ヤンキーな人というのは時代が移り変わろうがいなくなる気配はないようですね。
しかし、さすがに時代の変遷と共に、ヤンキーの姿や特徴も徐々に変化していっているようです。
では、現代のヤンキー、特にヤンキー女と呼ばれる人たち、どのような特徴があるのでしょうか?
普段は怖くて近寄れそうにない彼女たちの実態を見てみたいと思います。
ヤンキー女の15個の特徴
それではヤンキー女の特徴を紹介していきます。
ですが、その前にまずヤンキーとは何なか、俗に言うところの「不良グループ」というやつですね。
でも、今の時代に不良などと呼ぶ言い方、もう「死語」の部類に入っているかもしれません。
「不良」は昭和の頃を思い起こさせる何か懐かしい響きがありますね。
さて、ではヤンキーについての大まかな定義が分かったところで、ヤンキー女の特徴を紹介していく事にしましょう。
1.薄くて尖っている眉毛
昔のヤンキーたちの眉毛は薄いどころじゃなくて、完全に剃り込まれて見えなくなっていましたね。
今の時代のヤンキー女たちの「薄くて尖った眉」は、それに比べればかなりオシャレな意向を感じてしまいます。
時代のトレンドは「カワイイ」という言葉に支配されています。
ヤンキー女の皆さんも、外見上はツッパッテいてもポイントでカワイク見える部分をしっかり残している、と言えなくもないでしょうね。
2.男性との距離が近い
彼ら彼女たちはどういう訳か、いつも集団です。
そして結構、密着しています。
本当に皆、仲がいいんだな、と思えるくらいひっついています。
そしてなぜかあんまり男女の区別を意識していません。
気に入った者同士で遠慮なく集団しています。
写真に納まる時も決まって集合写真。
カメラのフレームに収まろうと思えば自然とひっついていくのも仕方ない事なのでしょう。
これも仲間思いというか、繋がっていたいというか、要するに皆、人恋しいのですよね。
心が純な証拠です。
心がまだ世間の垢にまみれていないのです。
だから熱い真夏でも距離が近いのでしょう。
ある意味、その純朴な気持ちはこの先ずっと持ってもらいたいと思います。
3.口調がケンカ腰
多くの一般の方が外見以外でヤンキー女に対して偏見を持つのがこの部分でしょう。
口調がケンカ腰だから性格も凶暴で、とても話し合えない、と思っているのかもしれませんね。
ところが私の住んでいる大阪の南部には岸和田や泉州、あるいは東部には河内と呼ばれるバリバリのヤンキー地域(?)があります。
昔「河内のオッサンの唄」というのが流行ったことがあるくらい、このあたりの口調はがらが悪くとっつきにくい話し方です。
だからとって皆が皆、柄の悪い人間ではありません。
むしろ実際はその反対、皆、人懐っこくまた情に厚く涙もろいのです。
口調というか方言は長い年月をかけてその地域に根付いた文化です。
それをどうのこうのと偏見的に見ようとするから大いなる誤解が生じるのです。
きっとヤンキー女たちも仲間の中に入っているうちに、自然とそういう話口調になってしまうのでしょう。
しかし、その輪の中から出て来たときはいたって普通です。
だから、人間をパッと見ただけの外見で判断してはいけないのですよ。
4.すぐに怒る
確かにヤンキー女に限らず、ヤンキーを自称するような人たちはちょっとした事でもすぐにカッとなって怒りやすい、というイメージはあるかもしれませんね。
しかし、人間には喜怒哀楽という4つの感情があります。
これらはバランスよく発揮されることによって心身のバランスを保っているとも言えます。
だから、最近の怒らない現代人はストレスをいつも抱えている、とも言えると思いますよ。
別にヤンキー女の人が怒ってもいいじゃないですか。
その方が変なわだかまりを腹に抱えずに済むというものです。
健康上は非常にいい事でしょう。
ただ、何時までも怒り続ける人生だったらちょっと問題ですね。
そのうち自身も結婚して子供が出来るかも分かりません。
そうなったら、女性ホルモンの影響で自然と心も女性らしくなります。
いわゆる「慈しみ」の気持ちが心に芽生えてきます。
それまでの元気なうちは、いっぱい怒り倒してもいいんじゃないでしょうか。
5.髪の色や、服が派手
ネットや雑誌などに登場するヤンキー女たちの服装や髪の色は確かに派手です。
極彩色か?と迷いそうな感覚を持ってしまうキンキラの服装、そして髪の色はほとんどが「金髪」。
口紅は赤くて顔一面、真っ白メイク。
そりゃあ、目立ちます。
しかし、これがヤンキー女と認められるための彼女たちの正式ないでたちなのでしょう。
ヤンキー集団の中に一人だけ黒髪で普通の格好をした少女がいたら、物凄く目立ちますからね。
葉っぱを隠すなら森の中、というくらい奇抜な服装も集団でいれば怖いモノなし、という発想です。
ハロウィンの季節になると、奇抜な恰好をしていても大勢の中に入ってしまえば違和感を感じなくなってしまうのと同じ事でしょう。
髪の色や服を派手にするのがヤンキーの正式フォームという事なのですね。
6.顔やルックスがきれい
そうです、ヤンキー娘たちは意外というか、やはりというか、顔やルックスが可愛くてきれいなのです。
芸能界デビューした新人タレントの隠れ経歴に「元ヤン」とこっそり書かれているネット媒体をよく見かけますが、なるほど、その噂も満更嘘じゃないな、と思わせるほど、ヤンキー女の中にはタレント性抜群の娘がたくさんいるのです。
ちょっと古いところでは、アイドルから女優に転身した小泉今日子さん。
最近の成功例は佐々木希さんや武井咲さんなど、皆、可愛さにかけては1,2を争うくらいの逸材です。
確かにヤンキー女の世界では、世間の相場以上のレベルを保持している可愛い女子がうじゃうじゃいるのかもしれません。
ただ、顔が可愛かったりスタイルが良かったりするのも彼女たちの努力の賜物です。
何もヤンキーになったから勝手に可愛くなったわけではないのですからね。
7.化粧が濃い
ヤンキー女たちの化粧は確かに濃いですね。
薄化粧でしっとり、といった感じはありません。
皆、濃厚なメークを施しています。
これは一種の自分達の存在感を知らしめるための行為なのかも分かりませんね。
例えば自然界では、発情期を迎えた雄たちは全身が見違えるくらいの極彩色や綺麗な飾り羽などで綺麗に目立つようにする種が多くあります。
これもたくさんいる恋の競争相手から、数少ないメスに少しでも気に入ってもらえるように努力する雄たちの涙ぐましい結果なのです。
例えがちょっと飛躍しましたが、ヤンキー女たちの意識にも同じような心理状態が存在するのではないでしょうか。
すなわち、自分の事を大切にしてくれるパートナーを探し当てたい、という乙女心です。
8.声が低い
ヤンキーたるもの、いくら女子だからといって甲高くて甘えた声で話していたのでは世間の笑いもの。
恰好は相手を威圧するだけの「外装」を施しているのに声が「子供声」だったら相手になめられてカッコがつかない。
という訳でもないでしょうが、ヤンキー女たちの声はある程度、低い声でしゃべってます。
ただ、よく聞いてみたら結構、声の抑揚を抑え気味に話していたりである程度、工夫はしているようですね。
あと、無理して喫煙をして声をわざと枯らしているかお酒の力を借りて喉をやっているか。
いずれにしても男性よりも声質の高い女性とはいえ、工夫次第で声のトーンは下げられます。
やはりドスの効いた渋い声の方がよりヤンキーに思ってもらえる、という事でしょうか。
9.アクセサリーや嗜好品が派手
ヤンキーたちが派手好みなのは髪の色や服装でも実証済みです。
当然ながら持ち物の派手に決めてきます。
アクセサリーや嗜好品はギンギラ仕様の派手な一品で固めています。
その方が統一感があってそれなりに様になっていますからね。
しかし、家に帰ったら、部屋の中はミッキーやドナルド、くまのプーさんのグッズがてんこ盛り、というギャップもあるかもしれません。
外見は派手ずくめで武装していますが心の中はやはり女の子。
かわいいキャラ集めはやめられないものです。
10.祭り事が好き
お祭りには大勢の人が集まります。
縁日のたくさんのお店。
金魚すくいやヨーヨー釣り。
リンゴ飴に香ばしい香りプンプンのイカ焼き。
まさにお祭りは普段はケンカばかりしているお隣さん同士でも妙に気が合って血がたぎり、心を躍らせるひと時なのです。
そしてヤンキー達は人の多いところを好みます。
お祭り事が開催されるとどこからやってくるのか、あっという間に何組かのグループが集まっていますね。
そういえばだんじりで有名な岸和田の街は町中がヤンキーか?と思えるほどお祭りの期間中は市民が燃えています。
子供の頃からそういった環境で育てば、自然とお祭り騒ぎになれば血がたぎるのも無理はありません。
ヤンキー女も男のヤンキーも、皆、お祭り大好きです。
お祭り好きに悪い人などいません。
皆、心と心を繋ぎ合っているからでしょうか?
11.目が恐い
これは目つきが悪いという事ではなく、コッテリ塗ったアイラインの影響でしょう。
そこに真っ赤な口紅を塗って顔は真っ白だったら、インパクトがありますよね。
そこに笑顔がないのですから、目が怖く見えてしまいます。
まあ、しかしこれも仕方ないでしょう。
ヤンキー女がカワイイ子系のメークをするわけにはいきません。
極力、ヤンキーは外見で相手を威嚇しなければならないのですから。
目が怖く見えてしまうのは、さすがヤンキー女!という事で納得しましょう。
12.察しが良い、勘が鋭い
ヤンキー女となっている方々、元々はきちんとした娘さんばかりです。
家庭環境などによってやむを得ず、あるいは自然的にヤンキーの道へ進んでしまいましたが、多感な年代でもあり、それまでの過程での様々ないきさつなども絡んで感受性がかなり発達しているとも思えます。
恐らく同年代の男性などは、遥かに凌駕していますし、同年代の普通の女性たちよりも五感の冴えは優れているのではないでしょうか?
それもこれも少女期からの親との確執が大きいと思われます。
甘えたかった時に親側の都合で(離婚や再婚、シングルマザー)、偏った親子関係が生じ、それによって自己を保護しようとする潜在意識が無意識に感受性を育んでいった可能性があります。
だから、素人の男子がヤンキー女に手を出そうとしても軽くあしらわれるだけです。
現時点では役者が違う、といったところでしょう。
ヤンキー女たちは勘の鋭さ、察しの良さはピカイチなのです。
13.目上の人への気遣いができる
意外に思われるかもしれませんが、彼女たちの心は結構、ピュアなのです。
外見は派手なメイクや服装で相手を威嚇していますが、それは弱い弱い、自分の心を見透かされないようにするための一種のカモフラージュ。
実際のヤンキー女たちのハートは物凄い「乙女」なのです。
ある意味、可愛くまとまっている女性の方がよっぽど腹黒でしたたかかも分かりません。
だから彼女たちは礼儀をきちんとわきまえられます。
目上の人に対する気遣いや配慮は見習うべきところがあるくらいきちんとできます。
どうですか?ヤンキー女たちへのイメージ、かなり変わってきませんか?
14.自分の芯を曲げない
最近の世相がそうだからなのか、自分の信念を持ち合わせていない人が増えてきているように思えます。
まあ、政治家も軸がぶれまくっている人間ばかりの時代ですから、ある意味仕方のない事なのかもしれませんね。
ところがヤンキー女たちときたら違います。
気持ちの持ちようが違います。
一度決めた事はそう簡単には答えを翻しません。
さすがこれが「ヤンキー魂」とでも呼べるものなのでしょうか。
いい事はいい、悪い事は悪い、がハッキリしているのがヤンキー女の世界なのです。
15.上下関係や考え方がしっかりしている
この特徴を持ってしてヤンキー女の真骨頂と言わなければなりませんね。
ヤンキーの世界は体育会系の如く、厳しいタテ社会です。
リーダーや先輩の存在は絶対です。
この信念の厳しさが上下関係の秩序を作り出しているのですね。
だから、ヤンキー女の人達は、世の中に出てもタテ社会の典型的な企業や会社にあってもいい仕事が出来るのです。
最近はこの辺りの考え方があやふやになり、先輩を先輩とも思わぬ緩い関係が横行している感じも致しますが、ヤンキー出身の彼女たちにとっては心配ご無用のルールだという事です。
ビジネスにおいて欠く事のできない「義理と人情」の発想。
それをヤンキー女の人たちがしっかり持っているのですから、重要な戦力となるのは疑いようがないでしょう。
ヤンキーも今と昔では違う!?
10年ひと昔といいます。
10年も経てば世相も変わり人の気持ちの上でも大きく価値観が違ってくるという事です。
この事はヤンキーの世界にも通用しそうですね。
では、今と昔のヤンキーの世界の違い、みていきましょう。
昔のヤンキー
やはり昔のヤンキーのイメージといえば硬派で義理・人情に厚く涙もろい、といったイメージが浮かび上がりますね。
そしてお祭り大好きで男子の髪型はチリチリパーマ、女子もパーマで口紅は黒か紫、といった感じです。
まあ、個人のイメージはそれぞれでしょう。
では昔のヤンキー像、見ていきましょう。
乗り物はやっぱり単車!
ヤンキーの乗り物といえば、やはり単車です。
しかし、俗に言う暴走族のイメージとはちょっと違ってきます。
現役バリバリの暴走族は250㏄以上のバイクを改造して乗り回していましたね。
ところが昔のヤンキーが乗ってたバイクは50㏄の原付です。
乗り方も凝ってます。
時速20キロくらいの緩いスピードで足を思いっきりガニマタにして乗ります。
見ていてどことなく愛嬌を感じてしまっていた昔のヤンキーの単車風景。
最近ではとんと見かけなくなりましたね。
喧嘩は相手が何人でもかかってこい
昔のヤンキーはとにかく正義感の塊です。
テレビドラマの学園もの、スポ魂もの、刑事ものドラマの影響で当時は強気をくじき弱気を助ける、という設定の王道でした。
映画のスクリーンでも健さんがバッタバッタと渡世を渡り歩き、悪をやっつける、という図式が罷り通っていましたからね。
ヤンキー達も当然ながらそのようなドラマや映画に大きく感化されました。
ヤンキーが昔から喧嘩っ早いのは今も変わらないかもしれませんが、当時の喧嘩はとにかくド派手。
相手は何人でもいい、かかってこんかい!という調子で暴れまくります。
そして家に帰ったら、怖い母ちゃんにこっぴどく叱られる、とまあ、こういった展開だったでしょうか。
昭和のヤンキー、とにかく喧嘩は人数でしたねえ。
やっていいこと悪いことの区別がつく
昔のヤンキーはいい事と悪い事の区別はキッチリとつけていました。
だから本当に悪さをやっていたのはチンピラまがいの不良グループ。
純粋たるヤンキーとは区別して見なければなりません。
当時からヤンキーというのは怖そうな恰好をして周囲の人に一目置かれたい、というのがそもそもの狙い。
決して悪い事や犯罪に手を染めるような事はしていないのです。
そういえば、ヤンキー達のあの奇抜な恰好は「近寄ってくるな」という合図にもなっているわけです。
何の関わりもない人達に絡む、という事を避けるために手段であった、ともいえるのでしょうね。
意外と学歴がある
昔のヤンキー達は、意外と高学歴です。
これには当時と今の経済的状況がモノを言ってくるかもしれません。
つまり当時においてはどの家庭も1億総中流家庭という図柄が定着していました。
子供の1人や2人くらい、何とかして大学までやることは不可能ではなかったのです。
勿論、高卒の学歴はほとんどの者が獲得しています。
今の時代のような「貧困」という問題は当時には存在していませんでした。
学費さえ親の方で工面すれば何とかして高校くらいは卒業できる時代だったのです。
だから昔のヤンキー達の学歴は決して侮ることはできないのですよ。
今のヤンキー
さてそれでは今の時代のヤンキー達を見ていきましょう。
ネット社会となった現代のヤンキー像というのはどういうものなのでしょう。
原付を飾って走る
今の時代のヤンキー達の乗り物もやはり単車です。
それも定番の原付車であることも昔とはあまり変わっていません。
しかし、昔と大きく変わってきたのは原付への「デコレーション」、即ち飾り付けが激しくなってきた、という事でしょう。
とにかくキラキラ志向です。
走るイルミネーションとでもいうべき煌びやかさです。
まあ、それが今の時代のトレンドなのなら仕方ないでしょう。
ただ、くれぐれも転倒だけは避けましょうね。
せっかくお金をかけて飾り付けたライトやイルミネーションが台無しになりますからね。
群れて相手を威嚇
今のヤンキー達を表現するのに相応しい特徴です。
彼らは単独で威嚇することをしません。
必ず集団行動です。
深夜のコンビニの前にたくさんのヤンキー達がたむろされると、怖くてお店に買い物にも入れません。
今のヤンキー達は服装や髪形も昔のように派手ではありません。
いたって今風の格好です。
でも、目つきは悪い。
そんな連中に集団で威嚇されたらたまりません。
キレやすさは昔とは比べものにならないくらい、今はひどいですからね。
やっていいことも悪いこともする
今のヤンキー達の最も困る点は、やっていい事と悪い事の見境がなくなってきていることです。
ここに今の若者が「キレやすい」という問題点が含まれてきます。
昔のヤンキー達は、まだどこか幼くて遠慮気味なところもありました。
また、当時の大人達はまだまだ強く、多少の喧嘩なら十分渡り合ってきました。
ところが今の時代は多くの法律の規制により社会全体が閉塞的になってきています。
社会人たる人にとっては、ごたごたで会社に通報でもされてしまったら解雇されてしまう可能性もあります。
そこを今のヤンキー達は付けこんでくる場合もあるのです。
あまり学歴はない
今のヤンキー達は昔ほどの学歴がありません。
これにはやはり「貧困」の問題が色濃く根付いています。
家庭環境の様々な事情により義務教育終了後、高等学校に進む事が困難な家庭が増えている事が今のヤンキー事情を物語るでしょう。
勿論、彼らは行けるならば行きたい、と思ってくれていると信じたいのですが。
奨学金という手段もあります。
高校を出たら大卒の人よりも4年早く社会に出て働けば年金に関しても4年分、多く積み立てられるメリットもあります。
就職にはやはり中卒の肩書よりも高卒の肩書の方が年収面で有利になります。
親の責任もありますが本人も何とか自覚して、せめて高校だけは卒業できるよう頑張ってもらいたいものです。
ヤンキー女が大人になったら?
さて、ヤンキー女が歳月を経て大人の女性になった時、果たしてどのような大人の女性になっているのでしょうか?
若い時のままの攻撃性たっぷりの戦闘的な女性になるのでしょうか?
それとも貴重な体験を踏まえた一味も二味も違う、いかした女性になるのでしょうか?
ちょっと検証してみましょうね。
面倒見が良くなる!?
ヤンキー女たちが大人の女性に成長した時は「面倒見の良い」女性になっている事でしょう。
彼女たちは元々が根っからの不良ではありません。
また犯罪に手を染めたわけでもありません。
ただ、青春の一時期に派手な格好をして周りの人をびっくりさせただけです。
この時の気持ちはこの時でないと発揮されないものなのです。
一種の憂さ晴らしとでも言いましょうか。
だから彼女たちがそこから歳月を経て大人の女性の年齢に達した時は、自分にかなりな自信を持っているはずです。
母性本能に目覚め、本来の性質に落ち着いている事でしょう。
そう、周囲の人に笑顔を振り向けることが出来る面倒見のいい素敵な女性に。
膿はヤンキー時代にすっかり流し終わっています。
蛹から浮かした見事な蝶、というところでしょうね。
優しく、強い女性になる!?
ヤンキー女が成長して大人の女性になった時は、心身共に優しく、且つ、強い女性に生まれ変わっている事でしょう。
ヤンキー時代にさんざん、ヤンチャもやってきました。
戦国時代風でいえば「傾奇者(かぶきもの)」を地でいった行動を取ってきたわけです。
もう怖いものはないでしょう。
人は自身を最低限のレベルにまで落とし込ませたら、失うものは何もありません。
これからは得るものばかりです。
折り合いよく女性ホルモンの働きがあなたを慈悲深く母性本能に溢れた女性に生まれ変わらせてくれます。
あなたは赴くままに自分磨きを思いっきりやればいいだけなのです。
周囲の男性から見たら、貴女の魅力度が他の女性と違う、という事を認識するのにそう時間はかからないでしょうね。
子どもは人間性豊かになる!?
ヤンキー女が大人の女性になった時は、自らの過去の人生を教訓にして子供の躾を含んだ子育てを理想的に行えるでしょう。
元々、ヤンキー女だった人達は、人間嫌いではありません。
むしろ、人恋しさは周囲の誰よりも顕著です。
要するに人の情愛、慈愛、優しさに飢えた存在だったのです。
なので、同じような思いを子供にさせたくはないと考えます。
母親の愛情をたっぷり包み込んで子育てしていくでしょう。
しかし、彼女たちは物事の善悪もきちんとわきまえた存在。
子供をただ猫かわいがりするだけの育て方はしません。
良い事は良い、悪い事は悪い、と毅然とした態度で子供に接します。
よって子供は情緒たっぷりで人間的にも豊かな感性を持って育まれていくのです。
強く太い幹のような子供に育て上げてくれる事でしょうね。
まとめ
いかがだったでしょうか?
ヤンキー女の特徴を15個のポイントに分けてご紹介して参りました。
芸能界で活躍しているタレントさんたちの中に元ヤンキーさんという方が意外と多くいることに、ある意味、ホッと胸をなでおろす気分でもあります。
つい最近結婚を公表した「佐々木希」さんもネット上では元ヤン時代の写真が溢れていますね。
でも彼女の大活躍を見ていたらそんな肩書もどこ吹く風、という感じですね。
今後もヤンキー女さんたちの人間的成長を心から祈っております。