そうした人の場合は食事の味そのものは分かっていない事になります。
しかしながら、渡部さんの場合にはきちんと味を見て自分の中で基準をきちんと作る事によって、正しい判断をする事が出来るように行動しているのでしょう。
芸能界という特別な世界の中には、偽物のグルメが沢山います。
そんな人を集めて、本当に味が変わっているのか検証している番組が成立してしまうほどに、その数は膨大なのです。
その中でも、渡部さんはきちんと自分の中で指針を持って食事を楽しんでいるからこそ、グルメ王という称号をつけられているのかもしれません。
彼の持っている知識は、本などによって知る事が出来ます。
その為、もしその世界を覗いてみたいという方は、それらを参考にしてみる事もおすすめです。
タモリ
ちょっと前まではお昼の顔として知らない人は居ないような存在でしたが、最近では音楽番組やコアな趣味の番組などで多く姿を見かけるようになりました。
所さんやたけしさんなどと合わせてお笑いBIG3などと呼ばれていた時期もあり、大御所と言っても過言では無いほどの存在です。
そんなタモリさんもまた、美食家として知られています。
タモリさんの場合には、おいしいものを沢山食べその知識を使い自分自身も料理をする事で知られています。
その為、外に食べに行く美食家としての姿だけではなく自分自身が作る事によって、それを使い、多くの人をもてなす事が出来る美食家でもあるのです。
つい美食家と言うと、自分だけが楽しんでいるというような印象を持たれてしまう事もあるでしょう。
実際にそうしたタイプの美食家の人がいるのも事実です。
ですがその一方で、自分の知識や技術を使い多くの人を幸せにしてあげる事が出来てる人もいるのです。
タモリさんの家には多くの人が集まる事で知られています。
元SMAPの草彅剛さんがお正月の3日間連続して泊まっていかれた事なども話題になっていました。
それだけ居心地がよくおいし料理を出す事が出来るタモリさんはおもてなしの天才なのかもしれません。
これだけ美食家としての知識があり、おもてなしをする才能を持っている人が近くに居てくれる事はとても幸せな事なのかもしれません。
そんな人に出会う事が出来たなら、自分の世界ももっと広まっていく事でしょう。
土井善晴
土井義晴さんと言えば、和食会では知らない人が居ないと言われるほどの存在であり、多くの料理本やTV番組にも出演されている料理家の方です。
土井さんのお父さんは、家庭料理研究家の第一人者として知られていた方でした。
その為、その知識を継ぎ、NHKの料理番組などを20年以上続けるなど、料理の知識や腕は幼いころから鍛錬されてきたものだという事がよく分かるでしょう。
そんな土井さんですから、美食家であるのは当然と言えば当然の話です。
そんな土井さんが更に多くの人に『美食家』として認識されるには『土井善晴の美食探訪』というTV番組の存在が大きいのではないでしょうか。
『土井善晴の美食探訪』という番組は、土井さんが様々なゲストの方と共に全国各地の料亭やレストランなどありとあらゆる場所に出向き、そこで料理を味わうという番組です。
だからこそ、この方には美食家というイメージが付いたのでしょう。
もともとの持っている多くの料理の知識と合わせて、優しい話し方がさらい良いイメージとなり多くの人の人気を博しています。
このようにもともと持っている知識に合わせて、周りからのセルフプロデュースによって更にそのイメージが強くなるという事はあるものです。
この土井さんと言う方も、そうした結果より多くの人から知られる事になった人の一人です。
最近では、土井さんが書かれたレシピ本もかなり人気となっているようです。
もともと美食家としてのイメージが強い人だからこそ、その人が書くものはよりおいしいものとして世間の人に認識されているのでしょう。
それが結果的にレシピ本の大ヒットにつながっているのです。
実際その味は食べた人にしか分かりません。
ですが、人間はイメージに弱い生き物なのです。
だからこそ、よりイメージを感じやすい人の方に流されてってしまうのは人間の心理的には仕方がないものなのかもしれません。
吉田類
この方は、もともとニューヨークなどを放浪しながら、シュールなアートを書いていたイラストレーターの方でした。