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専業主夫になりたい人がやるべき6個...(続き3)

専業主夫のデメリットって?

専業主夫のデメリットには、どのようなものがあるのでしょうか?

第一に、まだまだ日本では専業主夫の数が少ないことが挙げられます。

そのため世間一般にあまり馴染みがなく、男性が家庭に入ることへの理解が周りからなかなか得られないという問題があるでしょう。

広く普及していないという事実によって、さまざまな問題やデメリットが生じてきます。

それらの専業主夫であることの具体的なデメリットを以下に挙げていきます。

社会復帰が難しい

専業主夫になるということは、会社を辞めて完全に家庭に入るということです。

つまりは妻の扶養に入り、自分は家事や育児に専念するということですので、仕事をしなくなる場合が多いです。

主夫の中には在宅で仕事をしたり、パートに出たりする人もいます。

ですが、きちんとした正社員という形での雇用ではなくなりますので、もし社会復帰をしようとした場合には、簡単に復帰できないというデメリットがあります。

日本の会社では、離職期間が長いと再就職がし難いという現状があり、それが例え専業主夫や親の介護などの事情があったとしても、なかなか考慮してもらえないことが多いです。

専業主婦でも社会復帰が難しいのに、それが主夫ともなれば、会社によっては偏見も入り、雇ってくれないところが少なくはないでしょう。

一度は専業主夫になったものの、離婚や死別などで再び社会復帰をせざるを得なくなる可能性は誰にでもあります。

そうなった場合に、どうしても社会復帰が難しいというデメリットがあるでしょう。

家事に関するプレッシャー

専業主夫になれば、当然のように家事や育児を夫が負担することになります。

妻が外で仕事をするのなら、夫は家で家事という名の仕事をしますので、家事に関してはほぼ完璧にこなさなければならないでしょう。

もちろん体調不良や事情がある時には家事ができないこともあります。

それ以外では「家事が完璧にできて当たり前」という基準を押し付けられることになりますので、そのプレッシャーに耐えられないこともあります。

妻によっては多少夫が家事に不得手でも、笑って許してくれることもあります。

ですが、厳しい妻の場合には「完璧にできるのが当たり前」という考えになります。

夫がそれを満たせていなければ、容赦なく妻から怒られることになります。

家事に関することで妻に怒られることに対してプライドが傷ついてしまう人や、自分よりも家事が不得手な女性に容赦なく怒られることにストレスを感じてしまう人の場合は、専業主夫になるのは難しいかもしれません。

収入が減る

専業主夫になると、当たり前ですが収入がガクンと減ります。

自分が働いていた時に得ていた収入のほぼすべてがなくなるということです。

収入は激減するどころか、今後は一切なくなることも覚悟しなければなりません。

例え退職金をもらったとしても、この先自分が働かないのであれば、貯めたお金も減る一方ですので、いずれは底を尽きてしまいます。

そして何もかも収入が妻頼みになった時には、自分からはほとんど欲しいものをねだることも、自由に遊びに行くこともできなくなってしまいます。

妻からお小遣いをもらえても、その中で自分なりにやり繰りをしなければなりません。

無駄遣いなどもってのほかになります。

妻の収入だけで生活を送れるのなら、自分は一切のお小遣いも必要ないと考える人であれば、収入が減っても問題はないでしょう。

けれどもギャンブル好きや買い物好きで、自分が欲しいものにはとことんお金をかけたい人にとっては、収入が激減することには耐えられなくなるかもしれません。

パパ友が少ない

専業主夫の数は年々増えてきているといっても、自分の住んでいる地域で他にも専業主夫がいるかというと、恐らくいないことの方が多いでしょう。

専業主夫の世帯は固まって住んでいるわけではありませんので、社宅で自分以外の家庭はすべて男性が働いているという環境でも何も珍しくはありません。

そうなるとママ友ならぬパパ友の存在など、皆無に等しいこともあります。

ネットで検索すれば、同じように専業主夫の生活を送っている人のブログを読めたり、コミュニティに自分も参加したりすることはできます。

けれどもオフ会などに参加するのは時間も手間暇も費用もかかります。