怪文書の内容にはいつも幾つかの特徴があります。
どんな特徴なのか・・・知れば知るほど不思議で魅力的な世界と気が付き、あなたもこの世界に引き込まれてしまうかもしれません。
1. 手書きの場合おかしな書体が多い
怪文書なんだから、パソコンを使って文書を書くのが当たり前と思うと思います。
手書きで書いたら誰が書いたのか、今時の技術を使えば、あっという間に特定されてしまいそうですよね。
でも、怪文書はなぜか手書き、しかもおかしな書体で書かれていることが多いんです。
それもスリルなのか、相手に恐怖を味合わせたいのか、とにかく書かれた方はおかしな書体に震え上がる人が多いそうですよ。
2. 新聞や雑誌の文字を切り貼したものも多い
手書きの怪文書とか、怪文書の書き方はどんな風におかしな文書が多いものなのかというと、新聞や雑誌の文字を切り貼したものを使う人もとても多いそうです。
昔、ケビンコスナーと、今はもうこの世からいなくなってしまいましたが、ホイットニーヒューストンが共演した映画「ボディーガード」では、変出者が新聞や雑誌の文字を切り貼したものを使って手紙を出していたシーンがありました。
変出者は自分のつばで切り抜いた文字を貼り合わせて行き、なんとも気持ちの悪い文書「あなたは全部もっているけど、私には何もない」という、脅迫文的な内容を送り付けるのです。
3. 特定の個人や組織を誹謗中傷している
怪文書のそもそもの目的は、 特定の個人や組織を誹謗中傷することです。
直接言いたいけれど、それだともみ消されるだけで意味がないとか、仕返しがえげつないから自分の名前は明かせないなどの理由があるのです。
4. 犯罪の目的が書かれていることも
怪文書の中には、洒落にできない、人の生死や犯罪に関する内容が書かれていることもあります。
これは、個人的には、真実であって欲しい内容の一つです。
警察からは「これ以上深入りすると狙われるかもしれないから・・・」と言われ警察は動いてくれない、周りは信用できない人ばかり、でも家族は自殺して何かが起きている、こんな状況の場合は、怪文書を作成するしか手がないのかもしれません。
また、別のシーンでは、本当は冤罪で真犯人は別にいるのに、警察も司法もそれを見抜けずに、誰かが罪をかぶらされているとか、
女性が性的被害に合っているというのに、会社も、弁護士も、ぐるになって揉み消しにかっかったとか、
こんな話、ドラマとか映画だけの話でしょ?と思うかもしれませんが、本当にある話なんです。
5. 秘密のミッションに関連した内容も
怪文書は通常表、世間には出てこない、シークレットエージェンシーとか、秘密のミッションに関連した内容の場合もあります。
国家や大企業を暴露するような内容が怪文書によって暴露されると、国民は一時大騒ぎになって、その内容の凄さよりも「大事件が本当に起きた!!」ことに大騒ぎ、でも結局いつしか気が付くと、ほぼ全ての暴露話が揉み消されるというつまらない展開になっていくのです。
6. 犯人やターゲットをほのめかす内容も
そんな暴露話の中では、犯人やターゲットをほのめかすような、聞いている内に心臓がバクバクしてしまうような内容のものも存在しています。
良く映画などで、これはノンフィクションと記載される映画です。
想像によって架空の筋や事柄をつくったものではないという内容のものがそれにあたります。
どういう場面で見られる?
例えば、ローマ大司教という、性とは真逆のイメージの人物が、実は性犯罪者で、若くて身寄りのない男女を信じ込ませて、自分の目の前で性行為をさせる性癖があったとか。
怪文書の恐ろしさは、身近なところの問題を指摘しているという内容のものがもっとリアルで、怖い時もあります。
例えば、ある人が飼い猫が生んだ子猫を数匹段ボールに入れて捨ててしまった時のことでした。
捨てた場所の近くに住んでいたある老人は、ある人が子猫を捨てた場面を目撃し、その後、カラスが子猫全員を食べてしまって死んでいる場面も目撃してしまいます。