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「はじめとする」とはどういう意味?使い方や例文を紹介


今回は「はじめとする」という言葉の意味について紹介していきたいと思います。

使い方や例文も含めて分かりやすく説明していきます。

この記事の目次

「はじめとする」を正しく使おう!

「はじめとする」という言葉を正しく使うためには、その言葉の持つ意味を正確に理解しておく必要があります。

そのためにも「はじめとする」をしっかり理解して日常生活の中でさりげなく使用してあなたのコミュニケーションの幅を広げていきましょう。

ビジネスシーンなどで見られる言葉

「はじめとする」の説明に入る前に、この言葉がビジネスシーンにおいてよく使われる言葉であることを認識しておきましょう。

ということは「はじめとする」という言い方が家族や気の合う友達との会話においてはあまり使用する機会はないことを意味します。

だから初めて「はじめとする」と言われてもピンとこないのかもしれません。

「はじめとする」という言葉の意味を理解して流れるように会話の中で用いることができたら、きっとあなたのコミュニケーション能力は周囲の人から一目おかれることになるでしょう。

「はじめとする」の意味

それでは「はじめとする」の意味について説明してまいります。

意味さえ理解できればこの言葉を使う場面やシーンが大きく広がると思います。

複数のものから例を挙げて使う言葉

「はじめとする」とは、あるジャンルやものごとを説明する際にその中で最も知名度があったり有名なものを一つピックアップして、例を挙げるような手法で紹介する際に用いる言い方となります。

例えば「スポーツ」というジャンルを紹介する際、スポーツの中でも多くの人に認知されている競技名(例えば野球やサッカーなど)を一つ取り上げて、つまり複数ある中から有名どころを一つピックアップして紹介するという手法を指して言うのです。

「◯◯を代表として」と同じ意味

「はじめとする」は「◯◯を代表して」と同じ意味合いになるということです。

つまりそれを例として挙げれば、多くの人に理解・納得してもらえる言葉・単語ということになるのです。

先の例で考えると、スポーツというものを紹介するときに「野球」や「サッカー」などを使えばほとんどの方が「それはスポーツですね」と納得してもらえるもの、を例に挙げる事が重要になるのです。

「はじめとする」の使い方と例文

それではここからは「はじめとする」の使い方と例文を取り上げていきます。

「はじめとする」という使い方は多くの中から一つの代表を抽出することによって意味をより一層強調し、また最初に取り上げた例になるものを更に強調、あるいは敬意を込めた意味合いにすることになります。

全体的には少々、固さや格式ばった言い回しが似つかわしい描写となりますので、公の場やビジネスシーンなどで使う場面が多くなるのも頷けるわけです。

「◯◯をはじめとする」

では「◯◯ををはじめとする」の例文をご紹介していきましょう。

サッカーをはじめとする、スポーツでの地域活性化が行われている


この場合、「地域活性化」ということを話題の中心に据えたいわけです。

それでは何をもって地域活性化に役立てているのか?それがスポーツでありそのスポーツにおいても特に「サッカー」が地域活性化のために非常に役立っているということを言いたいのです。

この文章全体の印象は固い印象を受けます。

仲間内の気軽な談話という印象は受けません。

「はじめとする」という使い方が公の場面で使われることを物語る文章といえるでしょう。

青をはじめとする色鮮やかな色の生地が使われている

この例文の場合は「生地」についてスポットを当てたいわけです。

生地は色鮮やかであることが必須のようで、その鮮やかさを強調する言葉が「青」となっているのです。

「青」をはじめとしてしているのですから、恐らく他の色(赤や黄色や緑)の中にあって青という色がその生地の鮮やかさを最も引き立てているのでしょう。

青があるからこそ、この生地が活かされているという解釈になるのです。

「◯◯をはじめとして」

それでは今度は「◯◯をはじめとして」という使い方の例文を挙げて行きます。