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スパルタな行動4選!あなたはいくつ...(続き3)

自分では冷静に優しく指導しているつもりでも、熱中していると声が大きく威圧的になってしまい生徒や部下を委縮させてしまっているかもしれません。

そうなると本来の実力が発揮できず、ますます指導に熱が入るという悪循環に陥ってしまうこともあります。

熱中しやすい性格の人は、自分が指導している姿を一度録画してみるのもおすすめです。

録画が難しければICレコーダーなどで録音してみるのも良いでしょう。

最初は普通に指導していても、徐々に声が厳しくなっていることに気付ける場合もあるかもしれません。

自分が熱中しやすいと自覚している人は、どのタイミングで熱中するのかを知り適宜休憩を挟むようにすれば改善できるでしょう。

厳しい

スパルタの語源を見ても分かる通り、そもそも厳しい人の指導はスパルタ指導になりがちです。

特に自分にも人にも厳しいストイックな性格の人は、自分では普通にしているつもりでもスパルタ指導だと言われてしまい、どうすれば優しい指導ができるのか分からなくなってしまうということもあるでしょう。

厳しい性格でスパルタ指導になってしまう場合は、あまり目標を意識せずに指導するのがおすすめです。

目標ばかりを意識してしまうと、どうしても到達しようと考えてさらに厳しくなってしまいます。

そのため、目標を意識するのではなく目の前の生徒や部下の様子を見ることで、厳しさに緩急をつけられるようになるでしょう。

厳しいことは決して悪いことではないので、厳しさ一辺倒にならないように注意しながら指導してください。

気配り下手

普段から気配りが下手で、グループで食事に行った時でも自分だけ調味料をかけて満足してしまい周りの人に「回してよ」と指摘されるような気配り下手の人も、実はスパルタ指導になりがちです。

そうした人は抜けていると思われて指導ものんびりしているイメージがあるかもしれませんが、気配りができないため休憩時間を挟んで生徒や部下の気分転換をしてあげるということができません。

そのため「自分はまだ疲れていないから」や「自分はまだまだ大丈夫だから」と自分本位で指導を行ってしまい、結果的に理不尽に長時間指導してしまうという事態に陥ってしまうのです。

指導中に周りに気を配ることができない場合は、タイマーなどを利用して時間を区切るようにすると改善されるでしょう。

考え方が古い

実は、現在はスパルタだと言われてしまう指導であっても昔は普通の指導だった、ということも少なくはありません。

しかしながら、教育現場は色々な考え方で動いているため、今までと同じようにやっていてもいつの間にかスパルタ指導だと言われてしまうこともあるでしょう。

学校の先生や部活の先生はもちろん、毎年新入社員を教育する人事の立場でも考え方が古い人はいつの間にかスパルタ指導になってしまいがちです。

そういう人は、常に最新の教育情報を取り込むようにしましょう。

自分の指導方法が古くないか、一つの部活や会社といった組織では当然だと思われていても世間的におかしくないかを客観的に判断することが重要です。

時には自分が指導者の立場ではなく研修や勉強会に出て生徒の立場となることで、どのような指導が効果的かを学ぶのも良いのではないでしょうか。

負けず嫌い

自分自身が成果を出さなければならない立場の場合、負けず嫌いな性格は功を奏すると言われています。

しかし自分が指導者になってしまうと「去年の自分の生徒よりも良い成果を残したい」や「周りの先生よりも良い成果を残さなければならない」という意識でスパルタ指導をしてしまうことになります。

自分の成果を示すために周りの人が良い成績を出す必要があるため、必要以上に指導が厳しくなってしまうこともあるでしょう。

負けず嫌いな性格の人は向上心が強い人も多く、プレーヤーとしては極めて優秀な人も少なくはありません。

しかし指導者の立場になると、自分の負けず嫌いを生徒や部下にも強制してしまい、委縮させてしまうスパルタ指導を行ってしまう人も多いと言われています。

負けず嫌いな性格の人は、周りの生徒の成績と比較するのではなく、生徒個人個人の伸び率をさらに伸ばしていくように着眼点を変えて指導してみてください。

空気が読めない

普段から空気が読めない発言をしている人も、スパルタ指導をしてしまいがちです。

空気が読めないということは必然的に気配りも苦手ということになってしまいますので、気配り下手の人と同じように自分のペースを生徒や部下に押し付けてしまいがちです。

目の前の生徒や部下が疲れているのに空気が読めずに休憩を省略してしまったり、周りの人から遠回しにスパルタ指導を諫められても気付けずに続けてしまうということもあるでしょう。

生徒や部下の体調や普段の様子には人一倍気を付けながら指導しなければなりません。

不器用

「不器用な人はできない人の気持ちが分かるから良い指導者になる」という説もありますが、実は不器用な人も一歩間違うとスパルタ指導者になってしまいます。

不器用な人は自分ができない部分は理解できてもその他の部分でつまづく人の気持ちは理解できないため「こんなところでつまづくのは怠けている証拠だ」と考えてしまう恐れがあるのです。