そのため、たくさん咲いている内のちょっとなのだからと思ってむやみに花をたくさん取る人もいます。
花占いの結果が気に入らない人は、自分が納得する結果が出るまで何度も花を摘んでやる人もいますし、花を摘んだ後で、やっぱり別の花が良いと摘んだ花を捨ててまた別の花を摘む人もいるでしょう。
花占いをする身としては、花は単に占いの道具ですので、何も気にすることなくたくさん摘んでしまうこともあるでしょう。
しかし、草花にも立派な命があります。
命そのものは、野生の草花も私たち人間も、皆等しく同じなのです。
もしも花占いのために花を摘もうとして、その花が「痛い痛い!死んでしまう!」と叫んだら、あなたは気にせずに花占いを続けることが出来ますか?
きっと出来ませんよね。
草花は言葉を話しませんから、つい気にせずに気軽に摘んでしまいますが、それは命を摘む行為だということを忘れないようにしましょう。
その上で、花占いをする際には必要な分だけ摘んで後はむやみに摘まないようにしましょう。
花占いは自然の力を借りて行える占いです。
誰にでも簡単に出来ますが、だからこそ草花を大切にする気持ちも持ちましょう。
信じ切ってしまわないこと
花占いは、さまざまな占いの中でもとくに信憑性に欠ける占いです。
気休め程度に楽しむ分には問題ありませんが、深刻な問題となると、花弁に結果を託すのは少々荷が重すぎるでしょう。
また、正確性に欠けるところから、占いの結果を信じすぎないように気をつけましょう。
占い好きの人や、いちいち占いの結果に左右されて一喜一憂してしまうような人では、例え花占いでも悪い結果が出たら、それを気にして落ち込んでしまうかもしれません。
また、何か悪いことがあるたびに、「花占いの結果が悪かったから・・」とさらに思い込んでしまう可能性があります。
運気というものは、人の気持ちの持ちようや思い込みによっても変化します。
本当は何でもないのに、自分の運が悪いと思い込むと、ますます悪い運気を呼び込んでしまいます。
そのため、もし占いの結果を信じすぎてしまうという人は、悪い結果が出た時には敢えて良い結果が出ることが分かっている花でもう一度花占いをしましょう。
そうすれば、「こんなものか」と沈む気持ちを落ち着かせることが出来ます。
人生を左右するような大きな決断は避けよう
花占いはあくまでも気軽にやるものです。
これからの行動をすでに決めていて、その上でさらに決め手が欲しい時には利用すれば良いですし、またどんな結果になっても後悔しない、気にしないでおけるようにした上で行う方が良いでしょう。
そのため、深刻な内容や、人生を左右するような大きな決断をする時に花占いで決めるのは避けましょう。
例えちょっとした試しの気持ちでやったとしても、もしそれで悪い結果になってしまった時には、きっと自分でも思った以上にその結果を引きずってしまうはずです。
ですから、大きな決断の時に花占いは避けた方が良いでしょう。
花占い試してみて♪
花占いは、誰にでも手軽に出来る占いです。
人生を左右するような大きな決断をする時には避けた方が良いですが、それ以外の内容を占う時や、最後の決め手が欲しい時には花占いで自分の気持ちを決めるのも良いでしょう。
子ども時代のドキドキ感は、大人になったら薄れてしまうかもしれません。
しかし大人になったからこそ、花占いをさまざまな形で楽しむことが出来るのです。
あなたもぜひ、何かを決める時には花占いを試してみて下さい。