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イライラするとき、どうしたらいいの...(続き2)

そのため、ストレス発散の際には、なるべく自分が夢中になれるものや楽しめることをしましょう。

夢中になったり、集中したりしていれば、いつの間にかイライラの原因について忘れてしまいますので、気持ちもスッキリできます。

体を動かす

頭で考え事をしながら体を動かすのは、簡単なようで実際にはなかなか難しいです。

試しにランニングをしながら今日の献立を何にしようか考えてみて下さい。

栄養バランスや冷蔵庫に残っている食材、調理法などを集中して考えていると、いつしかランニングの足は止まってしまい、気付けばダラダラと歩いてしまっていることでしょう。

頭で真剣に考え事をしながら体を動かせるようになるためには、それなりの訓練が必要です。

日頃からそのトレーニングをしていない人は、いきなり頭と体を同時に動かすのは不可能に近いでしょう。

スポーツのように、ルールをしっかりと頭に入れながら体を動かすのであれば、動きながら咄嗟の判断もできますが、運動とは関係のない考え事の場合には、どちらかの動きは鈍くなってしまいます。

体を動かすということは、それだけ頭の回転が鈍くなりますので、あえて体を動かし続けることで、モヤモヤした気持ちを吹き飛ばすことができるかもしれません。

運動を終えていい汗をかけば、よりスッキリと爽やかな気持ちになれるでしょう。

大声を出す


普段大声を出し慣れていない人ほど、思いきり大声を出すとそれだけで疲労感を覚えることがあります。

しかしその疲労感も、自分がため込んでいた不満や愚痴を大声で叫び終わった後であれば、心地よい疲れに感じることができるでしょう。

胸の中にモヤモヤとした思いを溜め込んでおくと、いつまで経っても気持ちはスッキリできません。

大声を出すことで、胸に溜め込んでいた嫌な気持ちを外へと放り出すことができますので、大声を出した後には気持ちがスッキリしていることが多いです。

とはいえ、家の中で大声を出そうにも、集合住宅の場合には近所を気にしてしまって、あまり大きな声は出せませんよね。

また、一戸建ての家であっても、家族を気にして大声を出せないという人もいます。

そんな時には、一人カラオケをして思いきり日頃の不満やストレスをぶちまけましょう。

マイクを使わなければ、大声を出したところでよほど外まで筒抜けになってしまうことはありませんし、安心して大声を出すことができます。

また、大声で叫んだ後にはそのままカラオケを楽しめば、店を出る頃には気分も上向きになっているかもしれません。

深呼吸

気持ちが乱れたときには、深呼吸をするだけでも手軽に冷静さを取り戻すことができます。

イライラは感情の乱れですので、深い呼吸を何度か続けることによって、その乱れを整えることができます。

ただし人混みの中で深呼吸をしても気持ちは落ち着きにくいですし、周りのにおいも気になってしまうかもしれません。

そこで深呼吸をするときには、人混みからは離れて、空気の綺麗な場所や新鮮な空気を取り入れられる場所で深呼吸をしましょう。

人気のない場所であれば空気は比較的美味しく感じられますし、公園のように植物のたくさん咲いている場所では、より新鮮な空気を吸いながら深呼吸ができます。

深く息を吐き、吸い込むことで、体内に酸素が行き渡り、血液の循環も良くなります。

すると頭にも血がよく巡りますので、自然とスッキリと頭や気持ちが軽くなったような気持ちになれます。

イライラしてもすぐに運動ができなかったり、大声が出せなかったりする環境下では、深呼吸をして気持ちを落ち着けるようにしましょう。

外の空気を吸う

室内では空気がこもってしまい、淀んでいるため深呼吸をしても気持ちがスッキリとしにくいです。

深呼吸をする際には、できるだけ外へ出て、外の新鮮な空気を吸うようにしましょう。

建物から一歩外へ出るだけでも空気のにおいや味はまったく違いますし、外へ出られないのなら窓を開けて換気するだけでも十分です。

とにかく外の新鮮な空気をたっぷりと体内へ取り込んで、頭を冷やして冷静さを取り戻すようにしましょう。

紙に書き出す

イライラは積み重なるほどに、そもそものイライラのきっかけや原因について分からなくなってしまいます。

記憶に一番新しいイライラについて解消したところで、大元のイライラを解消できなければ、直ぐにまた気分が悪くなってしまいますし、いつまでもスッキリとはできないでしょう。

そこで、あまりにイライラしたときには、その原因を紙に書き出してみましょう。

思いつくままに、自分がどんなことに対してイラついているのかを書き出すことで、一つひとつの原因について改めて考えを巡らせることができます。