色眼鏡とは、偏った物の見方、先入観に囚われた物の見方の事を言います。
そんな「色眼鏡で見る」という行為は、一般的にあまり良い意味では使われません。
しかし、つい色眼鏡で見てしまう人もいるのでは…?
今回はそんな人の為に、“色眼鏡を外す8個の方法”をご紹介します!
さらに、色眼鏡で見る事でどんなデメリットが発生するかも説明するので、是非最後まで目を通してみて下さいね。
先入観に囚われていると
先入観とは、対象において間違った認識や正しくない評価や判断をしたり、その原因となる知識や枠組みなどの事を指します。
そして、先入観の類義語に当たるのが、今回のテーマでもある「色眼鏡」や、既成観念・偏見・固定観念・思い込み・決めつけといった、基本的にネガティブな意味の言葉が多いです。
つまり色眼鏡で見るという事は、先入観に囚われ、偏った目でしか物事が見れないので、「狭い見解しか持てない」「見る目がない」とも言えるでしょう…。
先入観に囚われてしまうと、損をする事があります。
これを見ている人の中にも、もしかしたら心当たりがある人もいるかもしれませんね。
そこで次からは、「色眼鏡で見る」…つまり、先入観に囚われる事で、どんなデメリットが発生するかについて説明していきたいと思います!
1.見た目やイメージだけで判断してしまう
先入観に囚われてしまうと、見た目やイメージだけで判断してしまう事もあるでしょう。
例えば、第一印象で「悪そうな人だ!」と思い込んでしまったせいで、実はその相手が最高のパートナーや親友になる可能性もあるかもしれないのに、その人と仲良くなれるチャンスを自ら潰してしまったり。
「これには価値がない」と思って他人に譲った物に、後々とんでもない高値がついたり…。
また、先入観が偏見に変わった時、それが差別に繋がる事もあります。
偏見だけで全く罪のない人を迫害してしまうのです…。
それってとても愚かな事だと思いませんか?
しかし、世の中は偏見で溢れていますし、対象の一部だけを見て、全てを分かった気になって、「こうに違いない!」決めつけ思い込んでしまうのも、時と場合によっては、ある意味仕方のない事なのかもしれません。
各人が持つ“それぞれの常識で物事を見る事”こそが偏見な訳ですが、集団の中で生きていると、多数派の意見に流されて、偏見が芽生えてしまう事もあるでしょう。
つまりどんなに愚かな事でも、偏見を持たないというのはすごく難しい事なのです。
だからこそ、正しく判別する目と周りに流されない強い心を持ちたいものですね。
先入観を偏見に変えず正しく使うには、正しい知識と真実を見ようとする気持ちが必要なのでしょう。
2.ネガティブになりがち
先入観に囚われてしまうと、ネガティブになりがちです。
「自分は不幸だ」「絶対ダメだ」「何をやっても上手く行かない」などと思い込んでしまうと、そこから抜け出す事はなかなか出来ないでしょう。
それに、無意識の内にネガティブな色眼鏡をかけている人も、ネガティブな物の見方をしがちと言えます。
例えば、友達に少々きつい言葉を掛けられたとして、こちらに“きつい言葉は嫌いな人に吐くもの”という思い込みがあると、本当は嫌われていないのに、「嫌われてしまったに違いない!」とネガティブに捉えてしまうのもそうでしょう。
もっとポジティブな先入観なら、損も少ないでしょうし、もう少しラクに生きられるのかもしれませんね。
3.勘違いをよくする
先入観に囚われてしまうという事は、思い込みが激しい証拠でもあります。
そして、完璧な人はいませんよね?
つまり思い込みが激しい人というのは、正しい判断と同じくらい、あるいはそれ以上に、間違った思い込みをする事も多いはずなので、勘違いをしやすいとも言えるでしょう。
ただ、固執した先入観の持ち主というのは、例え自分の考えや判断が明らかに間違っていても、周りの意見を素直に聞かず、自分の意見を曲げようとしない人も多いです。
固定観念はとても頑丈で、周りが何をやっても崩れない事もあるので、なかなか厄介でもあります。
つまり、勘違いしやすい人というのも、一度「もしかしたら、〇〇なのかも…」と思い込んでしまうと、そこから違う考え方をしようとしなくなってしまうので、間違った認識をしたままになってしまう事も珍しくありません。
4.人を信用しやすい
先入観に囚われると真実が見えない分、人を信用しやすいとも言えます。