ユーモアは人間という意味の英語「Human」が変化して「Humour」となったと言われています。
ですから、単なるおかしさではなく、人間的な面白さ、他の人への思いやりが込められたものです。
ジョークは似ているようで全く違います。
悪い冗談や下品な言葉はユーモアではないのです。
ですから、ユーモアがある人とは、広い見識を持ち、相手の気持ちにも配慮できる人です。
さらに他の人が思いつかないような独創的な発想がある人も含まれます。
何れにしても、相手の立場になって会話ができるセンスのある人との会話は、時を忘れるくらい楽しく、別れた後もポジティブになれる素晴らしい一時となります。
12.言葉選びが上手い
言葉を選ぶセンスである、言語選択力は、社会人として大切なスキルです。
何かを聞かれた時に、的確で、相手がイメージしやすい言葉を発することができれば、正確に意志が伝わりますし、聞く人にインパクトを残すこともできます。
そうするなら、高い次元で会話のキャッチボールが成り立ち、何事もスムーズに運ぶのです。
ですからビジネススクールでも、言葉選びの訓練は重点的に行われます。
訓練の仕方は、20分かかるプレゼンテーションを3分でするなど、時間の制約をすることによって、適切な言葉をひねり出すという方法です。
自分でも、頭に浮かんだことを、よりコンパクトな言葉で言い換えることはできないか考える習慣をつけるなら、言葉に対するセンスを磨くことができるでしょう。
13.人をよく見ている
観察眼が優れている人は、それだけ多くの情報を集めることができます。
街を歩く時にもすれ違う人々の着こなしやアレンジの仕方を観察したり、ショッピング中にも、流行や新しいコーディネート方法などをチェックして、自分の中でデーターとして取っておくのです。
ですから、どんな物がトレンドなのかを把握できますし、自分の持っているアイテムとのオシャレな組み合わせ方もイメージできるのです。
同じように街を歩いたとしても、ただボーッと歩いたり、目的地だけを見つめて歩き続けるだけだと、情報収集はできません。
せっかくならアンテナを広く張り伸ばして、センスアップをはかりましょう。
また、インスタグラムやブログなどで、プライベートやファッションを公開しているセレブリティや著名人も多いですから、それらをチェックすることをも人間観察の一つといえます。
14.感情的にならない
まず、感情的になりやすい人というのは、生い立ちや、生まれもっての性質から、自分に自信がなく、傷つけられまいとして、いつでも戦闘態勢のような状態の人が多いです。
自尊心が低い人ともいえると思います。
愛や喜びなど、良い感情を表すことは大切ですが、感情的と言うとどうしてもネガティブなイメージがあります。
子供っぽくて、自分をコントロールできない人が多いのです。
そのような人はイライラしたり、攻撃的なことを言うので、一緒にいても心地よくないかもしれません。
一方、いつも落ち着いて安定している人は、一緒にいても安心できますよね。
センスのある人は、健全な自尊心を抱いていることが多いので、感情的にならないという特徴があります。
少しのことでは動揺しませんし、表情や言葉使いがいつも穏やかです。
15.こだわりを持っている
センスの良い人は、自分なりのこだわりを持っています。
最初に考えたように、自分を知っているからこそ、自分というものがしっかりあるのです。
ですから身につけるもの、食べるもの、すること全てに理屈があります。
例えばファッションの場合、自分の体型のメリットもデメリットも把握しています。
なので、それらを強調したり、カバーしたりするためには、このシルエットやこのサイズでないとダメとこだわったり、生地や質感など、素材も、季節やTPOに合わせてこだわります。
また店員さんがどんなに勧めても、セールであっても、少しでも自分に合わないと思ったら、その服を購入することはないでしょう。
決して妥協しないのです。
16.自分に合うものを知っている
オシャレな人は、自分に似合う服を知っていると言われています。