「適宜」という言葉を使う機会はございますか?
なかなか日常生活で見られない漢字ではないでしょうか。
もしかして読めない方もいらっしゃるかもしれません。
今回は難しい言葉である「適宜」についての説明をしていきますので、参考にしてみてください。
️適宜って?
まず、適宜の読み方と意味を見ていきましょう。
適切な読み方は”てきぎ”
パッと見て、恥ずかしながら私も読めなかったのですが…「てきぎ」と読みます。
あまり聞いたことがない言葉ですよね。
類語のほうが普段使うことも多いかと思われます。
適宜の意味
敵宜の意味と漢字が表していることを紹介します。
その場に合わせて適切に行うこと
その場に合っていること。
ちょうど適していること。
またそのさまや適当を示します。
「適宜な処置を行います」などです。
各々が良いと思うように動くこと
個々の状況に合わせて行動すること。
副詞的にも用いることもあります。
「各自で解散して下さい」などです。
“適”=かなう
適宜の適は、かなうという意味です。
また、ある所を目指して行くや頼る。
ぴったり当てはまるさまをさします。
“宜”=よろしい
適宜の宜は、よろしいという意味です。
その場にあてはまって都合がよろしい。
ほどよいさまをさします。
この二つを合わせると「よろしくて目的にかなう」という意味合いになります。
とても曖昧な言葉ではありますが、時系列などで具体的に指示できない場合に使われることが多く、言われた側は場合によっては困ってしまうこともあります。
可能な限り具体的な指示があると助かりますね!
判断能力が必要になる
適宜の意味は「その場にあっている、状況にあった行動」のことです。
すなわち、「各自が状況に応じて良いと思った判断で行動する」ということでしょう。
本人の判断能力や決断力を底力を試される言葉でもあります。
️適宜の類語
適宜の類語もいくつかありますので、意味と例文をふまえてみていきましょう。
適切
適切とは、状況や目的などにぴったりと当てはまること。