同じく「まわりみち」と読む苗字で「廻り道」という苗字もあります。
「回り道」「廻り道」ともに世帯数は少ないですが、人数的には「回り道」が約10人で「廻り道」が約30人程。
和歌山県に多く存在する苗字です。
同じ読み方でも漢字が違うことでとても珍しい苗字になることもあります。
自分の苗字についても調べてみると面白い発見があるかもしれませんね。
5.小浮気(おぶき)
「小浮気」も伝統的な苗字で、千葉県の北部にある下総国相馬郡小浮気邑発祥とも言われています。
その語源は「小浮気」の「小」はそのまま「小さな」という意味で「浮気」は湿地帯を意味します。
「小さな湿地帯」というのがその語源です。
6.猫屋敷(ねこやしき)
「猫屋敷」も伝統的な苗字で、今の岩手県の南部と北西部を除いた陸中が発祥と言われています。
登録されている世帯数はたったの5世帯。
猫好きな人はこの可愛らしい苗字に憧れるかもしれませんね。
7.御薬袋(みない)
「御薬袋」の漢字から、何かお薬に関係していたのかなと推測してしまう人も多いのではないでしょうか。
この苗字は甲斐の国巨摩郡薬袋村、つまり今の山梨県のあたりの地名が由来となっています。
同じ読み方で「薬袋」という苗字がありますが、こちらも同様の由来です。
しかしなぜ「薬袋」で「みない」と読むのでしょうか。
これは武田信玄が自分の持っていた薬袋を落としてしまい、その薬袋を届けた家臣に「その中身を見たか?」と問い「見ていません」と答えたという出来事から、この薬袋を届けた家臣の苗字が「薬袋を見ていない→みない」となったようです。
武田信玄は薬袋を持っているところを見たことがないぐらい常に元気だったという話が多数残されている事も由来とされているようです。
現在では登録されている世帯数は5世帯ほどですが、ぜひ後世に残していきたい苗字と逸話ですね。
8.降魔(ごうま)
漢字のイメージからもややインパクトの強い苗字ですが、その由来などを記した資料は残念ながら見つかっていません。
登録世帯数は全国でたったの3世帯と少なく、とても珍しい苗字です。
とてもカッコいい苗字としても知られています。
9.四月一日(わたぬき)
この漢字だけだと「わたぬき」とはとても読む事はできませんよね。
この珍しい苗字は「四月一日」と書いて「わたぬき」と読みますが、同じ読みで「四月朔日」と書く場合もあります。
「四月一日」は全国に約10人、「四月朔日」は全国に約230人と、意外なことに「四月朔日」の苗字を持つ人は全国に比較的多く存在します。
最近では日本漢字能力検定で難読漢字として出題されることもあるので、読み方を知っておくと良いでしょう。
10.焼塩(やきしお)
何だかおいしそうな苗字ですが、これは石川県で焼き塩職人をしていた人がいたためそこからこの苗字が誕生しました。
こちらもとても珍しい苗字で、全国に約10人しかいなません。
11.楽々浦(ささうら)
「楽々浦」はとても伝統的な苗字で、発祥は但馬の国城崎郡楽々浦で今の兵庫県のあたりとされています。
全国苗字順位では第89,757位で、こちらも地名が由来となっている苗字です。
女性に聞いた!結婚したい苗字ランキング!
ここからは、女性を対象に独自にアンケートを実施した「結婚したいと思う苗字ランキング」をご紹介していきます。
「自分が結婚して苗字が変わったら」と想像しながら見てみると楽しいかもしれません。