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専業主夫になりたい人がやるべき6個...(続き2)

それでも何かをする時には家計に負担がかからないようにしなければならないため、毎月の支出で神経を使うことは確実でしょう。

料理を勉強する


主夫になったら、家事や育児は必須です。

最近では専業主婦でも休みの日には夫に手伝ってもらったり、兼業の家庭では家事を半々に負担したりなど、さまざまな形があります。

例え主夫になったからといって家のことすべてをしなければならないということはないでしょう。

とはいえ、最初に夫婦の約束で「自分が家事をすべてやる」と交わしてしまったのなら、例え休日に妻がだらけていても家事を手伝わないことに文句を言うことはできません。

また家事では炊事や洗濯、家の掃除や育児などそれなりに大変ですが、何よりほぼ毎日妻に料理を振舞うことになりますので、料理は必ず作れるようになっておかなければならないでしょう。

世の中には「メシマズ嫁」と言われるように、驚くほど料理ができずに夫が困っている家庭もあります。

けれども、男性が自ら主夫の道を選ぶのなら、「メシマズ夫」にだけはならないように、きちんと家庭料理も勉強する必要があるでしょう。

家事を完璧にする

仕事を辞めて家庭に入るのなら、家事は完璧にこなさなければなりません。

何故なら、外に働きに行く人はそれがその人の仕事であり、家庭を守る人は家事をこなすことがその人の仕事だからです。

お互いにあてがわれた役割である仕事をきちんとこなすことで、初めて夫婦は平等で対等の存在になれます。

体調不良のように事情がある時には仕方ありません。

ですが、普段から家事をサボっている人は、仕事をまともにしていないことになります。

これが外での仕事であれば、サボりがちな人などクビになるか、給料が下がってしまうかのどちらかでしょう。

家事はしたことがない人からすれば、簡単で気楽で、そこそこ手の抜けるものだと思えるかもしれません。

しかし実際には、一生懸命にやっていればあっという間に掃除だけで一日が終わりますし、体力も気力も使うことが多いです。

それでも主夫になりたいと思うなら、家事はきちんと完璧にこなす心構えをしておくべきでしょう。

心に余裕を持つ

主夫になる以上は、心に余裕を持つようにしましょう。

最近では主夫の数も増えてきていますが、まだまだ世間一般に定着しているとは言えません。

昔ながらの考え方で、「男は仕事をするものだ」という意見も多く見られます。

そのため、主夫になればあちこちから心無い言葉を投げつけられたり、馬鹿にされたり、見下されたりすることが増えます。

幼稚園へ子どもの送迎に行けば、周りの主婦からは奇異な目で見られることもしょっちゅうでしょう。

また、昼間にスーパーで買い物をしたり、家のことをやっていたりすれば、「あの人は働いていないの?」と近所の人達から白い目で見られてしまうこともあるでしょう。

さらに、自分の家族や親族、また妻の家族や親族からもいろいろと非難されたり、馬鹿にされたりすることもあるかもしれません。

主夫はまだ世間に広く認められているわけではないため、堂々とそうした心無い言葉や視線を向けてくる人も多いです。

そのためそれらがストレスになってしまって、心に余裕がなくなってしまうこともあるでしょう。

けれども、妻が理解を示してくれているのなら、自分には強い味方がいるのだということをきちんと胸に刻み付けて、自分の生き方に自信を持ちましょう。

「自分は主夫になることを選んだのだ」と堂々と自信を持って過ごしていれば、周囲もあまり煩く言うのはばつが悪くなるでしょう。

何も悪いことも疚しいこともしていないのですから、主夫になることを決めたのなら、そんな自分の生き方にしっかりと自信を持ち、心の余裕を忘れないことが大切です。

時間をしっかり管理する

夫婦で自分が働いている内は、朝は仕事に間に合うように起床すれば問題はないですし、食事やスーツ、会社の準備なども妻が仕度をしてくれていることがあります。

つまり自分は身支度だけ整えたら、そのまま家を出ればいい状態ですので、家庭での時間の管理を意識することはあまりないでしょう。

しかし主夫になると、妻とは立場が逆転します。

朝は今まで以上に早起きをして、妻が仕事に行けるように食事の支度や家のことをあれこれとやっておく必要があります。

そして妻を送り出したら家事をして、妻が帰ってくる頃までに夕食の支度をするなど、時間をしっかりと管理する必要があります。

そうした時間の管理ができなければ、妻が起きた時や帰ってきた時に喧嘩が起きてしまうこともあります。

主夫になるのなら、今まで以上にきちんと時間の管理ができるようになっておきましょう。