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生産性が低い人の特徴9個!仕事が早...(続き3)

そうした人たちは自分が残業をすることになっても嫌ではないだけではなく、自分の同僚や部下に対しても残業して会社に貢献することを強要する場合もあります。

実際は無駄な残業で会社にコストをかけているだけなのに、残業を強要することで全体の生産性を下げていることに気付けていない人も存在しているのです。

一人あたりの仕事量が多すぎる

さらに会社が人件費を削ろうとして、部署あたりに人数がギリギリという部署も珍しくはありません。

そうなると必然的に一人当たりの仕事量が増えてしまい、毎日の業務をこなすだけで精一杯になってしまいます。

そうすると業務効率化のための動きをする余裕がなくなり、どんなに現場が熱望しても生産性を高めることが難しくなってしまいます。

チーム力を重視しすぎる

個人主義の会社もありますが、未だに日本ではチーム力を重視する傾向が強いと言われています。

たとえば営業が三人いる時、それぞれが目標を達成すれば良いだけではなく、三人グループとしてのノルマも持たされてしまいます。

そうなると自分だけの裁量で自由に動くことができず、承認までの時間がかかって仕事の効率が下がってしまうなど生産性が低くなる原因が多数生まれることになりかねません。

チームでまとまることによってノウハウを共有して効率が上がることもありますが、それよりも効率が悪くなるデメリットの方が目立ってしまうでしょう。

仕事ができる人の負担が増える

さらにチーム制が多くなってしまうことで、仕事ができる人の負担だけが増えてしまうこともあります。

一人一人にノルマが課されているだけであれば自分の成績によって評価されるだけですが、チームとしてのノルマもあると誰かチームのメンバーができなかった時にカバーしなければなりません。

そのため、必然的に仕事ができる人だけ負担が増えてしまいます。

さらに仕事ができる人の中には自分だけではなく、全体の業務を効率化するためのアイデアを持っている人も多いですが、周りのカバーでそうした能力を発揮する余裕がなくなってしまい、結果的にどんなに頑張っても生産性が上がらないという悪循環に陥ってしまうこともあります。

仕事の指示内容が曖昧

一人の仕事量が多い環境だと、後輩や部下に対して仕事を丁寧に教える余裕がない人も多くなってしまいます。

結果的に後輩や部下に出す仕事内容の指示も曖昧になってしまい、指示を受けた人が間違った作業をしてしまい、手直しの手間が増えてしまうということもあります。

最初からしっかりと指導していればそういったケースは避けることができますが、忙しいとなかなかそうした指導のための時間が確保できません。

そうして育てられた後輩や部下も指導力が育たないので、どんどん悪循環が生まれてしまいます。

情報共有ができていない

チーム制のメリットとしてノウハウを共有することによって仕事の効率を上げることがあります。

ただし情報共有ができていないチームの場合は、全員が同じミスを繰り返すなど仕事の生産性が低くなってしまう恐れがあります。

こうしたミスは特定の業界だけではなく多くの業界で起きていますが、それでもなかなか情報共有の精度が進まずに生産性が低いままで日々の業務をこなしているということもあります。

無駄な業務が多い

一人あたりの業務量が多いため業務の効率化や新しいシステムの導入などもなかなか進まないという欠点を持つ職場も少なくはありませんが、実はその業務が全て必須なものというわけではありません。

実は効率化しようという目標を掲げながらも、無駄な業務が減らせていない会社も多く存在しているのです。

そうした業務がなければもっと生産性を上げることができるのに、その業務をなくすための承認をとるのが大変だったり、そもそも業務をなくすための承認を求める申請に煩雑な手間がかかるなどといった理由でなかなか削減が進んでいないという現状があります。

会議

たとえば定例の会議を行っている会社は少なくありませんが、実はその会議は時間が長すぎて無駄が多いと言われています。

途中で過去の話を蒸し返したりそもそも会議に参加する人数が多すぎたり、コミュニケーションの一環と言いつつ雑談が始まってしまったりといった無駄があるでしょう。

最近では敢えて立って会議を行って時間を短縮して生産性を上げる会社も増えているようですが、それでも多くの会社は長々とした会議で業務の生産性を自ら落としてしまっているのです。

書類

書類も日本の会社にありがちな生産性を落とす原因の一つだと言われています。

もちろん書類が絶対に必要な内容もありますが、電子回覧で良いものを書類にすることで多くの人に回覧が回るまでの時間がかかってしまったり、書類を印刷して署名捺印し、さらにそれをスキャナで取り込んで送り返すといった手間をかけている会社も少なくはありません。

電子署名やWeb上で使える印鑑の導入に否定的で、未だにそうした紙文化があるため業務の効率化が進まないというケースは決して珍しいものではないのです。

生産性が低いことによるデメリット

生産性が低くても時間に余裕ができていたり、そもそも誰にも迷惑をかけていないのであれば問題はありません。

しかし実際は生産性が低いままだと周りの人に迷惑をかけてしまったり自分のストレスが溜まってしまうというデメリットが多数存在しています。