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イライラするとき、どうしたらいいの...(続き3)

そしていくつもイライラの原因について書き出していく内に、そもそもイラつくきっかけとなったことを思い出せれば、そのイライラを解消する方法を考えて行動に移すことで気持ちをスッキリさせることができるでしょう。

また、紙に書き出すことで、頭が冷静になって、内容によっては「いちいちイライラするまでもなかった」と気持ちが落ち着くこともあります。

誰かに話す

愚痴や不満、イライラといった感情は、外に出すことで気持ちを落ち着けることができます。

そのため、イライラして仕方がないときには、愚痴として誰かに話して、聞いてもらいましょう。

親しい友人や家族であれば、愚痴を零しながら最終的にはそれを笑い話にできるかもしれません。

また、笑い話にはできなくても、愚痴を聞いてもらったことでいくらか気が収まりますし、自分で話している内にイライラの解決策を思いつくこともあります。

あまり頻繁に愚痴を零し過ぎても周りが困ってしまいますので、時々は話を聞いてもらったり、自分が聞いてもらった後は相手の愚痴も聞いたりして、聞いてもらう相手といい関係を保てるようにしましょう。

早く寝る

嫌なことがあった日には、いつまでもイライラと思い悩まずにさっさと寝てしまうのが一番です。

寝てしまえば脳がその日の記憶を整理しますので、翌朝起きた時にはイライラがスッキリと取れていることもありますし、もしイライラが取れなかったとしても、少なくとも前日よりはいくらか気持ちが冷静になれているはずです。

人によってはイライラしたことがあった日には、その出来事を夢に見てしまうこともありますが、それでも起きた時には少なからず気持ちが落ち着いているでしょう。

寝ることで心身の疲労がとれますし、気持ちも安定しますので、イライラした気持ちを切り替えるためにもイライラした日は早めに寝るように心がけましょう。

イライラしやすい人の特徴とは

誰でも嫌なことや、気に入らないことがあればイライラしてしまうものです。

しかし、イライラの頻度はその人の性格によって違ってきます。

例えば温和な性格の人は、ちょっと嫌なことがあってもすぐにイライラすることはないでしょう。

元々穏やかな性質をしていたり、優しかったり、ポジティブだったりする人は、イライラすることがあっても自ら気持ちを切り替えようとしますので、イライラする頻度がそこまで多くありません。

その一方で、ちょっとしたことでもすぐにイライラしてしまう人は、イライラしにくい人に比べると感情が乱れる頻度が多く、それだけ人間関係でもトラブルを起こしてしまいやすいです。

では、どんな人がイライラしやすいのでしょうか?

イライラしやすい人の特徴を挙げていきます。

冗談が通じない

冗談が通じない性格の人は、他人からの自分へのちょっとした冗談でも、いちいち真に受けてイライラしてしまいやすいです。

例えば誰かが、自分に対して愛着を込めて「まりもちゃん」や「子豚ちゃん」などとあだ名をつけたとします。

するとそのあだ名を聞いた時に、「そんなに自分は丸いのか」や「人のコンプレックスをいじるなんてひどい」などと悪い方向へと受け止めてしまい、相手に自分の悪口を言われたと思い込んでストレスを溜めてしまうことがあるでしょう。

また、相手がこちらに対する好意から、わざとおふざけでからかうような冗談を言った時にも、それをそのまま相手の本心だと受け止めてしまって、傷ついたりイライラしたりしてしまいます。

冗談が通じない人は、いちいち相手の言うことを本心だと真に受けてしまいやすいため、それだけストレスを溜めやすいでしょう。

自分のことが好き

自分のことが好きな人は、基本的にいつも自分を中心に物事を考えています。

自分が忙しいときには、周りがどんな状況でもお構いなしで、自分だけが予定に間に合うようにと強引に行動することも少なくありません。

例えば行列への割り込みや、皆が協力して仕事をしている中で、自分だけ先に退社するなど、周りへの気遣いや協調性に欠けることもしばしばです。

誰でも自分のことが一番可愛いものですし、できればいつでも自分の都合を最優先にしたいと思うものでしょう。

しかし周りへの気遣いの心を持ち合わせている人は、自分の都合を抑えて時には周りに合わせて行動しますし、場合によっては自分よりも他人を優先して動くこともあるでしょう。

そうした周りへの気遣いや優しさの気持ちよりも、自分の都合を優先してしまう人は、自分のやりたいようにできなければすぐにイライラしてしまいます。

自分に甘く他人に厳しい

自分可愛さが強い人は、自分には甘いのに他人には厳しく容赦がありません。

同じ仕事内容でも、自分が納期に間に合わなかった時には「忙しくて・・」や「あまり体調が良くなくて・・」など、自分を守る言い訳をしようとします。

しかし同僚や部下が納期に遅れたときには、「個人の事情なんて言い訳に過ぎない。社会人ならどんなことがあっても納期には間に合わせるべき。」と厳しい意見を押し付けることがよくあります。

自分ができないことがあれば、それを「仕方のないことだった」と都合よく言い訳します。