「萎える」という言葉をご存知でしょうか?
「なえる」と読むこの言葉は、現在若者を中心に使われています。
ネットの若者向けの掲示板でも頻繁に使用されている言葉でもあります。
辞書に掲載されている意味は、「気力や体力が衰えてきて弱る状態」や「植物がしなびたり、しおれること」そして「長い間着るなどして古くなった衣類がのり落ちして柔らかくなった状態」などの意味となります。
実際の会話では「今まであったやる気などの気力がなくなったり、期待していた気持ちが冷める」という状況でよく使われます。
例えば周りの人の非常識な行動を見て落胆し。
「あの人の○○に萎えたよ」などと使われます。
さらに若者の間ではより軽い感覚で使われる言葉でもあります。
友達同士での噂話やとりとめのない会話中に「萎えるわ~」などと相手の話題に対する相づちのような感覚で使用したりします。
この萎える、という言葉の語源ですが、漢字を分解すると草冠と委員会の「委」という字に分けられます。
さらに委という字は上の部分と下の部分に分けられます。
下の部分はそのまま女性を表す「女」に、上の部分は植物の稲を表しています。
太古の祭りで女性が頭上に稲を掲げて腰を曲げて低い姿で五穀豊穣を祈る踊りをする姿が「委」という漢字の意味になります。
「萎える」はその「委」の上に植物を表す草冠が付いていますので語源としての意味は植物が稲を掲げて腰を曲げて低い姿勢で踊る女性のように曲がる、しおれる、といった意味になります。
つまり本来の意味は植物の状態に対して使われていた言葉であるのです。
しかし、時代と共に言葉の意味や使い方は時として変わってゆきます。
例えば、「全然○○ない」という文がありますが、本来は「全然」と「ない」がセットであるものが全くない状態を表しますが、最近の会話に中では「全然大丈夫」や「全然OK!」などとある状態を肯定する意味でもよく使われます。
文法的には誤った使い方ですが、頻繁に聞く表現です。
「萎える」も同じようにいつしか人や状況に対して使われる言葉となったようです。
今回はこの萎えるという言葉を男性が女性の行動や発言に対してどのように使うのかをお伝えしてゆきます。
男性は意外とこの萎えるという表現を女性に対して使っています。
その意味を知り、男性がどのような時に女性に対してこの言葉を使うのかを知りましょう。
今回は特に3個の女性の行動や発言について男性が「萎える」を使う際の使い方についてお伝えしてゆきます。
男性が萎える時ってどんなとき?
男性はどんな時に萎えるのでしょうか?
萎えるという言葉の本来の意味は、植物がしおれたり曲がった状態の意味でしたが、現在では人や状況に対して気力や期待などの気持ちを削がれたときにむしろ使われる言葉になっています。
もちろん女性もこの言葉を使う場合がありますが、今回は男性に焦点を当ててみてゆきます。
人や状況に対して萎えるという言葉を使う際、相手の言動や相手が起こした状況にマイナスの意味合いで萎えるを使います。
色々な状況が考えられますが、具体的にはどのようなときに男性は萎えるという言葉を使うのかを調べてみましたので参考にしてみてください。
特に大きく分けて3つの理由がありますので、ひとつひとつ説明してゆきます。
男性の気分を下げる行動や言動をされたとき
まず、男性の気分を下げる行動や言動をされたときです。
もちろん男性の気分を下げる行動や言動をする人は、女性だけではなく同じ男性である場合もあります。
同性の行動や言動で男性が萎えることの多いのです。
そして気分を下げる行為をした相手が女性の場合、萎える理由が同性の場合と変わって来ます。
同性である男性に対して男性が萎える場合は、対象となる男性が非常識な行動や言動をとった場合がほとんどですが、女性に対しては元々持っている感覚が違います。
男性は女性に対していつも綺麗で可愛くいて欲しいと願っています。
それは男性にとって女性が恋愛の対象であり、自分たち男性よりもお洒落で美しさを求める存在であると思っているからです。
そのためそんな男性のある種憧れに似たイメージを崩される行動や言動をされたとき、男性は女性に対して萎えてしまうのです。