しかし、他人が同じことをするのは許せないタイプのため、日頃から何かとイライラする機会が多いでしょう。
嫌なことを根に持つ
嫌なことを根に持つタイプの人は、何か嫌なことがあれば、それを暫く引きずって根に持ちます。
それだけイライラしやすく、また一度イライラしたら暫くの間解消できないことが多いです。
気持ちを切り替えようと思っても、嫌なことを根に持っているためすぐに思い出してしまいます。
また、一度思い出せばいつまでも粘着してグチグチと文句を零すため、スッキリとイライラを解消させることは難しいでしょう。
根に持つタイプの人は、自分で「根に持たずに気持ちを切り替えよう!」と決意して毎日それを意識していなければ、そう簡単に気持ちの切り替えができません。
そのためイライラすることも多いですが、一度イライラするとそれをいつまでも引きずってしまうでしょう。
自分に自信がない
自分に自信がない人は、物事をネガティブに考えてしまいやすいです。
たまたまタイミングが悪くて仕事が遅くなってしまった時には、「自分の能力が低いから仕事が遅れたんだ」と自分を卑下してしまいます。
誰かと喧嘩をすれば相手に対して苛立つよりも、喧嘩になってしまった自分自身に対してイライラしてしまいます。
自分に自信がない人は、自信がないからこそ周りで何かトラブルが起きたときや、嫌なことがあったときにはその責任を周りではなく、自分自身に求めることが多いです。
相手を責めないことは良いことですが、必要のない責任や呵責まで自分に対して向けてしまうため、自分へのイライラやストレスを溜め込んでしまいやすいです。
忙しい
忙しいときには誰でも心に余裕がなくなるため、ついイライラしてしまいやすいです。
普段は穏やかな人でも、どうしようもなく忙しいときにはイライラしてしまうことが多いでしょう。
忙しい時期だけイライラするのは誰にでもあることですが、元々せっかちな性格の人は、本来急ぐ必要のない場面でも癖のように急いでしまうため、心に余裕を持つことができません。
7時半に家を出れば十分に会社に間に合うのに、いつもそれより10分早く家を出ている人は、その10分を切った時点で焦り出します。
そこで急がなくても十分に間に合うことは頭で分かっていても、「いつもよりも遅い」という気持ちがあるとついせっかちになってしまい、イライラしてしまうのです。
そして時間にたっぷり余裕があるにも関わらず、一人で焦って行動して、周りにイライラしたり、余計なミスをしてしまったりすることもあります。
余裕がない
忙しいときには、誰でも心に余裕がなくなってしまいます。
最初から忙しくなることが分かっていて、予め余裕が持てるように予定を組んでいても、いざ本番になると予期せぬトラブルが起こってしまうこともあります。
そんなときにはバタバタと慌しくなり、対処に追われて余裕がなくなってしまうでしょう。
また、事前に余裕を持った予定を組まなかった場合には、さらに余裕がなくなってしまいますので、焦って行動しているとイライラしてしまうことも多いでしょう。
どんなときでも、常に心に余裕を持てるようにと心がけている人でも、予期せぬトラブルの時にはつい心が乱れてしまいます。
心が乱れるとイライラしやすくなるため、誰でも余裕がないときにはイラついてしまうことがあるでしょう。
周りにもイライラしている人が多い
自分の周りでイライラしている人がいると、一緒にいるだけでそのピリピリと張りつめた空気を感じるため、いつの間にか自分にまでイライラが伝染してしまうことがあります。
イライラしている人とは誰も一緒にいたいとは思いませんし、できれば関わり合いになりたくないと思うことでしょう。
しかし、どうしても同じ空間にいるときには、それが上司であれば気を遣います。
上司や部下の場合には「何をイライラしているんだ」や「周りが気を遣うからやめろ」などと不満を覚えるため、自分までイライラしてしまうことがあります。
イライラが伝染すると、その場の人たちまで気持ちが張りつめたり、余裕がなくなったりしますので、人間関係でもトラブルになりやすく、お互いの口調も攻撃的なものになりやすいです。
どうしてイライラするの?理由を知ろう!
どうしてイライラするのか、その理由を知ることでイライラを解消する方法を見つけることができます。
一緒にいる人がイライラしていて、自分にもそれが移ってしまうのなら、なるべくその人からは離れていれば気持ちは落ち着いてきます。
また、自分が急いでいる理由があって、それでイライラしているのなら、まずはイライラしなくても済むように計画を立てて、余裕を持った行動をとるように心がければイライラの頻度を減らすことが出来るでしょう。
このように、イライラすることは誰にでもありますが、その理由を知ることでいくらでも解消することができます。
自分がイライラしていると感じたときには、一体何に対してイライラしているのかをまず知ることから始めましょう。