新緑の林間コースをハイキングして、小高い山の頂上から街を眺めると、爽やかな気分になって心が癒されます。
林の中を歩いていると、ヒンヤリとして樹木の香り(フィトンチット)が漂い、青々とした葉や道端に咲いている花を観ることで、目の保養になります。
目の保養とは目の酷使を控えて養生するという意味ですが、目を冷たいタオルで冷やしたリ指でマッサージした理、また目薬をさすような物理的な養生をすることではありません。
目そのものではなくて、目を通して気に入ったものを見ることで、疲れた心を休めることです。
ハードな仕事が続いている時に、ちょっと気休めに仕事に関係ないものを見て心を癒すのです。
見ることで心が癒される対象としては、可愛いペット、赤ちゃん、そして美女があげられます。
これらは爽やかで愛される商品の宣伝広告に利用されることも多いようです。
ほとんどの人が意味もなく可愛いと心を開くのです。
このことを上手く利用して、目の保養と言いながらニヤニヤして美女の裸体の写真を眺めている不届きな男性もいるようです。
裸とまではいかなくても、露出度の高い美女の写真が掲載された雑誌を職場の中で閲覧したり、ひどい時には職場の壁に貼り付けているところもあるようです。
職場の女性からクレームがあっても、「これは、みんなの目の保養のためだよ!」と言い訳に使われている場合もあるようです。
そんな「目の保養」の対象となっている美男美女を閲覧することが役に立つのかを考えてみたいと思います。
目の保養に美男美女の閲覧を勧める5個の理由
最近のグラビアアイドルは、美男美女が多いようです。
男性は、以前のような筋肉質で汗がほとばしるようなたくましい男というよりは、爽やかで汗をかかない体毛の少ない、いわゆる草食系が多いような印象です。
テレビに出てくる男性タレントさんも、念入りに化粧をしていることがあたり前になってきました。
一般男性でも、就活や合コンにはワンポイントの化粧をするようです。
乾燥時期にはリップクリームは必需品で、ちょっと手が空くと電車内でも平気で塗る仕草は女性そのものです。
街の中でも大きなショーウインドウの前で立ち止まって、自分の髪型を直すのです。
ナルシストが多いようです。
女性に関しては、常にスキンケアに心がけているようで、さらにメイクの化粧品や技術も高度になっているので、美人タイプの人が増えました。
理想の女優を真似て髪型を変えたりファッションを研究したリ、自分磨きにも努力しているようです。
このような美男美女を見ることで、目の保養になるのでしょうか、考えてみました。
1. 自分の理想や目標の具体例ができる
勉学でも向上心があるように、美しくなりたいという気持ちがあれば、どうすれば女優のように美人になれるのかといろいろと考えるのです。
これも、美に対する向上心です。
自分に似たような体格の男優や女優がいると、その人に近づきたいという願望を持つのです。
どんな髪型が良いのか、胸がもう少し大きくなれば良いのか、太ももの脂肪を減らそうとか具体的な対策を考えるようになります。
顔のパーツについては、整形する必要があるかも知れませんが。
このように、美男美女を見ることで、自分の理想や目標が明確になるのです。
良い部分を上手く取り入れよう
男優や女優も細かいところを観察すると、欠点が見えてきます。
デビュー前の顔では眉毛が太くて左右のバランスが悪い顔だったのが、人気が出るころにはバランスよく細めになっています。
目の下のクマも化粧で修正しています。
シミやホクロも隠しています。
目が細いのですが、アイメイクで強調して大きく見せています。
このように、全てが理想のようにもともと欠点がない人はいないのです。
良い部分をより良く見せるために、悪い部分を隠しているのです。