ちょっと外に出た身近なところでパパ友を作ることはまだまだ難しいでしょう。
同じような境遇の人がいないと、自分の気持ちを理解してくれる人が周りにはいませんので、精神的なストレスや疲労感を抱えてしまうというデメリットもあります。
専業主夫のメリットは?
専業主夫になるというと、デメリットばかりがつい思い浮かんでしまいます。
しかし、主夫になることで得られるメリットもあります。
その中でも1番のメリットは、会社に勤めなくてもいいということでしょう。
会社の人間関係や上司との関係に苦しんでいた人にとっては、会社から解放されることは心底幸せなことです。
ちょっとくらい世間の目が冷たくても気にならないことでしょう。
また、仕事内容がきつくてついていけない人や、元々家事や育児の方が性に合っていた人にとっても、会社を辞めて専業主夫になることは心身の負担が減ります。
ストレスも少なく生活していけることでしょう。
主夫になることで、そうしたさまざまなメリットを得られる場合もあります。
さらに具体的なメリットについて以下にご紹介していきます。
子どもの成長を見守れる
日々仕事に追われていると、なかなか子どもの成長を見守ることはできないでしょう。
平日は仕事で子どもの面倒などみる暇がなく、休日は会社の接待や寝て過ごしてしまって、子どもの相手をまともにできないこともあるでしょう。
子どもによっては父親よりも、母親に懐くことがあります。
そうした場合は子どもと父親とが触れ合う時間が短いことで、子どもの信頼や愛情がほとんど母親へ向いてしまうため、父親と子どもとの距離が生まれてしまうことも原因の1つだと考えられます。
しかし専業主夫になれば、妻以上に子どもの面倒をしっかりとみることができます。
日々子どもの成長を見守り、そばで一緒に過ごすことができます。
子ども好きな人や家庭的な男性の場合は、仕事よりも育児に専念したいと考えることもあります。
男性のタイプによっては専業主夫になった方がメリットは大きいでしょう。
時間に余裕ができる
専業主夫になると、会社勤めの時よりも拘束時間が減ります。
そのため、時間に余裕ができます。
とはいえ、朝は妻よりも早く起きて朝食の支度や洗濯などをしなければなりません。
子どもがいれば日中は家事だけでなく育児にも追われます。
また夜は妻が帰る時間帯を見計らって夕食の支度をしなければなりません。
まるきり一日中自由な時間というものはないでしょう。
けれども会社勤めのように、決まった時間会社に拘束されることはありません。
早く家事を終わらせれば空いた時間は自分の自由に過ごすことができます。
専業主婦でも同じことですが、きちんとやることさえやっていれば、空いた時間は昼寝をしても、読書や映画鑑賞を楽しんでも、友達と出かけても何をしてもいいのです。
そう思えば、時間の使い方はいろいろあります。
計画的に行動すれば自分の趣味や好きなことに時間を費やすことも可能でしょう。
仕事よりも私生活を大切にしたい男性にとっては、主夫は最適な役割かもしれません。
社会保険料の負担が少ない
夫婦で片方が扶養に入ると、社会保険料の負担が少なくなります。
そのため経済的になりますし、家計への負担も減って助かることが増えます。
とくに夫婦のどちらかが病気をするなどして、通院したり入院したりすることになった場合には、家庭への負担は減ります。
もしもの時にも安心できるでしょう。
ストレスが少ない
専業主夫になれば、少なくとも会社勤めの時のようなストレスからは解放されます。