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当たる占いの4個の特徴と見分け方(続き6)

方位の悪い年には“方位除け”を行うための祈祷があるなど、神社仏閣でも信仰のある占いと言えるのではないでしょうか。

九星気学は、生年月日の九星と干支、五行説を組み合わせた占い方法です。

それぞれの生年月日によって決まっている本命星と、生まれ月によって決まる月命星をもとに占うのが一般的とされています。

九星の種類

九星は、数字(時間)・色(空間)・五元素(木・火・土・金・水)で構成され、「一白水星(いっぱくすいせい)・二黒土星(じこくどせい)・三碧木星(さんぺきもくせい)・四緑木星(しろくもくせい)・五黄土星(ごおうどせい)・六白金星(ろっぱくきんせい)・七赤金星(しちせききんせい)・八白土星(はっぱくどせい)・九紫火星(きゅうしかせい)」の9つ。

星と名がつくことから占星術との関連をイメージしがちですが、九星気学での“星”は“気”を表しているそうです。

九星気学では、九星図(定位図)の中で自分の本命星が位置する場所で性格を、また、自分が当てはまる九星と、年・月・日の吉凶方位を示す定位盤との相性で運勢を占うことができます。

九星図は、五黄土星を中心として周囲にその他8つの九星が配置され、これを基本としています。

定位盤は、中央に位置する本命星が、1年ごとに入れ替わります。

それと共に、周囲の配置も変化し、その年の吉凶を占う仕組みになっています。

九星気学の方位

九星気学では、年・月・日ごとに吉凶を占うことができますが、多くの人が意識しているのが1年の運勢でしょう。

自分の本命星がその年の定位盤のどこに位置しているかで、一年の吉凶や吉凶方位、運勢を知ることができます。

たとえば、九星図の五黄土星が入っている中宮と言われる場所に、自分の本命星が配置される年の場合、“八方塞(はっぽうふさがり)”となり何をやっても上手くいかない年とされています。

なお、自分の本命星が中宮ではない場合、配置される方位は“本命殺(ほんめいさつ)”と呼ばれ凶方位となります。

また、そのちょうど反対の方位も“本命的殺(ほんめいてきさつ)”となり凶方位です。

さらに、その年の年盤の配置によって、全ての人に凶方位となる方位もあります。

それが、定位盤で五黄土星が位置する“五黄殺(ごおうさつ)”、五黄土星と反対の位置になる“暗剣殺(あんけんさつ)”、その年の干支の逆に位置する“歳破(さいは)”です。

そう考えると凶方位だらけのような気もしますが…定位盤で凶方位にかからない方位こそがその年の吉方位。

引っ越しなど、イベントごとに移動を伴う場合は、凶方位を避け吉方位を選ぶのが良いとされています。

占星術

占いの種類として、6つ目にご紹介するのは『占星術』です。

いわゆる“星占い”のことで、こちらもポピュラーな占い方法ですよね。

TVや雑誌等でもよく星占いが掲載されているので、気にして見ている人も多いのではないでしょうか。

占星術は、天体の位置や動きと、人や社会の在り方を結び付けて占う方法で、ヨーロッパで発展した西洋占星術、東アジアで発展した東洋占星術に分けられます。

日本で親しまれている星占いは、主に西洋占星術を簡略化したものが一般的。

生年月日に太陽がどの宮(星座)に位置していたかで、性格や運勢を占うことができます。

星占いでの12星座

西洋占星術の場合、黄道を12に分割した区画の十二宮それぞれが持つ意味をもとに、運勢を占います。

最近では、主にそれぞれに個性があるとされ、自分の星座によって性格傾向を知ることができたり、それぞれの星座同士の相性を占ったりすることができます。

12星座は、おひつじ座(3/21~4/19生まれ)、おうし座(4/20~5/20生まれ)、ふたご座(5/21~6/21生まれ)、かに座(6/22~7/22生まれ)、しし座(7/23~8/22生まれ)、おとめ座(8/23~9/22生まれ)、てんびん座(9/23~10/23生まれ)、さそり座(10/24~11/22生まれ)、いて座(11/23~12/21生まれ)、やぎ座(12/22~1/19生まれ)、みずがめ座(1/20~2/18生まれ)、うお座(2/19~3/20生まれ)の12個。

自分の生年月日で簡単に自分の星を知ることができる手軽さも、星占いが人気の秘密なのでしょう。

ただ、占い自体は複雑で難しい部分もあり、ホロスコープをどう読み取るかは占星術師次第。

当たる占いと言えるかどうかは、やはり占い師次第なところもあるようです。

占いにハマりすぎて信じすぎるのはおすすめしません!

いかがでしたか?今回は、『当たる占いの特徴と見分け方』を中心に、占いの種類についても解説しました。

占いは奥が深く、どの占いを、誰がやるかでも結果は違ってくることがあります。

占い師が存在しているのもそのためで、人気の占い師さんは、それだけ当たる占いができる占い師でもあるのでしょう。

もちろん、占いは占い。

占いが全てではありません。