味覚は人それぞれ異なり、辛さに強い人もいれば弱い人もいて、甘いものが好きな人もいれば苦手な人もいます。
そして 味覚にはその人の個性が出る ことがあります。
例えば、甘いものが好きな人は、明るく気さくな性格の人が多いと言われたり、酸っぱいものが好きな人は、冒険心が強くあまり人目を気にしないタイプだと言われることがあります。
では、辛さに強い人にはどのような特徴があるのでしょうか?
今回は、辛いものが好きな人の心理や性格などの特徴をご紹介します。
自分が辛いものが好きな人や、周りの辛さに強い人はどんなタイプなのかをチェックしてみましょう!
辛いもの好きな人の9個の心理と性格の特徴
皆さんは辛いものが好きな人にどのようなイメージを抱きますか?
もちろん人それぞれで必ずしも当てはまると言うわけではありませんが、ある一定数の傾向が見られます。
ですので、辛いものが好きな人はこのような人が多いということを頭に入れておきましょう。
そのような特徴をとらえておくことで、友人や恋人などとうまく付き合っていけるようになるかもしれません。
1.刺激が好き
辛いものが好きな人は基本的に刺激を好む傾向にあります。
唇がヒリヒリするような辛さや、痛いと感じるほどの辛さも 刺激的で快感 だと感じる人も多いようです。
そうなると、辛いものを食べることにハマってしまい、刺激を求めてやめられなくなってしまいます。
とくに激辛系を好むような人は、強い刺激を求めて激辛料理を食べている人が多いでしょう。
でもなぜ、このような辛さが癖になるのでしょうか?
これは脳の分泌物質が大きく関係しているようです。
皆さんもアドレナリンと言う成分については聞いたことがあるのではないのでしょうか?
興奮状態になると アドレナリン が出ると言われます。
興奮状態になるには楽しいことをしたり、恐怖を感じたりする必要があります。
ただ、このアドレナリンがずっと出続ける状態は脳にとっては良くない状態なのだそうです。
人は興奮し続けると疲れると思いますが、脳はそれ以上にダメージ受けています。
ですので、脳は本能的にエルドルフィンと言う脳内物質を分泌するようになります。
これは脳内麻薬とも言われ、分泌されることで苦痛を和らげる作用があります。
また、精神面では多幸感を味わえる作用もあるようです。
辛いものを食べるとこのエンドルフィンの分泌されるので、これが辛いもの好きな人を虜にしている理由なのかもしれません。
2.ストレス発散
ストレス発散のために辛いものを食べる人もいます。
辛いものが好きな人やそうでない人でも、無性に辛いものを食べたくなる時があるのではないでしょうか。
そんな時は、もしかしたら ストレスが溜まっている状態 なのかもしれません。
ストレス解消と言うと、友達と騒いだり、趣味を楽しんだり、お酒を飲んだり、運動をしたりして、憂鬱な気分を晴らそうとしますよね。
しかし、多忙な人にとってはそのような時間さえうまく捻出できない人もいます。
そうなると、辛いものを食べることが手軽なストレス発散方法になります。
辛いものを食べるだけで手軽に強い刺激を得ることができ、ストレスという不快感をその強い刺激で紛らわそうとするんだそうです。