その結果時間がかかってしまっても、最後まで一人でやり遂げたことに満足するため、周りの人がその人の仕事の遅れで迷惑していたとしても気付けないことも多いのです。
7、1人で抱え込みがち
やりすぎな人は自分で勝手に使命感や責任感を持つため、何事も一人で抱え込もうとしてしまいがちです。
例えば一人では捌ききれない量の仕事を頼まれたとしても、「一人でやれ」とは言われていないのに勝手にそれを「自分だけの仕事」と思い込んでしまいます。
そのため、自分の体に無理を強いてでも一人だけで仕事を進めようとするので、助け船を出したくても出せない周りはやきもきしますし、周りとのコミュニケーションも円滑に取れなくなってしまう場合があります。
8、時間に際限を持たない
やりすぎな人は、時間に際限を持たないことがほとんどです。
そのため、例え仕事の終業時間がきても、自分の中での仕事がまだ終わっていなければ平気で残業をして働きます。
例えそれで残業代がつかなくてもお構いなしです。
やりすぎな人にとっては、自分が今夢中になっていることに対しての時間の際限がないため、誰かが「もういい加減にしろ!」と止めない限りは、途中でブレーキをかけることがないのです。
だからこそ、気付いた時には体を壊していたり、周りとの関係が壊れてしまっていたりすることもあります。
9、休むことをしない
やりすぎな人は、自分が夢中になれることに対しては時間の際限がないため、いつまでもずっと作業を行い続ける手を止めることがありません。
また、シャカリキ働いていればいるだけ、一生懸命やっている自分に対して酔っていることも多いです。
その自分に対する陶酔感が余計に行動に拍車をかけるため、手を止めて休むということは中々しません。
仮に休憩を挟んだとしても、休憩中もその作業について常に考えを巡らせています。
10、低い自己評価をしている
何事に対してもやりすぎな人は、やりすぎている時でしか自分に満足感を覚えることが出来ないことが多いです。
そのため、普段は自己評価がとても低く、今の自分に満足していないことも多いです。
一生懸命に努力をしている時の自分に対してのみ、「とても頑張っている」と自信や誇りの気持ちを持つことが出来ます。
だからこそ、何をするにしてもいちいちやりすぎてしまうきらいがあるのです。
11、負けず嫌い
やりすぎな人は、頑張っている時の自分に対しては自信やプライドがあります。
そのため、同じように頑張っている人に対してはとにかく張り合おうとする負けず嫌いなところがあります。
「あの人よりも頑張らなきゃ」と自分の中で勝手に使命感を持ってしまうため、それが叶うまではシャカリキと働き続けてしまうのです。
そして、口に出さずとも自分が張り合っている誰かに「勝った」と思えば、それが嬉しくて余計にもっと頑張ろうと思えます。
そんなことの繰り返しなので、何かとやりすぎてしまうのです。
12、プライドが高い
やりすぎな人は、自分がやりすぎていることにはあまり自覚はありませんが、それなりに自分が「頑張っている」という気持ちは持っています。
そのため、自分が一生懸命に頑張ったことに対してはプライドが高く、例えそれで結果が出せずとも頑張った自分に対して自信を持っています。
それを「結果が出せなかったから」という理由で他者から貶されることを誰よりも嫌います。
そのため、「過程よりも結果重視」のタイプの人とは相性が悪いとも言えるでしょう。
やりすぎな性格な人のやりがちな行動
やりすぎな人の特徴については、何となく理解出来たかと思います。
次は、やりすぎな人がついやってしまいがちな行動についてご紹介していきます。
もし、あなたの周りに同じような行動をしている人がいるとしたら、ひょっとしたらその人は「やりすぎな人」か、「やりすぎ予備軍な人」なのかもしれません。
ストイックに取り組む
やりすぎな人はとにかく真面目です。
どんな仕事に対してもあまり不平不満を言うことなく、黙々と仕事に対して取り組んでいます。