もちろん、そのアピールはプライベートな部分のみで発揮されるわけではありません。
仕事の面でも自分のできること、得意なことをアピールするのが得意となるでしょう。
苦手な部分は周りにフォローしてもらいつつ自分の得意なことをアピールできるため、仕事ができる人だと認識されて周りよりも昇進が早くなることも少なくはありません。
細かい事を気にしないので楽しい
周りからの評価を気にしすぎてしまう自我が強い人もいますが、その人の性格によっては周りの評価は気にせず自分自身の価値観やこだわりだけに集中できる自我が強い人もいます。
そのタイプの人は、細かいことには頓着しないで自分自身の生活を楽しむことができるというメリットもあります。
他の人や無意味に悩んでしまうようなところでも、自我が強い人は判断基準がはっきりしているため「自分には必要ない」と判断したら悩むことはありません。
だからこそ、細かいことで悩まなくても良く日々を楽しく過ごすことができるのです。
言いたいことが言えるのでストレスが溜まりにくい
自我が強い人のメリットとしてもう一つ覚えておきたいのが、言いたいことをはっきり言えるということです。
引っ込み思案な人は思ったことを言えずに後悔してしまうケースも少なくはありません。
友達と揉めた時に「あのことを言えば良かった!」と後悔してしまったり、会議で「ちゃんと意見を言えば自分が認められたのに!」と後悔してしまったりするケースもあるでしょう。
しかし、自我が強い人はそのような後悔をすることはほとんどありません。
そもそも自分に自信を持っているので意見をはっきり言うことができ、さらに言ったこと自体を後悔することはありません。
だからこそ、後から悩んで後悔することはなくストレスを溜めることも少ないのです。
ストレス社会で生活する上で大きなメリットだと感じる人も多いのではないでしょうか。
注意点
自我が強いことで、周りの人から頼られたり他の人より評価される機会が多くなったり、自分自身の生活が楽しくてストレスが溜まりづらくなるなどのメリットがあります。
しかしながら、自我が強いことは良いことばかりではありません。
時には、自我が強いからこそ他の人は経験しないようなトラブルに直面してしまうこともあるでしょう。
では、自我が強い人はどのようなことに注意して過ごしていくべきなのでしょうか。
自我が強いことによるメリットをしっかり活かすためにも、自我が強い人が覚えておくべき注意点もチェックしていきましょう。
陰口を言われる
自我が強い人は、ストレートに自分の意見を発する人が多いと言われています。
すなわち、そこに憧れたり賛同したりしてついてきてくれる人が多い一方で、反感を買ってしまうケースも多くなります。
時には出しゃばりで目立ちたがりだとあらぬ陰口を言われてしまうこともあるでしょう。
良くも悪くも目立ってしまう自我が強い人ですので、味方も増えやすくなる一方で必然的に敵も多くなります。
聞こえるように陰口を言われて嫌な思いをしてしまうこともあるでしょう。
言いたいことを言えずにストレスを溜めることはなくても、言いたいことを言ったからこそ敵を作ってしまい、それがストレスの原因となる可能性はあるので注意が必要です。
距離を置かれる
多くの人を助けるからこそ頼られて味方が多くなり、周りの人から慕われるのが自我の強い人のメリットの一つです。
しかし、そうした人を頼る人ばかりではありません。
時には、そうした人を目立ちたがりだと疎ましく思い、陰口を言うことはなくても近くにいると無用なトラブルに巻き込まれそうだと距離を置きたがる人もいるでしょう。
また、自我が強い人の能力が高ければ高いほど、慕われることはあっても「あの人は自分たちとは格が違う人だから」と距離を置かれてしまう場合もあります。
自我が強い人自身は対等な友達を作りたいのに、相手からいつの間にか距離を置かれてしまい悩んでしまうこともあります。
なんでもそつなくこなせるタイプの人は、そうした点にも注意する方が良いかもしれません。
警戒される場合も
陰口を言われたり距離を置かれたりするだけではなく、自我が強い人を警戒してしまう人もいます。
自我が強い人は自分自身の能力をアピールすることが上手いため、仕事でもプライベートでも頼られることが多くなります。
しかしキャパオーバーに陥ってしまうことがあるでしょう。