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芳しくないとはどういう意味?難しい言葉の使い方を解説します!


みなさんは「芳しくない」という言葉は知っていますか?

おそらく、普段から使い慣れてない言葉でしょう。

わたしも普段あまり使わない言葉でありますが、目上の人がおっしゃってるのを聞いて、疑問に思い調べたことがあります。

今回はそんな「芳しくない」の読み方から、意味から反対語や類義語まで、「芳しくない」の使い方などを、くわしく紹介していきたいと思います。

この記事の目次

️”芳しくない”についてまなぼう!

芳しくないという言葉を初めて聞いたときは、方言かな?と思ったなんて、よく言われます。

ですが、方言などではなく、れっきとした日本語であります。

では早速、「芳しくない」の反対語の「芳しい」の意味について、いっしょに学んでいきましょう。

️芳しくないの読み方


芳しくないの読み方がいくつかありますので、紹介していきます。

かぐわしくない

代表的な読み方としては「かぐわしくない」と読みます。

元々ある「かぐわしい」に否定の「ない」をつけて「かぐわしくない」となります。

こうばしくない

「こうばしい」に否定の「ない」をつけて、「こうばしくない」と読みます。

かんばしくない

「かんばしい」も同じ字が当てられ、それに否定の「ない」をつけることで「かんばしくない」と読みます。

元々かぐわしいから派生した

派生前の「かぐわしい」の否定語です。

芳しいには2つ意味があり、
ひとつめは「よいにおいがする。

香りがよい」
ふたつめは「好ましい。

すばらしい」
の意味があります。

用途によって使う場面は変わりますが、否定で使う物としてはふたつめの意味を使う場合が多いです。

したがって、「芳しくない」では「好ましくない」などの意味がよく使われます。

どれも良い香りという意味だが、意味が少し変わる


芳しいも香ばしいも、どれも簡単に言えば良い香りや素晴らしいという意味ですが、文脈により使い方や意味が少し変わります。

例えば、「芳しい汗の匂い」などのように、脳裏に焼きつくような匂いという表現の仕方はどうでしょう。

これが良い匂いなのかどうかは、その時の状況によりけりでしょう。

スポーツで良い汗をかいて芳しいのと、お風呂に入ってなくて芳しいのでは意味が変わってきます。

それをふまえて…芳しいのそれぞれの意味を次に説明していきますね!

️芳しいのそれぞれの意味

『芳しい=香しい=馨しい』というように、すべての読みかたが、「かぐわしい」や「かんばしい」や「こうばしい」と読みます。

同じ読み方でも、意味はそれぞれで違いますので、紹介していきます。

かぐわしい

その「かぐわしい」は「香+くわしい(細やかで美しい)」からできた言葉とされています。

素晴らしく美しい香り

自然のお花の香りやアロマなどの目を閉じて深呼吸したくなるような素晴らしく美しい香りを芳しいといいます。