リンクする
「リンク」とは「つなぐ」「結びつける」「関連付ける」という意味があります。
特にネット用語として使われるケースが多いですが、これは今見ているページから他のページに移動するシステムのことです。
例えばAというページにBというお店や情報などのURLを記載して、そこをクリックするとBのホームページなどにジャンプできるようになっていることを「AのページがBをリンクする」と言います。
ちなみにBは「リンクをもらう」となります。
そもそも独立した存在であったAとBがネット上で繋がるという意味として捉えることができますね。
繋がるの使い方
意味も類語も沢山ある「繋がる」ですが、実際にはどのように使うか文章で見ていきましょう。
線路と線路が繋がる
「繋がる」という言葉の意味としては一番単純明快な使われ方がこちらです。
例えば「東急東横線が相鉄線に繋がる」というように、目に見える2つの線路が繋がることです。
他にも「道が繋がる」「島が橋でつながる」など、離れているものを結んでひと続きにするという意味で使われています。
彼と彼女の繋がりは深い
人間同士の関係で使われる「繋がり」は「出会い」や「縁」を意味しています。
こちらの文章のように男女の繋がりはもちろん、学生時代の友人や仕事を通して出会う人全てが「繋がり」です。
このような現実社会での「繋がり」もそうですが、最近はSNS上での出会いも「繋がり」となります。
しかし顔も名前も知らない人と「繋がる」のに抵抗がある人も多く、リアルな「繋がり」だけを求めている人が多いのも事実です。
その道を辿っていくと丘に繋がった
こちらも結ばれているという意味を含んでいる「繋がる」ですが、厳密に言えば「継続」の意味が含まれています。
つまり「その道」はずっと継続していて、その先に「丘」があるということです。
「この道は海に繋がっている」「国道につながる道」など、地理的な表現に良く用いられる使い方です。
この話は事故の原因に繋がる
こちらは因果的な関係がある場合に使われる「繋がる」です。
直接的な「原因」ではなく、そこに至るまでの過程を表す表現方法で、特に「事故」「事件」などにはよく使われます。
良い意味では「成功に繋がる」という表現もあり、成功した要因は何かについて言及する際に使われます。
その子と私は血が繋がっている
血縁関係にあることを表す「血が繋がる」ですが、このように自分と似ている様子を「血が繋がっている」という言葉で表すことができます。
反対に血縁関係にあっても全く似ていない場合は「血が繋がっているとは思えない」と表現されます。
また同じような意味で「血」が使われている言葉に「血を引く」があり、似ている様子は「間違いなく私の血を引いている」と表現されます。
他にも血縁関係で「血」が使われている言葉は沢山あり「血を分けた」「血は争えない」などもよく使われていますね。
繋がるという言葉を正しく使おう
皆さんが普段何気なく使っている「繋がる」という言葉にはこんなにたくさんの意味があるのをご存知でしたでしょうか?
特に最近はネット上で人と人が「繋がる」時代なので、身近な言葉だと感じる人も多いでしょう。
どうせ使うなら正しい意味を知って適材適所で使うことができるとスマートなので、是非今回ご紹介した「繋がる」についての情報を参考にしてみて下さいね。