、このヘレネだけが神話上で登場する人物、要するに創作物の中の存在です。

そのため、小野小町で世界三大美女を記憶している私たちにとっては、「実在しない人物なのに世界三大美女なの?」と思えてしまうかもしれませんね。

しかし世界では、このヘレネを含めた世界三大美女が基本と考えられています。

小野小町は日本だけ

小野小町は紀貫之の「六歌仙」の1人に例えられるほどに優れた歌の才能を持つ女性歌人です。

彼女の歌は現代でもしっかりと残っていますが、その素性や生涯の歩みに関してはほとんどが謎に包まれたままです。

平安時代前期に活躍したという記録だけが残されており、日本国内ではその存在は有名ですが、海外での知名度はかなり低いです。

そのため、いつからか世界三大美女の一人として讃えられるようにはなったものの、それはあくまでも日本国内のみの話なのです。

海外で「小野小町は世界三大美女の一人だ」と話したところで、一蹴されてしまうことが多いでしょう。

世界三大美女は実は・・・

世界三大美女と聞くと、絶世の美女を想像する人も多いことでしょう。

外面も内面も完璧で、他の女性とは比べ物にならない美しさを持っているというイメージを抱く人もいます。

しかし実際には、そのイメージの通りだったかというと、必ずしもそうではありません。

ここからは、世界三大美女の以外な事実をご紹介していきます。

それほど美人ではない

現代では世界三大美女は、実はそれほど美人ではなかったとする説があります。

例えばクレオパトラは黒髪でおかっぱのイメージがありますが、実際にはギリシャ系の血が入っているため、髪は黒色ではなく、また巻き毛だったとする説があります。