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パラサイトシングルをさせないための...(続き3)

実家に依存していても、この概念をもっていない人はパラサイトシングルではないと判断できます。

逆に一人暮らしをしていても、実家からとても近く、いつも料理や家事などを行ってもらっている人はパラサイトシングルであるという判断も下せます。

だからこそ相手の固定概念を覆すためには少しずつ相手に家事の役割を与えて行動させる事、そして行動させてそれが当たり前にさせて、固定概念を変えさせてあげることへと繋げてあげてください。

気が付けば、パラサイトシングルではなくなっている場合もあるといえます。

3.同居していてもしっかりと生活費は貰う。

実家に住む上で、一人暮らしをする事と比べた時の大きいメリットは家賃がかからないという点です。

家賃は住み場所にもよってきますが、毎月の支出の割合の中でも比較的多くの割合をしめる金額になる事が多いので、毎月かかる家賃や光熱費等を考えると実家暮らしはお金に余裕をもちやすいです。

パラサイトシングルにとっては生活しやすいという状況にもなってくるのですが、だからこそパラサイトシングルを改善させるには毎月の生活費をもらう事が大事です。

済だけでもお金がかかるという事の大変さを身をもって知ってもらうにはお金をもらうのが一番わかりやすい方法です。

拒まれても、だったら一人暮らしをしなさいという風に相手に伝えることもできるので、生活費を一定金額もらう事はパラサイトシングルを改善する上で大きな効果を持っているといえます。

中には目的をもって実家に住んで、お金を貯めてる人もいるかもしれませんが、目的を持っていたとしても甘やかしてしまうとパラサイトシングルの考え方になってしまいますので、多い金額にはしない上で、一定金額はもらうようにするなどの工夫を行う必要があるといえます。

自立するまでに生活することの大変さを覚える。

一人暮らしをした事がある人なら、一人で生活をする事の大変さを身をもって知っている方が多いと思います。

毎月の生活費、そして自分で家庭の事を行う必要がある事、自分で物事を把握して行動する事の大事さなど、様々な面で大人びた考えを持てるようになり、行動も変わってきます。

しかし、実家にいてはその考えを持つのは難しい事です。

自立した生活の大変さを知るという事は、大きな成長につながるので、なるべく早い段階で自立した考えをもたせるようにしなければいけません。

家にいてばかりでは、お金の面でも考え方、行動の面でも成長しないので、子どもの事が可愛いのであれば、かわいい子供には旅をさせろという言葉がある通り、時には厳しく接してあげることが大事です。

4.頼らせない。

パラサイトシングルを助長してしまう行為として親に頼りきりにさせる状況を作らせることです。

なので、パラサイトシングルにさせないためには頼らせない事が必要になります。

例えば、何か困った時に、親にしておいてという事を普段から発言している方は困ったことがあると誰かに頼ってしまうような人間になってしまいます。

人に頼るのは時には大事ですが、常に頼りっぱなしでは成長しません。

物理的に不可能な時には引き受けてもいいですが、相手が時間を調節すればできるような事は極力頼まれないようにすることが大事です。

一度頼まれてしまうと、同じような何度も頼み込んでくるようにもなりますので、どこから区切りをつけないといけません。

必要であれば時には突き放す事も大事です。

パラサイトシングルにさせないためにも、自分で出来る事は自分でさせるという考えをもつべきです。

自分でできることは、とことんさせる。

自分で出来る事は、自分でさせなければとことん甘い性格になってしまいます。

切羽詰まった状況になると誰かに頼ってしまうなどの押さない行動をとりがちになるので、厳しく接する事が大事だといえます。

いきなりはじめから突き放すのは相手にとっても酷かもしれませんので、例えば今日の夜ご飯はあなたが自分で作りなさいとか、何かしらの行動するための基礎的な事を少しずつ教えてあげる方法が良いといえます。

いつもご飯を頼ってばかりいる人には、食材は準備してあるから、これを作って食べなさいとか、今日は食材がないから帰り道で買ってきて自分で作りなさいとか、徐々に行うべき事を増やして、なおかつ慣れさせてあげると成長した考え方、行動が生まれます。

少しずつ工夫して相手に対して行動させることによって、相手がチャレンジしやすい環境を作ってあげる事も大事だといえます。

5.関与しすぎない。

パラサイトシングルにさせないためには子どもの事に関してあまり関与しすぎない事が大事です。

ついつい大切な子どもには色々聞きたくなってしまったり、関与してしまいがちになりますが、子どもに関与しすぎると悪い事も起きてしまいます。

例えば、子どもに対して関与しすぎると子どもの状況を知ってしまって何かしてあげたくなります。

時には必要な場合もあるかもしれませんが、関与しすぎな人ほど過剰にしてあげがちになります。

何かをしてもらうと、最初は特別な事かもしれませんが、日常的になるとそれが当たり前という風になります。

家庭の面でそのような事が起きてしまうと、パラサイトシングルになってしまいがちです。

関与するのもほどほどにすることが大事だといえます。