人間不信になっている
やさぐれている人は、それだけ人間に対して不信感を持っている事になります。
その原因は、本人にしか分かりません。
何かとてつもない裏切りにあったのかもしれないし、元々そういう人なのかもしれません。
人の気持ちは覗いて見る事が出来ません。
その為、心の内は誰にも分からないのです。
ですが、一つ言える事があるとすれば、やさぐれている人は大抵人間を信用していないと言う事です。
その為、自分だけが信用されていないのではないかと感じる必要はありません。
そういう人は、誰に対してもそうなのです。
人間を信用する事が出来ない人は、寂しい人でもあります。
そんな寂しい人間にならない為にも、やさぐれた心をもたないようにする事も大事なポイントなのでは無いでしょうか。
2、自暴自棄になっている
長い人生、色々な事が起こります。
時には、何もかもを投げ出してしまいたくなる時もあるかもしれません。
そんな自暴自棄の時には、つい心もすさみやさぐれた感情が前面に出てしまう時もあるでしょう。
この状態になってしまうと、周りの状況を冷静に判断する事が出来ません。
その為、全てがどうでもよいと感じるのと同じように全てを投げ出してしまいたくなるでしょう。
ですが、その時に本当に全てを投げ出してしまっては冷静になった時に後悔する事は目に見えています。
出来るだけ早めに冷静になり、自分自身を取り戻す事が必要でしょう。
自暴自棄になる事で、何も考える必要がなくなり一時は楽に感じる事もあるでしょう。
ですが、その後また大変な時期がやってきます。
結局人は、何も捨てる事が出来ないのです。
なのであれば、今手元にある物を大事にするべきでしょう。
全てが敵に見える
自暴自棄の時というのは、全てが嫌になっています。
その為、心がすさみやさぐれた態度を取ってしまう事があるのでしょう。
そんな時は、自分の周りに居る全ての人が的に見える事があるかもしれません。
自分を信じてくれる人は居ないと孤立を感じる事もあるかもしれません。
ですが、それは独りよがりの大きな勘違いです。
自分が気が付いて居ないだけで、自分を支えてくれる人は必ず居る事でしょう。
その事に気が付かず勝手に悲劇のヒロインになって居ても誰も同情なんてしてくれません。
まずは冷静な目を取り戻し、自分には何が残されているのかしっかりと見つめ直しましょう。
やさぐれた心の人が、例え嫌な態度を取ってきたとしても気にする必要はありません。
全てを敵としてみなしているんだと言う事を理解し、そっとしておくことが賢明ではないでしょうか。
3、必要ない人間だと思い込んでいる
自分自身の価値は、実は自分が一番分って居ないと言う事もあるかもしれません。
自分では全く価値のない人間だと思っていても、他の人から見れば十分価値のある人に見える事だって十分にあるかもしれません。
この世の中で、価値の無い人間など存在していません。
あなたが何もしていなかったとしても、呼吸をしているだけで嬉しいと感じてくれる人が居るかもしれません。
もし今、そういう人を思う浮かべる事が出来なかったとしても、明日出会う可能性があるのです。