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足が短くなる行動や原因。長く見える...(続き3)

もちろん、東洋人の人間性については充分理解しているようで、日本人は魅力的な女性として国際結婚の対象に選ばれているようです。

このような容姿の違いは間違いなくあるようです。

欧米人と日本人の体格の違いを上げてみると、そもそも骨格が違うようです。

欧米人は骨格自体が細長くて、しかも背中の筋肉と合わせて腹筋と腰の筋肉が発達していることです。

そのため立ち姿を観察すると、欧米人は肩が後ろに伸びて腰を中心に反り返った容姿なのです。

日本人などの東洋人は、大げさに言うと肩が前に出ていて猫背のようになっているようです。

そして、骨盤の位置も違うようです。

欧米人は太股のハムストリング(裏側)の筋肉が発達しているので、必然的に骨盤が前傾してヒップが持ち上がったように見えるのです。

わざとお尻を突き出しているのではなくて、骨盤の傾斜と太股のハムストリングの筋肉の発達で、お尻が突き出た独特のポーズになってしまうのです。

日本人は骨盤が後ろに傾いていてヒップが下がりやすく、フラットで脚が短い印象になってしまうのです。

日本女性には失礼ですが、日本人に多い扁平尻は尻から太もも、脚の境目がハッキリしないので、このことも短足のイメージを与えるようです。

デニムのパンツ姿が様にならないのは、骨盤の影響も大きいのです。

自分の努力では何ともならない欧米人との違いなのです。

そもそも骨格から違う

日本人の骨格の話題になると、そもそも論になってしまいます。

そもそも農耕民族であった日本人は、クワで土を掘り返しタネを蒔いて穀物を育てます。

そして秋の収穫期には身をかがめて手作業で刈り取るのでした。

常に腰をかがめる動作が中心です。

クワで耕したりのこぎりで木を切る時も、手前に引くという動作が主流で、背筋をよく使います。

ちなみに、「のこぎり」や「かんな」などの大工道具は、おもしろいことに欧米では押して切る道具が多く、日本では引いて切るのです。

これだけを見ても、筋肉の発達場所が違ってくると思いませんか。

そして、農耕作業では早足で駆けるという行動は少なくて、じっくりとその場で作業することが多かったはずです。

前かがみで引くという作業が多いので、背筋をよく使い背中が丸くなっていったようです。

家に帰ると、土間や座敷に正座したりあぐらをかいて座る生活でした。

あぐらや正座では腰が下がって、常に骨盤が後ろに傾いてしまうのです。

正座でも、両方の折りたたんだ足に体重がかかってしまい、体重をしっかりと支えることで太ももとふくらはぎがしっかりと発達したようです。

歩く時にも、猫背傾向があるので、太ももの前の筋肉とふくらはぎでバランスをとるため、必然的に脚が丈夫に太くなったようです。

太ももの裏側のハムストリングが緊張し、股関節の筋肉が緩んで機能しにくくなるので、股関節を充分に伸ばして歩けず、内股で歩幅が小さな歩き方になってしまったのです。

短足になる原因

生き物はその環境によって、年月を重ねて姿かたちは変化していくようです。

寒いところに生きる動物、熱いところに生きる動物は、その特徴は違っています。

人間も、日本人もこの島で暮らしていくうちに、自然環境によって生き方も姿かたちも変化してきたと思われます。

欧米人と容姿や考え方、習慣が違っていて当然と考えます。

容姿については、生まれながらに欧米人とは骨格が違っているのですから、脚の長さも当然違っています。

最近では、遺伝子解析から日本の縄文人は北方系の古モンゴロイドで、その後北方系の新モンゴロイドである弥生人がやってきて、それらの混血で日本民族が出来上がったようです。

遺伝子的には北方系のモンゴロイドの遺伝子と骨格を持っているのです。

このことから、その当時には脚が長い民族との混血の経験はなかったようです。

短足の一因は、歴史的な遺伝のようにも思えますが、食料事情や生活習慣が欧米並みになってきた今、同じような容姿になる日も遠くはないと思います。

既に、学生の体格を比べてみると、ひと昔前とは比べものにならないくらい成長しています。

股下も長い日本人のモデルやタレントも増えて、さらには欧米人との結婚によっていわゆるハーフも増えており、徐々に変わりつつあるようです。