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足が短くなる行動や原因。長く見える...(続き6)

太っていると、自分でも短足になったと自覚するようです。

脚を長くするためにすべきだったこと

今からでも遅くない、脚を長くするための対策について考えてみました。

脚を折って座らない

脚は自然に伸ばしたままの方が良いでしょう。

正座のように体重を乗せてしまうと、血流やリンパの流れが悪くなって脚に老廃物がたまったり、太股の裏側の筋肉や脂肪が肥えてきます。

ふくらはぎも体重に耐えるように強くなって脚が太くなるのです。

正座のように、脚を折って座ることは避けるべきです。

カルシウムをしっかり摂る

骨はカルシウムの貯蔵庫と言われるくらい、骨はカルシウムでできているのです。

カルシウムの量は、人間の体重の約1~2%ぐらいです。

体重が50kgの人であれば、カルシウムは約1kgにもなるのです。

ほとんどが骨の中に含まれていて、身体を支えたり、心臓や肺などの大事な臓器を守っているのです。

手足の骨にも当然含まれていますが、手足が伸びるためにもカルシウムは重要なのです。

日本人が普段飲む水道水には、ミネラルが少ない(軟水)ので、カルシウムもほとんど含まれていません。

また欧米人のようにチーズや牛乳などをたくさん摂取しないので、食品からのカルシウムの摂取量は不足しています。

そこで、厚生労働省でも積極的なカルシウムの摂取を推進しています。

その推奨量は、29歳までの成人男性で約800mg/日、女性でも650mg/日、としています。

小腸での吸収率も悪いので、多少多目に設定しています。

どのような食品にカルシウムが多く含まれているかを知って、積極的に食べることです。

以前の項目で書いたように、カルシウムとマグネシウムを同時に摂取することと、太陽に当たってビタミンDを作り出し、そして適度な運動をすることも必要です。

栄養バランスを考えた食事

栄養素には、身体のエネルギーになるもの、身体を作るもの、体調を整えるものの三つの働きに分けることができます。

どれも重要なのですが、短足を修正したいと考えるなら、身体を作る栄養素が大事です。

身体を作る栄養素、つまりは骨を作る栄養素はたんぱく質、骨や歯を作るカルシウム、カルシウムの吸収を助けるビタミンD、カルシウムを骨に沈着させるビタミンKです。

しっかりした骨を作るためには、もともと健康でなくてはなりません。

そのために、三大栄養素である、炭水化物(糖質)、脂質、たんぱく質は、わたしたちの身体を支える大事な柱です。

骨以外の筋肉や血液、身体を動かすエネルギーとして大事なものです。

そして、身体の機能を整えたり維持したりするビタミンやミネラルなども重要です。

たんぱく質が13~20%、脂質が20~30%、炭水化物が50~65%が理想的な栄養バランスと言われています。

これを考慮して骨の栄養素を十分摂取し、運動を続けることで短足を防ぐのです。

毎日のストレッチ運動

ストレッチ運動とは、柔軟体操のようなものです。

ヨガをやる時にも行う手軽な体操のことです。

ストレッチをやることで、普通の生活では動かすことが少ないような筋肉まで動かして伸ばすこともできます。

血液やリンパの流れを良くして脂肪を燃焼させるのを助けたり、老廃物の排出にも役立つのです。

そして、ストレッチによって、関節の可動範囲を広げて骨を伸ばす働きもあるのです。

ひとりで実施することもできるので、時間を見つけてストレッチをする習慣を作るのです。

毎日続けることで、心身共に爽やかになることも気持ちが良いものです。

骨に活力を与えられます。