世の中には、たくさんの反対語があります。
私たちは普段何気なく言葉を口にしていますが、一つひとつの単語には、大抵その単語の反対語となる単語が存在しています。
「熱い」の反対語は「冷たい」など、ごく当たり前に知られている反対語から、ちょっとマニアックな反対語までたくさんありますが、あなたはいくつ反対語を知っていますか?一般的な反対語から、最近SNSで話題になっている可笑しな反対語まで、さまざまな反対語をご紹介していきます!
️10の反対語、いくつ言えるかな?
例えば今直ぐに、「反対語を10個挙げて下さい」と言われたら、あなたは直ぐに10個挙げることが出来ますか?「暑い」「寒い」や「高い」「低い」といった、日頃からよく使う反対語を思い浮かべる人は多いと思います。
また、国語や漢字が得意な人では、「悪意」「善意」や「偉人」「凡人」など、単語での反対語を瞬時に思い浮かべることが出来る人もいることでしょう。
大抵の人は自分の身近にあって、よく用いる反対語を思い浮かべますが、いざ「今直ぐに10個挙げて」と言われたら、慌ててしまって咄嗟に思い付かなくなってしまう人もいますよね。
それはテレビのクイズ番組などでもよく目にする光景だと思います。
これから、普段よく使っている人と、使う機会の少ない人とに分かれる反対語や、当たり前に知っているけれども、その単語の意味を詳しく説明してと言われたらちょっと考え込んでしまうような反対語を以下にご紹介していきます。
普段は当たり前に使っている反対語の意味について、改めてしっかりと確認していきましょう。
利益の反対語は?
利益という言葉を聞くと、自分にとっての儲けや得になることを想像する人も多いと思います。
凡そその想像通りの意味であって、詳しくは「事業などをして得る儲けや利潤」また「得になることや益になること」を意味する言葉です。
お金に関わることで頻繁に用いられる言葉でもありますので、経営者や投資家、または経済に関わる仕事をしている人にとっては、ごく当たり前に口にしている言葉でもあるでしょう。
反面、普段それらとはあまり関わりのない生活を送っている人にとっては、そこまで口にする機会がないため、「利益が~」と人が話しているのを耳にすると、何だか堅苦しく、小難しい印象に思えてしまうかもしれませんね。
また、利益という言葉は元々仏教用語でもあります。
仏教としての読み方は「利益(りやく)」で、「ためになること」や「益を受けること」「功徳」を意味します。
よく神社やお寺で「ご利益」という言葉を用いますが、これは仏教用語から来ている言葉なのです。
損失
利益という言葉の反対語が「損失」です。
損失とは、「財産や利益などを損ない失うこと」を意味します。
また、別の使い方としては電力や動力などのエネルギーが有効に利用されず、不要な熱などの形で失われることに対してこの損失という言葉を用いることもありますが、先に挙げた利益の反対語の場合には、前者の意味が最適でしょう。
利益という言葉が経済に関する意味として用いられることが多いため、自然と損失という言葉もまた経済に関する場面で用いられることが多いです。
毎日目にするニュースの中でも、「〇〇社が一億円の損失を出しました」などと金額と合わせて使われることが多いです。
損失という言葉もやや堅苦しく感じられる言葉ですので、専門的な会話以外では、日常的な話題にされることはそこまで多くはないでしょう。
時間の反対語は?
私たちは普段、ごく当たり前に「時間」という言葉を口に出しています。
「1時間」や「3時間」また「時間が経つのが早い」など、時間という単語を用いた言葉はそれこそかなりの数で存在しているでしょう。
毎日の生活の中で、時間という言葉の意味を改めて考えている人など、ほとんどいないのかもしれません。
この機会に、私たちが日々当たり前に口にしている時間という言葉の意味について、再確認しておきましょう。
時間という言葉を辞書で引くと、いくつかの意味が出てきます。
「ある時刻と他の時刻との間の長さ」や、「時の長さを数える単位」また「時の流れの中のある一点。時刻」などの意味があります。
他の意味としては、「現象が経過していく前後関係を明示するための変数」や、哲学上では「空間と共にあらゆる事象の最も基底的、普遍的な存在形式」とも言われています。
さまざまな意味がありますが、これらをまとめると、私たちが「1時間」や「2時間」といった、時の経過を表す際には時間は「時の長さを表す単位」となります。
またそれ以外では「現象の経過を示すための表現方法」だったり、「時の流れの中のある一点(例えば静かな時間、など)」を意味する言葉だったりします。
時間とは、一つの単語でそれだけたくさんの意味合いを持っているのです。
そしてまた、時間という言葉には、ある一定の「ここからここまで」という区切りが存在していることが多いです。
例えば「〇時までに仕事を終わらせる」など、その人によって一定の区切りを付けるための目処として用いられることも多いのです。
そのため「時間はたくさんある」という言葉を使うことはあっても、「時間は無限にある」と使うことはあまりありません。